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自然界とも繋がれる尊い人

うちの庭のエリザベス(バラ)が、クィーンエリザベスが亡くなられたくらいから蕾を付け始め、お葬式があった日には、このように咲いていた!テキサスは雨が降ったもののまだ蒸し暑いのだが、美しく咲いている姿に私はびっくり。鳥肌物だった。

クィーンエリザベスという名のバラ

この色をよく覚えてから、エリザベス女王の棺の上に置いてあるお花のリースを見て頂きたい。おお?!と思う方がいると思うけど、ピンクのバラはもしかしてこの薔薇なんじゃないかと私は思ってる。

その他、ローズマリーの葉や花があったり、ブナの葉があったり、きっと何か意味があるんだろうな~って思ってたら、やっぱりそうだった。

上の記事によると、全て、Buckingham Palace, Clarence House, and Highgrove Houseのお庭から持ってきた花らしい。rosemary(ローズマリー)の意味はremembrance(追悼)。myrtle(ギンバイカ)は幸せな結婚を意味するらしい。1947年のエリザベス女王&フィリップ・エジンバラ公の結婚式のブーケにもこのmyrtleという花が入っていたという事。

English oak(イングリッシュ・オーク/ブナ科の植物)の葉は、愛の強さ を意味し、その他の花の、gold, pink, deep burgundy, and white は、 the Royal Standardを象徴する色と言う事だ。なるほど!

フラワーアレンジメントを趣味とし、教えたりしてた私は、どうしても、その花材に目が行くのよね。笑 花材の種類を見て、ああ!絶対何か意味がある!って思ったわけ。組み合わせが意味ありげなんだよね。例えば、ブナの葉とバラ、ローズマリーなんて想像がつかないコンビネーションだから。色のアレンジも何か意味深さを感じたし。調べて納得。

でも、↑の記事によると、バラの種類は何か分からない。で、似てるよね、うちのエリザベスにってなったのだった。と言う事にしておきたいかしらね、私的に。笑

しかし、あの様なお方がこの世を去られるときに起こる自然界の現象って、見逃したら勿体ないかも。虹もそうだし、お花が咲くとかもそうよね。普通の人が亡くなったんじゃないって、凄く感じるわよね。

ウィンザー城に行く間の沿道に沢山の人たちがいて、その人達の心の声が、亡くなられたクィーンに届くとしたら、これはもう、クィーンのコンサート、Wembley Stadium 、フレディーマーキュリー級の歓声や!いや、それ以上!と一人納得。笑

実際、もしかしたら、フレディーの目標はクィーン・エリザベスだった?なんて思いを馳せた。あの様にみんなから尊敬や敬愛のまなざしを得たかったのではないだろうか?音楽がその乗り物となって、みんなのスピリッツを高いところまで上げてくれたのだろうね。

音楽って、本当に、魂の乗り物 なんだろうな~って、バグパイプの演奏を聞いてもそう思った。あの演出も満更ではないのだろうって。音楽とともに、彼女の魂は棺の中の亡骸から出て、あの世に向かったのだろうと思うわ。

余談だが、棺はウィンザー城の礼拝堂の下に保管されるようだよ。偉い人は土にも埋めないんだね~と、でも、焼いてしまう文化の私達からすると、ちょっと怖い気がしないか?私はした。家族全員の棺を保管するようになってるらしい。

と言う事は、ドイツで訪れた古いお城、その礼拝堂の下では、棺が保管されてたのかしら?あそこで、夕焼け小焼け を、歴史教室のみんなで合唱してみたっけ。響くからとてもキレイに聞こえるのよね。笑 そこに眠る魂を邪魔しなきゃよかったけど。喜んでくれたかしら?

音楽と魂の繋がりを一番最初に気が付いたのは、弟が亡くなった時の体験なのよね。訃報が飛び込んできた日の翌日は、子供たちのピアノの発表会があって、しかも夫の幼馴染が家に遊びに来てて、頭ん中真っ白だったけど、とりあえず、子供のピアノの発表会に出かけて、発表会は無事終了した。

帰りにお腹が空いたので、バーガーキングへ行ったその時、フランクフルトのバーガーキングの近くの教会の鐘が、凄い音量で聞こえて来て、ああ、この音で、死者の魂を連れて行くんだな、この音で魂を天高く上げるんだな。だからこんなに響くんだよなって分かった気がした。なるほど。音は魂の乗り物だ。

私は、霊感もないし、あの世と繋がったことはないけど、こういう発見みたいのは常にあるなぁ。音楽は一番特殊な芸術な気がする。そして誰でもが心で理解できるユニバーサルランゲージなんだろうね。




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