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澤円さんの『個人力〜やりたいことにわがままになるニューノーマルの働き方』からBeingをもつことの大事さを得る。

IT業界のイエス・キリストこと澤さんの新刊が出たので読んでみました。

こんな人におすすめ!

きっとこの本を手に取る人は、すでに「個人力」の重要性を認識できてるはずです。ただ、実践できている人は多くないのではないでしょうか。この本では、「個人力」を全く新しい概念としてではなく、澤さんのプレゼンのような語り口で、わかりやすく伝えてくれます。

だからこそ、知ってるかどうかじゃなくて、「自分は実践できているかどうか」「どう実践すればよいのか」を澤さんとの対話の中で一つ一つ、壁打ちしていくのにいい本だと思います。

「あの人は特別だ」というのは幻想である

個人力はこれから生きていく上で重要です。しかし、個人で活躍することは難しいという印象を持つ人も多いのではないでしょうか。

特に、こんな風貌のマイクロソフト執行役員の澤さんだからできるんだ、と思ってる人多いのではないでしょうか。

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※写真はご一緒させていただいているオンラインサロン「ハイブリッドサラリーマンズクラブ」のイベントにて。

最初、僕もそう思いましたが、違います。みんなにもできるから、言語化できるんです。

僕は本から得たものを書き出して実践していこうと思うので、共感するところがあれば、ぜひ本を読んで深めてみてください。

Being=ありたい自分 を大事にする

コロナで、人間の本質があからさまになりました。家にいる時間が増え、自分と向き合う時間が圧倒的に増えた。そして、通勤や打ち合わせなど、「役に立たない当たり前」が明確になりました。

その中で、自分のBeingが大事になります。

Beingとは・・・自分の学歴や会社名、肩書など全部取り払った先に残る本当の自分

誰かから与えられたものではなく、自分のなかから強く湧き出てくるもの。

これがあると、何か困難にぶつかったり、決断を迫られたりしたときの究極の基準になります。これを、言語化していきましょう。

Beingは、「自分探しの旅」でみつかるものではない

自分は、自分の外にいるのではなく、すでに個々にあります。それに気づくことが必要です。自分の中にあるから、それを掘り出す勇気をもつこと。

自分と向き合うのには労力がかかるのですが、それを惜しむと、他人から与えられた「君はこれが得意なんじゃないか?」というニセモノの自分をつかんでしまうかもしれません。

自分の中にある体験や感情、考え方など、自分を形作っているものを、自分と向き合うことで見つけるのです。

他人の人生を生きてはならない

「生まれたからには功績を残さなければならない」と思い込んでいる人が多くいます。僕もつい昨年まではそうでした。

でも、これは外部から「認められたい」という欲求からきている考えなのではないでしょうか。外部からの評価を気にして生きた場合、どんなに社会的に成功しても幸せな状態にたどり着けるかは難しい。

自分の本質を定義できれば、他人の期待に惑わされず、自分の幸せと向き合うことができます。

だからこそ、自分の幸せ、好きなことを言語化し、他人に説明可能な状態にもっていくことが必要です。そして、それが見つからないなら動き続けましょう。僕も、動き続けています。

場所を選ばない働き方がスタンダードになる

一緒にオンラインサロンをやっているご縁で、僕も本書に少し登場させていただきました。今年から、東京を出て長野県の御代田町に移住したのですが、これは「どこでも仕事ができ、パフォーマンスが出せる」ことを前提にした決断でした。

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過去の栄光にとらわれるな。

過去のことは、過去の自分がやったこと。それを否定はしないけど、今を発信することで機会を得よう。

隙を見せることで、人を惹きつけることができる。

澤さんと実際お会いすると「僕はポンコツだから」とおっしゃいます。でも、そこがチャーミングですごく好きなところです。完璧な人じゃないんだ、とつい助けたくなっちゃうのです。

壁打ち相手がいるといい

自分を信頼している人に話をして、自分の思考を整理してもらうこと。あくまでフィードバックをもらうのに留めます。コロナで話をする時間が減る場合は、意図的につくるとよさそうです。

コミュニティでの情報発信は、誰かを幸せにするためにする

価値のある情報を発信すると、味方や仲間が増えます。だからこそ、ポジティブな情報発信はしたほうがいい。そして、自分がフィットするコミュニティと出会ったら、そこで発信をしてくと良いでしょう。そこで安心してアウトプットできる場所を持つ人がこれからは成長します。

僕も澤さんも、一緒に運営しているメンバーも、こちらのサロンで毎日情報をポストしています。どうしても、広いインターネットにフルオープンにできるもの、そうじゃないものがありますが、ここにいるメンバーは安心して情報をシェアそ、高めあえる仲間だと思っています。

失敗に寛容であることが必要

例えば企業の新規事業なら、どんなに天才でも打率は3割。残りの7割の失敗を受け入れ、再度トライすることをよしとする土壌が大事です。

また、自分と価値観が違う人と話すときも、「それ、面白いですね!」とノッてみるといい。すべてを受容するのじゃなくてもよいので。

例えば僕なら、相談にきてくれる起業家やクリエイター、事業を生み出そうとしている人に勇気を与えられたらいいんじゃないかと思っています。

自分と向き合う時間に、ぜひ読んでみてください。

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それではまた!

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イセオサム
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