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野良猫の命を救う小道具たち2/湯たんぽ
寒い時期、体温を保つのは恒温動物の死活問題。冬場の野良猫は夜が来るのを恐れてます。なぜなら、凍死と隣り合わせで生きているからです。テキサスと言えども、最近は気候変動で冬は零下になる事もありで、そんな日には、野良猫達も心細い気持ちでいっぱいなんだと思います。
と、全く昨日と同じスタートなのですが、そう言う訳で、最近寒いので急いで情報流さないと!と思って、野良猫の命を救う小道具たちシリーズ書いてます。今はまだそんなに寒くないですが、2月に入って、氷河期並みの寒さがやってくれば、猫も大変で、車のエンジンの上に入り込んだりと、命がけ。
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テキサスでもこうなったんです。↑ 去年の1月。
そんな話は、おとぎ話なんじゃないの?と思ってる方がもしいるなら、うちの娘の愛車のエピソードを聞いてやって下さい。ボンネットを開けて中を掃除しようと思ったら、うちにいるフォスター猫のお母さんのオレンジーナの毛がびっしりとついていたと言う事。冬場はボンネットを叩いてから、エンジンをかけろ!と言う神話は本当だったんだ!とビックリ。何回も言いますが、ここはテキサス。イリノイじゃないですからね。
と言う事で、私は今、寒さを防ぐ小道具を使って、外にいるクロちゃんをお世話してます。
「もし、野良猫が可哀想だけど、どうしていいか分からない!と以前の私の様にお悩みの方がいらしたら、お力になりたくって書いてますので、厚かましく、野良猫を保護しろ!と言ってるんじゃございませんのであしからず。」
人間には事情と言うのがありますので、出来る人が出来る限りを尽くせばいいのだと思います。それがそもそも、Pay it forward の精神ですから。
今回は、猫のシェルター用のヒーター2種をご紹介。ペットショップでは犬猫用のヒーターって言うのが売ってるんですが、お値段もそこそこ。色々悩んだ末、前記事ナッキーでご紹介した、ペットボトルの湯たんぽと、人間でも使える、ゴム製の湯たんぽを使ってます。値段は30ドル前後でした。
ペットボトルの動物用ヒーター
材料:
*比較的熱に強いペットボトル(500㎖位の大きさ・スーパーのアジア系の棚に置いてある、アロエドリンクの物が比較的熱に強い)コレ↓
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*熱湯が入ったペットボトルを包める大きさの、新聞紙や茶紙
*紙に包んだペットボトルを包める大きさの、タオルやキルト
*金属製のじょうご(Funnel)
*沸騰してから30秒~60秒冷ました熱湯
作り方は簡単です。ペットボトルに金属製のじょうごで、お湯を口から下、2.5㎝~3㎝まで入れてしっかり蓋をして、紙で包み、更にそれをタオルなどで包みます。
しかしながら、ペットボトルの湯たんぽは、暖かさが持って8時間。寒い時は6時間。真夜中から気温は徐々に下がりますので、寝る前に一度アツアツの物と交換しても明け方まで持たない。明け方の冷え込みに対応できないなら、気休めで中途半端な結果になってしまい、どうも納得が行かない。
など、色々考えた末、ちょっとお高いですが、ゴム製の湯たんぽは、大変使い勝手がいいのです。が、一つだけ難点があります。それはニオイ。始めの数回はゴムのニオイがキツくって、猫がシェルターに入ろうとしません。なので、ご自分で数回お使いになってから、猫用に使うといいですよ。
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寛ぐクロ
何回か熱湯を注いでるうちに、ゴムの臭い匂いは消えます。↑の写真のクロちゃんの下には、ドイツ製のゴム湯たんぽが入ってます。韓国のオンドルでしたっけ?床暖房の様になって、クロちゃんにとって心地よい事この上ないのだと思います。笑
ゴム製湯たんぽの使い方
1.購入後はゴム臭くってすぐには猫に使えないので、何回か熱湯を入れて、数時間後に捨て、又は、何回か自分で使ってみても構いません。湯たんぽは最低12時間は暖かいです。寝る前に入れてあげれば朝まで持ちます。お湯の入れ方は、説明書に書いてある通りで構いません。
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アマゾンなどでも売ってます
普通に薬局にもあると思います
アメリカ在住なので日本の小売事情はちょっと分かりません
オンラインショップで購入されるのが一番簡単でしょう
が、しかし!ゴム製湯たんぽは、劣化します!↓
2024年ですから、あれから、3,4年?ゴム製の湯たんぽは、ひび割れで水が漏れてました。↓
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お湯でシェルターが濡れてました
しまじろうは湯たんぽなしで平気そう
(今年は暖冬)
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化学的な変化があったようです
(劣化)
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シリコン製のを買ってみた
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今年はしまじろうが行方不明で
その代わりナッキー4がエサを食べにくるので
シェルター用のシリコン製湯たんぽを
メルカリでで購入して試したところ
ゴム製より扱いやすいという印象。
2.湯たんぽをそのままでは、さすがに熱すぎるので、不要になった枕カバー、あればフランネルコットンなどのぶ厚いものに入れてぐるっと巻きます。
改良点:フランネルや手編みのブランケットなどの前に、湯たんぽ自体を新聞紙やクラフト紙にくるんでから使うと、安全かつ温度の持続性が高くなることに気が付きました。
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の箱に入っていたクラフト紙
の再利用
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さらに布袋に入れ
手編みのブランケットで包んで
シェルターの底に敷く
3.それでもかなり熱め温度ですので、シェルターの底には、不要になった寝具などのブランケット、キルトやタオル地などを敷いて、その上に遮熱性の銀色のバブルラップ(写真参照)を敷いて、布に包んだ湯たんぽをバブルラップの上に置いてあげると尚更いいです。その上に更に、いらなくなったセーター、フリースブランケットなどでカバーし、保温を強くするのと同時に、猫が上に乗ってじんわりと温かい程度に温度を保てるようにします。遮熱バブルラップはコレ↓
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始めはシェルターに怖がってなかなか入ろうとしませんが、ヒーターで温めてやると、寒い日であれば、必ず猫はシェルターに入りますから、直ちに入らなくってもご安心を!動物と子供相手は、何事も、根気です。笑
次は、私の 定番野良猫シェルター をご紹介します。