虐めと言えば
前回のお話の流れで、虐めと言えば、凄い先生が居たんだよ!というお話。
写真の人の様な、ナチっぽい、全てを脅しでコントロールしようとする先生だった。ドブ家系出身確定 って感じ。笑 あんな大人になった理由は代々の家庭に問題あるからだと私は思う。
私の通った小学校に、生徒を虐める先生がいた。もう時効も時効、今から45年以上も前の話。私が小学校4年生か5年生の時だったかな?私のクラスの担任がそうだったのよ。
まだ昭和の時代だったから、ニュースにならなかったけど、今の時代にああだったら、速攻ニュースになるだろうなって思う程、凄い先生だったんだよ。今も先生をされてるかどうかは謎だし、リタイアするまで続けてたとしたら、驚き!な先生だった。
私もかなり虐められてた、所謂、言葉の暴力が酷い先生で、よく言われたのは、「なに、ニヤニヤ笑ってるんだよ!だから頭悪そうに見えるんだよ!(笑)」こう言われて、どう答えていいのかわからなくって、黙っていたけど、「頭悪く見えて悪かったね!あんたみたいなブスに言われたくないわ!」と頭の中で言ってたかな。笑(傷官)そう、なんと、この言葉使いのめっちゃ悪い先生は、女なのよ!驚きでしょ?
いつも強面で、威嚇的で、体もガタイが良くって、プロレスの大ファンだそと言っていた。笑 ね、怖いでしょ?笑 「焼」 という字は、火に10(十)ダブルヘッダーだ!とか言って授業中黒板に、お世辞にも上手い字じゃない「焼」という字を書いて、一人でウケてる先生だった。怖いよねぇ?笑
ある時、算数の授業で、三角形の定義を暗記して言う というのがあって、私が1年生から同じクラスだった、野球のとても上手い、H君が先生に指名されて、暗記した定義を言わされることになったのだけど、机を前にして緊張し立っているH君の感情が伝わってくるほど、畏縮してる様子だった。ああ可哀想に と私は思ったのよね。(私はバカかもしれないけど、心の優しい子だった)
案の定、三角形の定義が言えないH君。その先生は、H君のそばに近寄り、なんと、手に持っていた、黒板用の物差しで彼の頬を叩いたんだよね。パシーッ!と音が教室中に響き渡り。クラス全体がシーンとなって、泣き出すH君。本当に不憫でならなかったと同時に、先生に対して強い怒りを感じた。
よく見ると、真っ赤になったH君の頬は、みみず腫れしていた。本当に今でも忘れられない光景だ。あの後、H君がその日にあったことを、ご両親に報告したかどうかは謎。だって、その後も、その先生、何食わぬ顔をして先生を続けていたから。そして、生徒虐めも続けていた。
先生は油絵を習ってると言っていた。なので良く絵を描くという事を言っていたように思う。が、作品は見たことがない。図工の授業で近所のキャベツ畑に行って写生をしてた時に、先生が見回りに来て、私に言う、「なに、絵の具、ケチってんだよ!もっと濃く塗りなさい。」OK!と思った素直な私は、絵の具チューブから出した絵の具を油絵の様に画用紙に置いて行った。案の定、乾けばバリバリになってひび割れ寸前で、それを見て、先生は言う。「何やってんだよ、これは水彩画、こんな風に絵の具を使うなよ。(笑)」と笑った。ね、性格が崩壊してる先生だったのよ、この先生。もうね、ここまで来ると、私は諦めた。先生は私みたいな生徒は嫌いなんだなって。と、同時に、ここまで酷いとどうやっても治らんねって。(上から目線が出来る子供だった)
極めは、ご懐妊されたその先生。お腹が大きくなってきて目立つようになってきた。生徒もそのことを知らされていて、赤ちゃんが生れるんだな~!とあんな先生でも嬉しく思ってあげてたのだった。子供って純粋で可愛いよね。けど、授業中、「ちょっとトイレに行ってくるから自習してて」とトイレに行くのだが、帰って来るなり、私は驚いた!なんと先生から、タバコの煙の臭いがしたのだ。え?妊娠してるのに?と私は驚いた。
うちは母もタバコを吸っていたので、その臭いを知っていた。あの臭いだ。先生は私の顔を見たくないのか、私はいつも最前列に座らされていたので、ドアを開けて入ってくる先生がタバコ臭いのがすぐに分かった。どうりで、女子トイレがタバコ臭い時があったんだ!と納得したのだった。
確かめるため、その授業が終わった後に女子トイレに入ってみたら、やっぱり、トイレでタバコを吸った後にする独特な臭いがした。生徒のせいにするつもりだった? でも小学生で喫煙は無理があるよね。今はどうか知らないけど、まだ昭和の時代、それはレアケース。職員用に行かないのは、やっぱり、妊娠してるのにタバコ?って、他の先生方に思われるのが嫌だったのだろう。生徒は普段から、脅してマネージしてるから、生徒用のトイレでタバコ吸っても平気と思ったんだろうね。だから、コイツなら虐め倒せるだろうと、私を最前列にしてたのかもな~。ある意味賢い?(狡賢い)
当時は酷い先生が野放しだったんだ。生徒は脅されてたから親に言わなかったんだと思う。私も、あんなもんだと思っていたので、特に親に言った覚えがない。しかも、「そうですか?うちの子は、優しい先生と言ってますけど」と特定の親に言わせる構図をしっかり作っていたと思うし。少数派で文句が言えない子供たちが、親に言わなかったのは理由があったのかもしれない。
ただ、ある日の放課後、公園で友達と遊んでいた時に、ブランコに乗りながら、思いっきりその先生の悪口を言ってたら、知らない子がやってきて、言うではないか!「先生の悪口言っちゃいけないんだよ!」と。笑
私は、なんて言い返したか忘れたけど、その全く知らない子にムカついたのを覚えてる。あんたみたいな子がいるから、あのような先生が、先生してられるんよ!とアホくっさって思ったのを覚えてる。
先生という権力を最大限に使って、生徒で憂さ晴らししていたあの先生。あのような人、今の社会でもあるあるかもね。先生だけじゃなく、会社の上司とか、部隊の隊長とか、たまにニュースになるわよね。
この先生は、今まで出会った人間の中で、一番低いレベルの人間だと今でも思うよ。今の時代、あのような先生は、さすがに居ないとは思うけど(願うけど)、私の育った、昭和の時代には、まだまだああいう先生が居たのよねというお話。
そして、お子さんは無事に生まれて来て、女の子だった。「赤ちゃんの名前をみんなが考えて!」とか、あんな先生でも、産後の幸せホルモンが出る様で、私たち生徒は小さな紙に、一生懸命考えた名前を書いて先生の所へ持って行った。
そして翌日先生が「名前を決めました!優しい子と書いて、優子にしました!」って教壇の上から大きな声で言った。そうしたら、クラスで一番頭の良かった女生徒が、「やったー!」と大きな声で言ったのであった。全力で力が抜けたわ!笑 この先生、頭のいい生徒には猫ナデ声で、可愛がるのだった。というオチ。(今だから笑い話)
もし先生に虐められてると思ったら、誰かに相談するべきね。被害に遭う子供が増えるだけだから。私の時代は、そういうことを言ってはいけないという、オキテの様なものが存在して、教職者というのを聖職者のように扱っていたところがあり、先生がした事を報告しても聞いてもらえなかった。今の時代は、もう少し言い易くなってるだろうから、この先生ならと思う信頼できそうな先生や、親にちゃんと相談して欲しい。
しかし、本当にブサイク(ugly)な先生だった。(傷官)笑笑
外見は内面の鏡。