ザ・雑談 有馬本温泉と有馬温泉、何が違うの?(素朴な疑問)
私と息子が使ってるバスルーム。トイレに座るとすぐ前にタオル掛けがあるから、タオルが目の前に見える。で、息子が使ってる体を洗う用のタオルは有馬温泉で200円で売ってるもの。日本に帰国した時に、銀の湯で買ったものだ。
有馬温泉の、金の湯、銀の湯は、誰でも入れる外湯と呼ばれてる公共の温泉。その名前は商品登録された名前である。ちなみに内湯と言うのは旅館などにある温泉の事をそう呼ぶらしい。
そのタオルの文字を良ーく読むと、あれ?金の湯は有馬本温泉。銀の湯は有馬温泉となっている。はてな?何故違うの?両方とも有馬温泉じゃないの???と疑問が温泉の様に湧いてきた。笑
なにか分からない事があると、徹底的に調べたくなるわたし。で、調べてみて、結論から言うと、現在、金の湯があるところは、「明治・大正時代まで外湯として親しまれた本温泉は、現在の有馬本温泉「金の湯」がある場所にありました。」と、こちらに書いてあった。↓
と言う事で、誰でも入れる外湯と言うのがあった元々の場所が、今の金の湯があるところと言う事なのだ。だから、2つの外湯を区別するために、「本」と言う文字を付けたのかと思われる。定かではない。基本的に2つの外湯は有馬温泉でOKと言う事。
ところで、有馬温泉へ行ったことのある人は、どちらの湯が好みだろうか?私も息子も銀の湯派。濁り湯系温泉は独特の滑り感があんまり好きじゃないと息子は言う。私は、基本的にラドン温泉信者なので、銀の湯にしか入らない。
私がラドン温泉は凄い!と思い始めたのは、熱海温泉のラドン温泉に入った時から。かれこれ、20年前くらいになるが、車椅子の母でも温泉に入れる宿と言うのをネットで見つけて、夫と子供達が、来日した義母と一緒に石垣島へ旅行に行ってる間、私は車椅子の母と一緒に熱海に出かけた。
母は、この時、顔を打撲して痣が出来ていたのでカメラに顔を向けてくれなかった。なぜそうなったかって聞くと、お風呂から上がって裸のままで寒すぎたので、立ち上がってタオルを取りに行ったら転んだと言った。そのままにされた時間が長すぎて待っていられなかったと不機嫌そうな顔で言っていた。
介護の現場の事はよく知らないけど、手が足りないのは理解できるが、出来るだけ、入所者の要望に応えてあげられるような、余裕と優しさが欲しいと思った。
母と私が泊まった温泉施設は、老人ホームとホテルがくっついたような施設で、介護付き老人ホームが隣りに併設されたホテルだった。このホテルには、後に弟家族と母を連れて一緒に泊まった事もある。夏休みの時期で、熱海の花火大会の時だった。懐かしい思い出。
ネット検索しても見つからないので、今はもうない様だけど、当時は介護士の免許を持った男性が、海パンをはいて、足に障害のある老人をお姫様抱っこして入浴させてくれるサービスがあった。母からすると、恥ずかしさの方が強く、あんまり気分のいいものでないのは見てとれたが、こんなチャンスはもうないだろうからと私は思ったのでお願いしたのだった。
その温泉がラドン温泉だったのだ。何でも放射能が出る石と言うのがあって、それを台湾から買ってきて、湯船の中に漬ける事で、温泉がラドン温泉になるらしい。その石は高額らしく、盗まれない様に犬の様に鎖でつながれていた。笑
温泉に来のだからと、1日2回くらい入っていたら、なんと私の酷い下肢静脈瘤が目立たなくなっていたのだった!これは凄い!この温泉は血管に良い!とラドン温泉についていろいろ調べた。
一番有名なのは、台湾の北投温泉のラドン温泉だという事で、そのうち行ってみたいなぁと思っている。日本国内では、玉川温泉(秋田)が有名だそうだ。秋田県も行ったことがないので、そのうち訪れてみたい。
ちなみに有馬温泉の銀の湯は、高血圧にも良いらしい。体が自然に選んでいると実感した。笑
日本の温泉文化は奥が深くって、歴史も古い。若い時は、なんとも思わなかった日本古来の温泉文化。海外暮らし40年、60過ぎて、大変興味が出て来た。