次のステージへ。
みなさんこんにちは。遅咲会と言う劇団を主宰し、お芝居をしたり、去年新宿三丁目のド繁華街に女優が働くカラオケバーを爆誕させた、新米経営者の中川ミコと申します。
お酒ダイスキ。
さて。昨日、今年12月に行う劇団遅咲会の第21回本公演には出演しない事を発表をしたのですが、私の説明不足で様々な憶測が飛び交ってしまい申し訳ない気持ちでこの記事を書いています。本当にごめんなさい。
そこでここでは私が出演しないと決めた理由を書きたいと思います。
早速理由ですが、私は舞台に立つ事以上にやりたいことがあり、それを優先させることにしました。
ではやりたいことって何なのかという話です。
私のやりたいことは3つあります。
①100人の学生を劇場に無料招待したい。
昨年、2023年12月に行った遅咲会第20回公演「ソウル・ザ・ペアレンツ」は土壇場で私が学生無料招待をしたいと公表し、そこから資金を集めさせていただき、36名の学生に観劇をしていただきました。
いつもの劇場に学生服を着たお客様がいる光景はとても嬉しかったです。
それを今度はもっと早くからプロジェクトとして動かし、100名の学生を劇場にご招待したいと思っています。
なぜなら、私は演劇をより身近なエンタメにしたいと思い活動しています。
観劇を楽しむことは、心の余裕や豊かさが必要です。
お客様には日常から離れた空間で、心が動く瞬間を感じてほしい。
日常に戻った時にそれが活力になったら嬉しい。
その経験が、いつか、学生たちが大人になった時に、もう一度小劇場に行っみようと思うかもしれない。
私はつくづく思うのですが、観劇人口を増やすためには種をまき、育てる事が必要なんじゃないかと。コロナで劇場離れしてしまった人たちを嘆くより、未来にできる事を今やるべきだと思いました。
だから今回私は学生無料招待に全力で力を注ぎたいのです。
②スポンサーの募集
学生無料招待をするにも、劇団が存続していくためにもやっぱり目を瞑れないのはお金の問題です。
前回の公演では土壇場で学生無料招待をした際に、1社のスポンサーさんが声をかけてくれました。とてもありがたかったです。
今はまだ、このパートナーシップの企画書を作っている段階なので内容はぼんやりとしていますが、イメージはサッカーチームのようにチームと企業とサポーターが三味一体となった関係性。無理かな?やってみなきゃわかんない!からとりあえず資料作りに励みます!
③新宿区の行政や地域との繋がりを持ちたい
冒頭で自己紹介しましたが、私は去年4月に新宿三丁目に女優が働くカラオケバー「ActressBarヒキワライ」を作りました。
今はお店でも定期的に観劇Barを開催し、お芝居を打っています。
その中で、今年は新宿三丁目商会にも入れて頂き、三丁目のお祭りにも参加させていただきました。
これもまだまだイメージの話なんですが、せっかく新宿にお店を構え、劇場も新宿でやるからには、いつか新宿の劇団と言えば遅咲会じゃない?みたいな感じになりたいです。
思えば持ち小屋を持ってる劇団って少なくて、ジプシーみたいに色んな劇場を転々としてます。地域と深く関わる団体ってなかったような??
ないならやってみよう!それが私の思考で、今回の公演でどんなことができるかわかりませんが、新宿区の学生に声をかけるとか、何かしら地域との繋がりが一つ持てたらいいなと思っています。
実は最後に④劇団の知名度を上げたいってのがあったのですが、それはまたの機会に。
今まで私は作品の中で力を発揮できるように頑張ってきました。
ですが今回は、もっと広い視野で公演の成功と、今後の遅咲会が歩んでいく道を模索してみたいのです。
上に書いた①~③は私が動かないと前に進まないもので、圧倒的に時間必要になります。そこに全力を注ぎたいので、今回は出演を見送りました。
私は、人生の選択肢があるとき、
全力で全部取りに行けよ!というタイプです。だって何一つ諦めたくないからです。
だけど、ある時、新しいものを手に入れたいなら、手放すことも必要だと言われました。
今まで気づかなかっただけで、新しい物を手に入れる度、本当はぽろぽろと腕の中からこぼれていたのかもしれない 。
今回は大切なものをより大切するために、自分から手放すことにしました。
だけど、女優を辞めるとかそうゆうことは考えていません。
私は自分の胸のトキメキを信じて、前に進むのみです。
今日は劇団公演の事を書きましたが、私はお店のことももっともっとやりたいことが沢山あって、アイディアが毎日溢れて、自分でも追いつかないほどです。
自己実現を果たすことに余念がないのが今の中川ミコです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
遅咲会第21回公演
「おーい、かえってこーい」
《あらすじ》
友人と引っ越し作業をしている青年の前に突如、出現した不思議な穴。なんでも吸い込むその穴を見て彼らは思いつく。
「いらないモノ、捨てちゃおうぜ」
分別してないゴミを捨て、不要な荷物を捨て、思い出の品を捨て、そしてついに穴の向こうへ。
2021年に上演された作品をパワーアップして再演。不思議な穴のあちらとこちら。因果が複雑に絡み合みあう不法投棄コメディ!
《場所》新宿サンモールスタジオ
〒160-0022 東京都新宿区新宿1丁目19-10 サンモール第3マンション B1
《公演スケジュール》
12/4(水)19:00
12/5(木)14:00/19:00
12/6(金)14:00/19:00
12/7(土)13:00/18:00
12/8(日)12:00/16:00
※全自由席
《チケット》
・前売り券、当日券:5,000円
・キャスト応援チケット:7,000円
↑10分前入場特典+応援キャストのサイン入りチェキ付き
《チケット予約》
━*第1弾チケット発売予告!*━
『おーい、かえってこーい2shotチェキ撮影権利付きプレミアムチケット』
販売期間2024年7月17日正午~7月31日〆
1公演15名限定
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● 劇場でキャストと2shotチェキを撮れるのはこのチケットをご購入頂いた方のみです♪
●プレミアムチケットは事前決算になります。下記チケットサイトより会員登録をして、発売まで暫くお待ちください。遅咲会公式XにてURLをアップ致します。
https://ticketme.io/
●一般チケットのご購入をご希望の方は、今後順に販売致しますので、情報をお待ちください。
《キャスト》
前田直紀
藤野真梨亜
菊田貴公(遅咲会)
太田純平(遅咲会)
菅野英樹
水谷悠樹
仲谷憲
工藤嘉誠
冨田恭子
比嘉奈菜子
福田晴香
作・演 水谷健吾
劇団員たちと、うまいもん食って、旅行行きたい!毎月、楽しく暮らすいろんなことに使わせてもらっているので、頂いたサポートは活動費として大切に使わせて頂きます!