もめる元
野洲のおっさん「子ども塾」レポート 3/14(木)
「もめる元」
今週は、4年生8人、1年生3人の合計11人が来てくれました。
だいたい4つのグループに分かれます。
①4時前に来る4年生3人。
②4時半に来る4年生2人。
③5時前に来る1年生3人。
④6時前に来る4年生3人。
因みに「子ども塾」の開校時間は4時30分~6時です。
4時前の3人は、「先生!お菓子食べていい?」と叫びながら、脱兎の如く駆け込んで来ます。
「4時になったら食べていいよ。」「もういいやん。」「4時まで待って。」
このやり取りを10分くらいの間に4、5回繰り返して、4時ジャストにお菓子の盆に突進します。
「4時半から来る子のことも考えてや。」に「はーい!」と元気に返事してくれるものの、食べるペースは落ちません。
4時半に来る2人は静かに現れて、かなり減ったお菓子にも表情を変えず、好きなものを何種類か持って行ってパソコンをしながら黙々と食べます。
5時前に来る1年生3人はムッチャ仲良し。
一番最初に来た子は教室内を見渡して「〇〇くんは?〇〇ちゃんは?」と必ず訊きます。
「まだ来てないよ。その内来るやろ。」と私。
それで、一人が来ると、「〇〇くーん!」と走って行って抱き着きます。
毎回幼い頃生き別れになった兄弟が奇跡の再会を果たしたかのような熱烈な抱擁。
さっきまで同じ学校の同じクラスで一緒だったのに。
6時前に来る女子3人は、まずおにぎりを確保、その後残ったお菓子をしっかり残さず食べて、ほんの10分くらい居て、来た時に同じように一陣の風のように去って行きます。
どの子も個性的!
子どもってオモシロイ!
一番早く来て、一番たくさんお菓子を食べ、一番PC周りにゴミを残して帰る子から、
「先生、このお菓子はあかん。数が少ない。もめる元や。」とアドバイスを貰いました。
既に大物の匂いがします。