お家紹介
東京で一人暮らしをしていた頃は「家は寝るだけの場所だからミニマルでいい」と考え、折り畳みベッドと小さなテーブルにカラーボックス一つで生活していました。ちょうどその頃ミニマリズムにハマっていたこともあり食器や服も殆ど持っていませんでした。当時は家にいるときの心地良さよりもシンプルさ、引っ越しやすさを重視していたように思います。
しかし、結婚してから家に対しての考え方が180度変わり、今は「居心地よく過ごせる思い出の詰まった場所」にしたいと思うようになりました。私と夫は違った文化や環境で育ったので、どちらにとっても心地良いインテリアを目指しています。
今のアパートに引っ越してからは半年以上が経ち、やっと家具も揃ってきました。
では、部屋ごとに紹介していきます
寝室
ちょこちょこ模様替えをするので写真ごとに違うインテリアですが雰囲気は統一しています。Jeanne Damas のパリのお部屋が大好きで、寝室は彼女のインテリアを参考にしています。ワームカラーと丸みのあるデザインを中心に家具は殆どヴィンテージで揃えました。寝室はあまり家具を置かずにシンプルな居心地の良さを重視しています。
玄関
玄関はアジアンテイストに挑戦してみました。ベンチとミラーはIKEAのストックホルムコレクションから。数年前から北欧でも日本のデザインが流行っていてjapandi (scandinavian×japanese)デザインなんて言葉も聞くくらい日本のデザインは注目されています。私はそのどちらも身近なものなのでインテリアに取り入れるにはうってつけでした。4枚目の棚は夫と初めて一緒に作ったもので新婚旅行で行ったローマのお土産や義兄夫婦のウェディングカードなど思い出の品達を飾っています。美人画は去年東京蚤の市で見つけたものです。アクセサリーを飾っている台は中国風のデザインが気に入っています。
リビングルーム
リビングはまだデザインが決まらず毎週のように物をあっちこっちに動かしています。テーブル、TV台、ランプはプライウッドで揃えたのでミニマルで北欧色が強めです。義母から譲って頂いた義理の曽祖母の絨毯とちゃぶ台が来てからヴィンテージ色も加わり、今は両方のテイストをどうやったら上手く合わせられるのか考えています。ちゃぶ台はノルウェーでは見つからなかったのでフリマサイトで買ったテーブルの脚を切ってアレンジしました。
私の実家はちゃぶ台派で、子供の頃から床に座るのに慣れていたのでダイニングテーブルは買わずにローテーブルにしました。アイランドキッチンは夫と2人で作ったものです。片側だけ奥行きを持たせてバースツールで座って食事が出来るようにして、床に座るのが苦手な彼やお客様でも快適に過ごせるようにデザインしました。最近植物も少しずつ増えてきました。みんなが冬を越せるかハラハラしつつも新しい芽が出たり伸びた蔦を観察するのが楽しいです。
他にもバスルーム、ゲストルームがあるのですがまだお見せできるほど整っていないので今度また改めて紹介したいと思います。
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