実は仕組まれていた?シャラポワのドーピング問題
こんにちは、サカモトです。今回は、シャラポワ選手のドーピング問題。
ドーピング検査で禁止薬物の陽性反応が出たシャラポワ選手。持病の心臓のため服薬していた薬に今回陽性反応が出た薬物の成分が含まれており、それを知らなかったと釈明会見を開いたシャラポワ選手。
しかし、WADA(世界アンチ・ドーピング機関)は薬物禁止の警告を5回も受けていたにも関わらず、知らなかったのはありえないのでは?という批判も。本当のところはどうなんでしょう?
それに対し、苫米地博士は以下のように述べています。(2016年3月10日 バラいろダンディより)
「まずこの5回というのは、イギリスでパッと流されたニュースですけど、これもまあ、印象操作ありますよね。
5回のうち3回は国際テニス連盟で、いわゆる、WADAっていうドーピングの反ドーピングの連盟からこういうリストが来ますってリストが各色んなスポーツの連盟から、選手達に送られるんで。
それが、その3回の国際連盟であって、あと女子連盟の方で2回あった
ということなんで。個別にあったというわけでは無いんで、そこは印象操作だと思ってください。個別といえば、個別ですけどメールで送られてくるんで。
あの、『ドーピング検査を国際政治の道具にするのは、僕はスポーツの価値を貶める』と思っているんですけども。
これ、ちょうど、ロシア政府の広報官がこうやってスポーツの価値を下げるんで国際政治に使うなっていうコメントを出したばっかりなんで、私がロシア政府に言われて言ったか、もしくはこれCNNですごく流れているんで、それで言っているんだろと思われても困るんで、
このフリップは昨日内容を送ったんで、別にロシア政府に言われたわけでは無いですよってことを、先に知っておいていただかないと。
あの、ヒットマン来られても困るんで。。。
と、いうことで、まずこの正確に分かって欲しいんですけど、時系列で。
この、ちょっとドイツで流れたっていうのを新聞で読んだかも知れませんけど、3月6日にドイツのテレビ番組ですよね。
これまあドイツ語での放送ですけど。そこで、ロシアのWADA支部、WAってのはまさにWorld Anti-Doping Agencyでドーピングのための、ある独立機関でIOCからも独立しているんですけど、そこのロシア支部がどうも腐敗してて、ドーピングの抜き打ち検査を先に教えてるみたいなのが、番組が流れたんですよ。
それが、3月6日の夜です。ドイツ語の番組です。
で、その時、偶然ですけど、ロサンゼルスで、まあ偶然かどうかは別として。シャラポワが明日重要記者会見をしますって流れたんですよ。
で、次の日3月7日の朝ですよ、これホームページ上WADAってのはモントリオールにあって英語圏、フランス語圏ですよ。そこで、ちゃんとWebデザインされた長文のこの番組に対するコメントが流されているんですよ。
「我々は、困惑している」って。で、我々、業界から勘ぐると、『それって、仕込み?出来レース?』って思ってしまう。
だって、全然違うドイツでドイツ語で流されたものに対して、国際的な組織は色んな話し合いをして初めて、表に出すことが出来る。
それなのに、次の日の朝には何と(ドイツとは関係ない)英語圏で英語で、それもモントリオールでホームページにこれについてわーっと長い文書が出ているんですよ。
で、同日にロサンゼルスでシャラポワが実は、1月でドーピング陽性でしたっていうのは『不思議』じゃないですか?
これ、ごく普通に考えると、単純ですよね。『これ、仕込みでしょ』
要するに、ドーピングやってたかどうかは話は別ですよ。実際に、WADAがドーピング検査の執行を実はやってますよってのを言うためにまず、『スケープゴートにシャラポワ選手はされたんだろう』と、いう風にまず一つは思いますよね。
それともう一つあって、『シャラポワを含むロシア選手に対する攻撃。』
実際に、対露経済制裁が始まってからロシアのドーピングに対してものすごい締め付けが激しくなっているんですよ。
今回も、170億円シャラポワ選手は失っているんですが、ポルシェとか、そういうところの、スポンサーを失って。そういうのも、関係あるんで。
その、背景に『対ロシアへの国際政治が思いっきり垣間見られる。』
それで、ロシア政府のコメントになったわけですけどね、今日たまたま出ている。という風に、思ってください。
で、そして、簡単にいうと(シャラポワは)狙い撃ちされたんではないかという。いくつかの根拠を見てみると、まず、今年の1月からの禁止のリストが、去年9月にホームページに出たんですよ。
で、それが禁止リストに出てそれを全選手にメールで送られる。これが、もちろん選手に直接送られるんではなく、各連盟経由で送られる。それが、5回送られているんですけど。
こういう、リストです。プロヒビデットっていう。で、この中に見ると、ページのここにメルドニンって書いてあります。
で、確かにそうですよね、で、メルドニンって書いてありますけど
これだけじゃあ普通分からないんじゃあないですか?
