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【子ども塾レポート12/12】「柏 花団子来る」

今週は、5年生3人、3年生2人、2年生2人の合計7人が来てくれました。

3年生2人は1ヶ月振り、その他は常連さん。

今日は、合格率100%のカリスマ家庭教師にして「柏 花団子」の亭号を持つ落語家でもある香川花子さんが子ども塾の見学に来てくださいました。

子ども塾は、殆ど決まりがありません。

来たい時に来て帰りたい時に帰る。途中で抜けてOK。

抜けてまた来てもOK。

常連になると「今日はおにぎりが余りそうだな。」と予想すると、「ちょっと出て来るわ。」と言って出て行き、「おにぎりジャンケン」の始まるのを見計らって帰って来る子もいます。

それもモチロンOK!

って言うか、それってムッチャ、知恵と勇気と柔軟さが必要で、それをする子はモチロン、それを見る子も、そんな手があるのかと啓蒙になるんじゃないかと思っています。

勉強もしてもしなくても良いし、何かをする時も、

「〇〇するけどやりたい人」と募ってやりたい子だけでやります。

やる!やらない!って決めて言うのがメッチャ大事だと思っているので。

でも、そんな塾なので、見学に来てくださっても特にお見せするものがありません。

「私を含めて、みんな自由にやってますので、自由にしてくださいね。」

としか言いようがありません。

「ずっと見てくださってもいいし、話しかけてくださってもいいし、話しかけなくてもいいし、一緒に何かしようと呼び掛けてくださってもいいです。但し、呼び掛けに応える子がいなくても気にしないでくださいね。」みたいな感じになります。

私は何をしているのかと言えば、自分の仕事をしています。

子どもが「先生」と呼んで、「PCが動かない」とか「Youtubeやりたい」とか「問題がわからない」とか「水をこぼした」と言って来たら、その時だけ、そのことを解決するようにしています。

それも、「それは、あきなちゃんが詳しいから教えて貰って。」とか「つとむくん頼む!」とか「さっちゃん教えてあげて。」とか出来るだけ誰かに頼むようにしています。

今日は仕事で失敗をしたことが、子ども塾の最中に分かりました。

私がすべき連絡が出来ていなくてトラブルになりかけていました。

「ヤバい!」と私は言って、慌てて各所に連絡を取り始めました。

ちょうどその時、さっちゃんが「すごろくやろう!」と私に声を掛けてくれました。

「ごめん!仕事あるんで、ちょっとできへんわ。・・・花子さんすごろくされませんか?」

と私が言うと、花子さんは快く「すごろくやろうか。」と子ども達に言ってくれて、さっちやん、もえちゃんの2年女子仲良しコンビとすごろくを始めてくれました。

サスガはカリスマ家庭教師、すぐ子ども達に馴染んで、ずっと前からの仲良しトリオのようです。

花子さんが帰った後、「すごろく楽しかった?よかったな花子さん入ってくれて。」と私が言うと、

二人は頷いて「仕事大丈夫だった?」と逆に訊きます。

「うん。大丈夫。」と私が応えると、

「先生失敗多いな。」とズバリ言われました。

こんな子ども塾ですが、子ども達にいろいろやってあげようという話も時々あって、12月26日(木)は書道を教えてくださることになりました。

これも「やりたい人!」と皆に訊いたら、3人が「やりたい!」と手が挙がりました。

初めての書道さてどうなりますか。

初めてのことはトラブルがつきものですが、トラブルは無くすより楽しむ方が簡単そうなので、今回もこれで行きます。

但し、子ども塾を飾る書家秀蓮さんの見事な書は墨がつくと、即子ども塾閉鎖もアリそうなので、これだけは忘れずに退避させることにしますね。

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