ビニール袋で作る簡単鮭の飯鮨
明日は、塩鮭の切り身で飯鮨を仕込みます。
明日への準備
キャベツの塩漬け
根本の芯は浸かるまでに時間がかかるので切り除きます。 葉を大きめに適当に切った後ビニール袋に入れて軽く押しつぶします。 塩の浸透をよくするためです。
キャベツ 650g 塩 650gの4%で26g 水 90g
水は、キャベツの全体に塩を行き渡らせるためです。
軽く塩漬けするので重しは、軽めにします。
明日この続き、本漬けをアップします。
ここから昨日の続きです。
数年前までは、新巻鮭を使っていました。 2022年から甘塩の切り身を使用しています。 頭の部分と尾に近い切り身の数枚は、鍋にします。
使用する切り身を袋入した後に 米酢100cc程を入れてシーリングしました。 ストローで袋の中の空気を十分に抜きました。 1時間ほど浸します。 酢の量は、ひたひたまでありませんので 上下を何度か替えて全体に酢を廻します。
切り身を酢に浸している間に 左下の人参スライス・生姜の細切り・唐辛子の輪切り・昆布の細切り・干した大根の細切りを用意しました。 その他全材料です。
材料を順に重ねてゆきます。 キャベツ〜鮭〜細切り各種〜ご飯〜糀の順に重ねました。
全部を詰め終わりました。 シーラーでシーリングします。 軽く押しつぶしながらストローで空気を抜いて密閉。
寝かしつけました。 全体に塩分や発酵菌が行き渡るようにつけ初めの数日は、 一日数回天地を替えます。 玄関の寒い場所で計ってみると14.3度Cでした。 適当な温度があったほうが発酵が進みますが、 高すぎる温度では、ひねた漬物になってしまいます。 ビニール袋の上に魚皿をその上に雑誌の入ったケースそして古新聞です。 重しは、10Kgくらいあります。
付け方のポイント
キャベツは、一晩前に浅漬けして置く。 こうすることで本漬かりが早くなります。
塩は、キャベツの浅漬に使った水を袋詰した最後にかけます。 その他は使用していません。
酢を切り身に1時間浸したのは、ボツリヌス菌の食中毒防止のためです。 食中毒菌は酸性を嫌い、発酵菌は酸性を好みますので発酵の促進にもなります。
漬物の一番のポイントは、早く水を上げることです。 そのために漬け初めの時期は、十二分の重さの重しをしてください。 早く水が上がると漬かりも早まります。 水が上がったら重しを軽くします。
ビニール袋は、0.08mmの特厚ビニールを使用しています。 ホームセンターで買っています。 少量ならWジッパ袋もいいですね。