例えば、このリストの中には『コルゲンコーワ顆粒に入っている成分が
入ってます。』というのと同じで、彼女は心臓が弱いんで心臓の病気と
いうことで処方されていたんで。
その薬効成分だけ入っているリストだけがどさっと、送られてきて、
そして、メールで送られてきて、これ5回送られてきても『見逃すのは
普通』だと思いますけどね。
で、さらに昨年9月以前からシャラポワの常用薬として知られていたんで、それに対して、メールを送っているっていうのはちょっと…と私は思いますけど。
『わざわざ捕まえたかった』んじゃないかと思うんですよね。
で、実際にナイキ、タグホイヤー、ポルシェなど、合計で170億円くらいの損失が彼女だけで出ています。スポンサー料で。
で、かなり政治的な力になってて、いきなりやってくるんですよ。
例えば、アンディ・マーリー、伊達公子は深夜、早朝にいきなり検察官が自宅に入ってきたと言っていますしセリーナ・ウィリアムズは、早朝に自宅敷地内にいきなり男性が入ってきて検査って。それで、警察呼んだりしているんで。
かなり、恣意的にやっている。じゃあ、何でかっていうと、これ分析してみると、
元々、旧ソ連時代の兵士用の薬物っていうのがあるんですよ。実は、今回のメルドニウムも旧兵士用の薬物で。
その時は、アフガニスタンの高地に行って空気が薄いところで、重い物
持って2,30キロ走るんで。そのための薬物として作られたのが、実は心臓欠陥に良いって言うことで、承認薬にロシア圏でなったんですけども。
そういった意味で、そういったもので『元々対ロシアは狙われている。』
それと、今回は対ロシア経済が必ずワンセットに入っているんで。
そういうことで、ドーピング検査が政治的な目的を持つほど権力をもっている本末顛倒であって。それも、女性の自宅に深夜いきなり入ってくる。
明らかに今回、『仕組まれている。』
シャラポワ選手はもちろん、これ飲んでますけど、私は彼女の言っていることは額面通り、心臓が元々不整脈があって飲んでた。
選手のコーチたちは分かっているかもしれないですけど、見て見ぬ振りしている。
そういう体質はあるかもしれないですけど、明らかにそういった
体質を利用して、去年から上手く仕掛けられていた。
だから、あのドイツのテレビとワンセットで。ロサンゼルスで会見だって、ホームページでいきなり出てっていうのがあるんじゃないかという風に思ってください。
重要なことを一つお話します。
『ドーピングは薬なしでも可能です。』
ドーピングしたって、これは興奮剤であったり、そういったほとんど精神的な部分が一番強いんで。
と、いうことで、3月12日、コグニティブドーピングセミナーってのを
私が『偶然ですけど』、予定してました。
火事場の力みたいなのありますよね。そういったものを精神的に出す、そういったコーチングの技術のセミナーを私、やりますんで、3月11日の午後1時まで申し込み可能なんで。
詳しくは、『ドクター苫米地ブログ』で検索していただけると、いけます。
そういうのを、コグニクティブコーチって言われますけど、薬物を使わない選手だったり、ビジネスマンのドーピングだったりをここで学ぶことが
出来ますので、是非、来ていただくといいと思います。
・・・・・最後は、苫米地博士のセミナーの宣伝になってしまいましたが、今回のシャラポワ選手のドーピング疑惑は『仕掛けられたものだった』ことが良く理解していただけたかと思います。
今回は、ここまで。