ザ・街録に出るまでもない・番外編5
偶然シリーズ、どんどん行こう。トップの写真はサンアントニオのボタニックガーデン。
縁が切れたなって思う人に会う偶然。たぶん皆さんにもあるあるだろうけど、私のは誰だと思う?
父の2回目の結婚の元妻と、息子。しかも、一緒じゃなく、バラバラに。笑 偶然私がいる所にその人もいたって感じの偶然。それって結構確率は低めだと思うわ。特に彼女の息子に会った場所は。
私は客商売(夜の方じゃないよw)が長いので、人の顔はよく覚えられる方だと思う。最近はしないけど絵も描くし、その人の特徴を話しながら普段から観察してるんだと思う。
まずは、あるあるの方で、元妻。どこで偶然見かけたかっていうと、東京駅八重洲口にある大丸の1Fの宝石売り場。もう何年前だ?当時の私は、20かそこら、その宝石売り場でバイトをしていた。
私がカウンター内に入って、仕事をしてると、パーっと明るいオーラ―を放って入口を入って来て、デパート内を歩いて外に通り抜けようとしてる人がいた。彼女だってすぐ分かった。相変わらずきれいにお化粧して目立っていたので誰でも目を向けるだろうと思った。
私も目立つ顔立ちしてるからわかるけど、そういう人って人に見られてるの分かるから、視線を貰っても見向きもしないでまっすぐ歩くんだよね。まさにそれで、まっすぐいつもの様に考え事しながら歩いてた。笑
彼女と会わなくなったのは、父が離婚した時だから高校の2年生の時か?それ以来あっていないのだから、3年かそこら後に、偶然に大丸の宝石売り場で見かけたのだった。東京駅だから、これからお仕事でその前にお客さんとお食事?だったんだろうか?夜の仕事は一度もしたことないので良く分からないが。
彼女の息子の方が、マジか!って感じのところで見かけたのだった。私のビジュアルメモリーによると、電車の乗り換え地点だったので、東横線菊名駅か東北線東神奈川駅だと思う。でも、電車の色や日の当たり方から、東急東横線菊名駅だったと思う。電車から降りて来たんだわ、彼。
一瞬自分がどこにいる?って私の方が困惑したくらい。これって東武伊勢崎線じゃないよね?ってね。笑 だいたい、一緒に住んだわけでもないし、何回か会っただけだし、家に来てもすぐ帰ってしまうから。けど、彼の母親同様、顔が目立つんだよね。だからよく覚えてる。たぶん、芸能人かなんかの子供だったんじゃないかと思う。銀座のホステスさんあるあるな話。もちろんシンママでずーっと育ってきたみたいだったし。
家に置いてあった彼のレコードの箱の中に、は?っと思う、時代遅れなレコードを彼は持ってた。それは、尾崎紀*彦だった。それ故、尾崎さんがが怪しいと私は勝手に思ってる。笑 彼もサーファーだしね。アメリカ好きだしね。愛車はサンダーバードだったし。そんなにアメリカが好きなら、私と代わってよ!って今思うけど。笑笑
もし、それが東横線菊名だとすると、横浜方面からの電車。なぜなら私は、渋谷に行くのにそれをよく使っていたから。横浜にはそれで行かない。そうじゃないとは思うけど、もし京浜東北線なら、東神奈川だと思う。私は横浜行きに乗るからその時だったと思う。どちらだったかよく覚えてない。が、たぶん東横線だと思う。とにかく乗り換えの駅だったのは鮮明に覚えている。
バーっと電車のドアが開いて一番先に降りて来たから、ちょっと待って、え?あれ?ここはどこ?ってなったのも鮮明に覚えてる。彼は母親同様、人の視線を受け止めない人。そのまま自分の目的の為だけに動いてた。面白いよね。笑 まあ、別に仲良かったわけでもないしね。しかし、彼はいったい何をしてたんだろうと?いろいろ想像してた。どっちの駅にしたって、降りたところが変でしょ?もともとは都内に住んでたはずだしさ。ここかい?って思ったもの。
その日は母にその話をしたと思う。今日誰に偶然会ったと思う?って。笑
後に弟から、彼は自*したと聞いたけど、本当なのだろうか?父の仕事関係の人からの話だと言っていたような気がする。本当だとしたら、それが最後に会った瞬間だったのだね。なんか、人生いろいろだよね。
まあ、それだけなんだけどね。私の人生の中で、こういう事がよくあるなって思ってね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?