朝に読む。他人を悪者にしない自分でいるために。
思考のリバウンドが起きる。
力を入れて気合い入れた分、ひっくり返る。
私は今、罪悪感を感じきる訓練の最中。
どうやら、自分を守るための思考の癖が働いているらしく、今週は親しい部下に皮肉を言うことが増えてきた。きっと、自分以外の誰かを悪者にしてしまいたいのだろう。怒りをそのまま表に出すと自身に自覚として、他社には目立つから、皮肉という形で表現するのもその一環なのかもしれない。
罪悪感と向き合うのは、一人のとき。
こうして出勤中の電車では、少し冷静さを取り戻せている。
以前は朝の電車の中で警戒心が強まり、会社に着く頃には完全に戦闘モードだった。周りの人を敵か従属する存在のように感じ、毎日心の中で「今日の敵」を一人は作っては警戒し何かしらのアクションをしていた。そして帰りの電車でその感覚を振り払おうと言い訳し、他人の優しさや大人らしさに気づき反省しながら帰宅していた。夜には「明日こそ」と心に誓うものの、朝になるとまた戦闘モードに戻ってしまう——そんな日々を繰り返していた。
そういえば、今気づいた。
いつの間にか、朝の時間は克服できるようになっている。
問題は
人と一緒になるとき
他人を悪者にしないよう意識して過ごしたい。朝の電車のように冷静な心を保ち、他人を自分の投影として扱わないために。
力を抜いて意識だけ。