キャリア変更したい器用貧乏
うちの居候の話。息子が仕事を辞めてからもう半年が過ぎている。Covid 19の真っただ中に大学を卒業したので、就職先を選ぶ余裕もなく、とりあえず、親の家に残って、近所の某製薬会社で3年間も働いてた息子は、今、違うキャリアを考え中らしい。もともと製薬会社には興味がなく、と言うより、化学工学部を卒業して、製薬会社ってぇのだけはごめんだよな~!と言ってた息子だった。あのまま同じ製薬会社で他の部門に移る事なども考えていなかった様だった。
彼は、何をしたらいいのか?は重要でなく、とにかく、ここ(テキサス/アメリカ)を出たいという。そして、日本で暮らしてみたいという。クオリティー・オブ・ライフにフォーカスしているらしく、息子はこの国で搾取され続け働くより、日本で働いた方が生活はもっと楽しくなるだろうと信じている。
日本に居る人からすると、え?アメリカの方がお給料もいいし、自由なんじゃないの?と思うだろうけど、まあ、住んでみればわかるよ! と言う事で、特に否定も肯定もしないでおこう。笑
私も、息子と同じく、日本の方が数倍することが多くって楽しいに決まってると思う。日本に居ると、ヒマって何だったっけ?と思う程、毎日やる事がいっぱい。
↑最近気に入ってるユーチューバー。この人、本当に良く頑張ってると私は思う。日本に帰るって選択はないのかな?って心配したりする。サブスクして動画を全部見ると、あなたもアメリカの事が良く分かるかもよ。笑
話の続き・・・
もっとハッキリ言えば、アメリカの不公平な文化は、私には合わない。アメリカは全て金で決まる。金を持ってるものが上に来る。そして上に来た人が素晴らしい人格かと言えば、逆で、お金マジックの副作用によって酷い人に成り下がる。とはいえ、お金マジックによって人々から崇拝され、リーダー格になる。そのリーダーのほとんどは、お金マジックの副作用によって、人を人とも思わなくなる。(恐ろしや恐ろしや)
まあ、どこの国も、この構造が出来上がってる。でも、ここはそれが世界一酷いのよ。それを資本主義とか何とかいうんだと思うけど。。。もっと人格者がリーダーになって欲しいけどね~。どこの国も妖怪みたいな人ばっか。外国で育った息子も比較してガッカリなんだろうね。
で、この息子が器用で、結構いろんなことが出来る。手先も器用で、覚えも早いので、高校の時のピザ屋のバイトで、ピザ作りが得意になった。プラス、Physicaly demanding(体力必要系)な仕事も人より出来る。体力、集中力はある方。家から徒歩で5分くらいのピザ屋だったので、週末など、店長と2人きりで夜中まで働いてたこともあった。
元々、数学が得意で、SATMathは、サブジェクトともに、2つとも800満点中の800点だった。高校の数学のチームに入って表彰もされた。インターナショナルスクールの数学コンペティションでは、韓国人に混ざって、唯一のアメリカ人だった と言うのが自慢だった。笑
(Mathヒエラルキー/韓国人 >中国人、日本人&インド人 >・・・アメリカ人)
高校のシニアの時には、下級生にSATMathを教えるため家庭教師をして、生徒の得点を700点以上に挙げることに成功した。そして、その子の母親から報酬も頂いた。
運動も得意で、小学生の頃から走るのが速かった。サッカーの様な体が激突しあう団体競技は苦手であったが、テニスの様な個人技は得意で、コーチには気に入られてた。が、負けず嫌いで、短気な気質がジョン・マッケンローで、テニスラケットを地面に叩きつけ壊したのをキッカケに、私の判断でしばらくテニスを休ませた。テニスは紳士のスポーツ、ジミー・コナーズ(古っ)の様でなければならないから。
音楽も得意で、7歳の時から続けていた、ピアノをはじめ、趣味(独学)で始めたドラム、ギター、小学生の頃学校で習ったヴァイオリンと言う風に、楽器が得意でもある。楽譜を読むのは得意ではないが、作曲もする。そんな息子は、マイケル・ジャクソンが大好き。
絵画の才能がある、姉(娘)と一緒にお絵描き教室に通っていたのだが、息子にも絵の才能があると私は気付いていた。どちらかと言えば、息子の方がアーティスト気質な気がすると、美大卒の知り合いにはそう話していた。彼女も、そう言われてみれば、息子の方がダイナミックかもしれないといっていた。まさに。。。
これ、この画像だと大きいので雑に見えるが、遠くから見ると、ツルツル感がとても上手いとは私は思った。油絵を真剣にやってみる気はないのだろうか???結構いけると思うのだがね、息子。
酒に酔った時に絵を描いたり、楽器を弾いたりすると、凄く上手くできると話す息子は、やっぱりADHDだったんだなって、今更思う。笑 しかし、機能の高いADHDで、しかもボーダーだったんじゃないかしらね?と私は言った。
こういうのを本当の器用貧乏って言うんでしょうね。笑笑
と言うお話。
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