ホステル開発の背景
☆the SSAW hostel Shibuya Yutenji オーナーの小薗江です☆
当ホステルは、2020年7月より受付を開始しました。まだオープンして数か月です。私はこれまで、一級建築士として建築やインテリアデザインの仕事をしてきました。ではなぜ、このようなホステルを開発、運営することになったのか、今日はそのあたりをお話しします。
私は、これまでにさまざまなファッションブランドのストアデザインの開発をしてきました。具体的には、『GAP』『 BANANA REPUBLIC』『 OLD NAVY』『TORY BURCH』といった外資系ブランド、 『ISSEI MIYAKE MEN』 『GU』などの国内ブランド、それ以外にも数多くのブランドに携わりました。
それは、単なるお店の設計ではなく、たとえば外資系ブランドでは日本に初進出する際の、日本におけるブランド展開を見据え、新たにブランドを表現する『カタチ』とは何か、お客様のショッピング体験を最大限にする空間とは何か、といった視点でストアデザインをコンセプトから新たに開発しました。ブランドのデザイナーの思い、商品の価値、価格、ポジショニング、さまざまな情報を整理することによって、ブランドの特徴を捉えた『カタチ』を見出します。
そんな開発プロセスを『丁寧に』『大事に』進めることで、最終的にはお客様のこころに響くショッピング空間が構築されます。このプロセスは、やもすると無視されたりおざなりにされたりすることも多く、すべてのストアデザインに取り入れられているとは言い難いです。
また、空間におけるデザイン性、クリエイティビティは人々の行動を変え、意識を変え、気持ちを変える大きな力を持っていると考えています。それは単なるかっこいい空間であったり、珍しい空間であったり、目を引く色や形を作ればいい、ということではありません。利用する人の心が動くためには本当の心地よさ、動きやすさ、働きやすさ、そしてサスティナビリティを意識した、環境にやさしく、地域に根差した、地元に愛される空間であり続けることが必要です。そんな空間づくりをもっともっと提供していきたい、と思っています。
一方で、安い利用料金の施設は一般的にデザインとはかけ離れた空間が非常に多く、例えば安い宿泊料の施設は不便で汚くて狭い、そんな施設が多いと思います。でもそれって、おかしいですよね。安い宿泊施設だって、便利でおしゃれで気持ちが良くて、癒される空間が作れると思います。高い宿泊料の高級な宿泊施設は誰でも作れます。でも、私なら安い宿泊料でもデザイン性の高い、クリエイティブな、気持ちの良い空間を提供することができる、と考えました。その考えを原点に、『カタチ』づくりの開発プロセスを当てはめることで地域に愛される、安い宿泊料でも高級な施設に引けを取らない施設作りが始まりました。そんな思いで当ホステルを開発しました。
ホステルのコンセプトは『四季』です。春夏秋冬を感じ、伝統を感じる、そして日本人には新しい、外国人には日本文化を感じられる、そんな『癒し和空間』となっています。
まだまだ至らない部分はたくさんあると思います。しかし、便利で安くて安心安全で、女性でも楽しめる、そんな宿泊施設が出来たのではないかと思っています。
◆the SSAW hostel Shibuya Yutenji
（ザ・エスエスエーダブリュ・ホステル・渋谷祐天寺）
【予約は下記から】
https://www.booking.com/hotel/jp/the-ssaw-hostel-shibuya-yutenji.ja.html?label
【HP】
http://ourspace.wardrobehostel.com/ssaw_yutenji/
◆Instagram 始めました！
https://instagram.com/osonoe_masami?r=nametag
◆動画でチェック
【新規ホステルのご案内】https://youtu.be/GCImUMEvmCw
【館内のご紹介】https://youtu.be/yuH2mr4efAI
【祐天寺駅からホステル】https://youtu.be/yWAaQ3TJV2Y
【周辺のCafé, 飲食店】https://youtu.be/r8_ZkAw3juo
【個室のご紹介】https://youtu.be/b88_fL6KiqM
【ダブル・ツインルーム体験】https://youtu.be/O5KRS-H39yo
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