女房が好きな、なまくら漬け。
大根を使った簡単で誰にでも好かれる漬物
数年前にこの漬物のことを知り作ってみました。
日数いらず、手間いらずです。
そして美味しいとあれば作ってみる価値が大有りだと思いませんか。
その名は、なまくら漬です。
上の写真 右がなまくら漬け で 左がハリハリ漬け。
ハリハリ漬けは、去年初冬に漬けたもの。
今年も漬蹴る機会があれば紹介します。
大根は、そのままで数日風に当てておきます。
少しだけ水分を抜くためです。
水分を抜き過ぎるとしわくなります。
反対にそのままでは、水分過多で美味しさが半減します。
ちなみにしわくなるは、
吝い が語源です。
しわいと読みますが、
北海道ではタクワン漬のように固く噛みづらい状態を意味します。
作業
軽く干せた大根を柵切り
皮は、そのままで漬けています。
皮の食感がしわいので苦手、と思えば剥いてください。
大根を袋に入れて
酒粕と砂糖と醤油を合わせて寝かせます。
樽などの器につけるときは、材料のそれぞれを小分けにして順に重ねなければなりませんが、厚手のビニール袋ならその必要がありません。
一応基本の材料割合
大根1.5kg
酒粕200g
醤油180g
砂糖 100g
砂糖は、甜菜糖を使っています。
重しはしません。
1日で水分が上がりますので水分と材料をなじませてください。
ビニール袋なら袋の外から
揉んだり逆さにすることで混ぜ合わせができます。
2〜3日して味見。
じぶんの気に入った味なら仕上がりです。
そこからは、発酵を遅らせるために冷蔵庫の保存をおすすめします。
ちなみに使い終わったあとのつけ汁は、野菜サラダなどに転用しています。