渋滞仲間のあなたへ。
今これを読んでくださっている方には、入院していたり通院しておられたり、という方がいらっしゃるかも知れません。
一方的で恐縮ですが、私はあなたのことをひそかにお仲間だと思っています。
実は私も、ここの大学の病院に通院しているのです。なので、お仲間。
最初、身体が思うに任せなくなった時、これは人生初のオオゴトだと痛感しました。
これからの体調のこと、後遺症のこと、勤め先のこと、家族のこと。
「大学病院に通う」という言葉の響きの重さもあって、とっても大きな不安を感じておりました。
来る日も来る日も体調を観察しているとき、ふと「そりゃ、長く生きていれば、思うように進めない日もあるよね」と思ったのです。それって人生における渋滞中、かも知れないなぁ。
どんなに長い渋滞でも、いずれは出口が見えてくる。必ず目的地には着けるはず。なら私も、この渋滞の出口を目指して頑張ってみよう。
そう思って、毎日の体調管理やら治療やらに励んでいます。
大丈夫。目的地に着かない渋滞なんて、ない。
一緒に渋滞を抜ける日まで、お仲間で。