給湯温度の設定 vol.1

『お風呂の給湯温度を42度未満で使うのはNG』
ってホント❓
風呂場に設置されているが多い「サーモスタット混合栓」の説明書には、
「給湯器は50〜60度での使用を推奨する」旨が書かれているそうです。
サーモスタット混合栓とは、自動温度調節機能付きが付いた水栓のこと。


片側にはシャワーかカラン(蛇口)のどちらから湯を出すか切り替えるハンドル、もう片側には湯の温度を設定するハンドルが付いているもの。
なぜそんな事が書かれているのか?
設定温度のお湯を出すための仕組みが関係しているらしい。
前述のとおり、サーモ水栓には湯の温度を設定するハンドルが付いている。シャワーやカランから出るお湯は、このハンドルで設定した温度になるよう、水栓内で調節されている。
つまり、給湯器で60度に設定されていても、水栓で40度に設定していれば、40度のお湯が出てくる。

ではなぜ、給湯器は50〜60度に設定するのが望ましいのか。
メーカー担当者によると、水栓内で温度を下げるときは、お湯と水の間の温度が大きい方が調節しやすいとのこと。42度のお湯を水栓の温度調節で40度にするよりも、50度のお湯を40度にする方が簡単とのこと。
40度に設定してもお湯が配管を通り、シャワーや蛇口から出るまでに37度とかに冷めてしまいます。
サーモスタット水栓は、
『40度のお湯が出せない』
と、混乱してこれが日常的に続くと壊れやすくなると言われているそうです。
節約しようと設定温度を低めにされている方がいらっしゃるかもしれませんが、もしかしたら色々なところに負荷がかかっているのかもしれません。
ご興味が有れば調べてみてください。

※内容については一部引用しております。

お掃除いやし

いいなと思ったら応援しよう!