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第2回導入事例勉強会にいってきて気づいたこと

こんにちは、@osososo77 です。

BtoBのマーケティングにおいて事例にまさるコンテンツはないんじゃないかなと思っているのと、100社100通りのの採用成功があって純粋に面白いなという思いもあって導入事例インタビューをたくさん作っています。

そんなわけで、先日SmartHRさんで開催されました第2回導入事例勉強会に行ってきました。

導入事例勉強会ってなに?と思われた方は主催のふじじゅん さんのnoteを見ればすべてが解決するのでぜひそちらへ。

ウデムシポーズ、何回やってもむずかしい。。でも肩こりにはすごい効く。
会場はSmartHRさんのおしゃれなオフィスでした。
外部のイベント行くの久々すぎて緊張して写真撮るのは忘れましたw

イベントとしては、約1時間ほど4つのテーブルに分かれて各自の導入事例に関するナレッジやノウハウを出し合って、最後グループの代表者が全体に向けて発表するというものでした。

私のいたテーブルは
・SmartHRのふじじゅんさん(@fujijun89
・ウィルグループのもてぃさん(@mtmtchii)
・Sansanのちゃんまいさん(@maE3do
・ベルフェイスの小林さん(@TaKo_CS)
という奇跡的に半端ない方々の集まりだったので、ひたすら皆さんのナレッジに圧倒されるばかり。。。
特にSmartHRさんとSansanさんの事例はかなりチェックしてるので、いつもお世話になってまーす!という気持ちでいっぱいでした。笑。

今回書いてみること

上記勉強会で、心に残ったことを書きます。
実はあんまり事例について社内で誰かと話したり相談したりすることがなくて、ずっっっっとモヤモヤしていることがいくつかありました。
この勉強会に参加して、その悩みを初めて言語化したわけですが、なんと同じテーブルの皆さんも少なからず同じような悩みを抱えておりまして。「あ、SmartHRさんや、ベルフェイスさんみたいな相当イケてるBtoBSaaS企業でも同じようなことで悩んでるなら、うちが悩むのなんて当たり前じゃん」とある意味とても吹っ切れたのでそれを書きたいと思います。

悩んでいたこと

事例インタビューの記事制作をどこまで外部にお願いできるか

とても悩んでいました。もう少し詳細に書いていこうと思います。

目指していたこと

【体制】導入事例インタビューを徹底的に仕組み化して、全部自分が同席しなくてもインタビュー記事を安定的に提供できる体制
【記事の仕立て】
いかに「工数削減が削減できたか」「楽になったか」ではなく、
「その企業のありたい姿はなにか」
「そのための採用における課題は何だったのか」
「どうやって課題解決し採用成功したのか」を記事コンテンツ化する

そのために試してみたこと

①事前にライターさんに記事の構成案・取材を通じて引き出してほしいことを作成し共有

②ライターさんへのプロダクトに関するインプット

うまくいかなかったこと

①構成案ありきのインタビューになる
インタビューをやっていると、しばし起こる話の脱線。
導入事例インタビューにおいては、この脱線のなかに、本当はその人の一番の関心事や隠されたWILLがあるんじゃないかなーと。
なんですが、構成案をガッツリ作っていることによって、せっかく出てきたそれらがライターさんにスルーされることが起きていました。
結局「そこちょっと詳しく聞いてもいいですか?」とカットインすることに。その逆も然りで「そこは深ぼりしなくてもいいよ!」と思うことをずっと聞き続けてしまっている、という事象もしばしば。

お客様から「ちょっとあのライターさんは話しにくかったです。」と後日ご連絡をいただいたことをきっかけに、「おかしいな。なんかだめな気がする。本当にこれで良かったんだっけ?」という日々が続いていました。

②ライターさんがプロダクトについて誤った認識をもつ
これはありがたいことでもあるのですが、、、ある日の取材のことです。

お客様)今はレポート使ってこの数値とこの数値を見ているのですが、ゆくゆくはこんな数字もこのシステムで見れるといいなと思ってます。開発期待してます!
ライターさん)それはラベル使ってうまくできませんかね?
お客様)え?
私)すみません、それは今ちょっとできないですね。
お客様)ですよね

この日は猛暑でしたが冷や汗をめちゃめちゃかきました。
応募ラベルと求人ラベルとエージェントラベルの素晴らしさを、私が何気なく話したことがあったのですが、そのせいで「ラベル万能説」がライターさんの中にひっそりと刻み込まれたことが原因だと思っています。
プロダクトに対するインプットはとても大事ですが、細かい仕様まで伝える必要は決してなくて、プロダクトの思想や目指している世界観をもっとインプットするように心がけようと思った次第です。

③クオリティコントロール
構成案を作って自分が同席したからといって、あがってきた原稿が必ずしも期待通りになるとは限りません。

うまくいえないのですが、
・お客様は確かに「当時の課題は○○でした」って言ってたけど、インタビュー全体を通してみたら実際の課題って△△じゃない?とか。
・それは効果じゃなくて効果を出すためのプロセスのひとつだよね?とか。
記事の仕立てとしての目指したい姿があったので、こだわればこだわるほど赤入れの工数がどんどん膨れ上がっており、どうしようと悩んでいました。

悩みに対する解

が見つかったわけではないですが、同じテーブルの皆様に言われてハッとしたことがあります。

それは外部ライターさんあるあるだよね。外部ライターさんにインタビュー記事をお願いするには2つの壁があると思うよ。

まずは1つ目の壁は「プロダクト理解の壁」。
どんなにインプットをしても、プロダクトにどんな機能があるか、どんな価値を提供してどんな世界を作りたいと思っているかを完全に理解してもらうのは難しいよ。
もうひとつは、「お客様に対する理解の壁」
どれだけ事前情報を伝えてもライターさんは、うちら以上にお客様について理解することはできないと思うよ。

あぁ、私は過度な期待をしていたんだなぁ。

あっさりと目指す姿を変えてみる

ということで、

目指していたこと:
【体制】導入事例インタビューを徹底的に仕組み化して、全部自分が同席しなくてもインタビュー記事を安定的に制作できる体制

に関しては、もうこだわりすぎないことにしました。
同じぐらいのタイミングで、「コンテンツのクオリティ担保を一番に考えていこうよ」と上司に言ってもらえたのも大きいです。
これからも、取材にガシガシいこうと思います!

まとめ(今回学んだこと)

・感じている違和感を誰かに話してみるだけでも学びになる。
・同じような悩みを持つひとのコミュニティって大事。
・やっぱ導入事例ってたのしいよね!
・ウデムシポーズは肩こりに効く。

とってもまとまりのないnoteになってしまいましたが、ここまで読んでいただいた方、本当にありがとうございます!
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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osososo77
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