見出し画像

世に棲む日々

優しい人の背中が

誰よりも悲しく映るのは

僕の中でなにかがまだ

燻っているからだろう


夢の話はくだらない

先のない話はもっとそう

そんなことを

只々、皮肉って


こんな日が最後なら良い

誰にも邪魔されず、ただ眠るだけ

世に棲む日々を嘆くには

まだまだほんとに物足りない


ある人は言う

「生まれた環境で全てが決まっているのだ」

「大人になりその現実に気づかされるのだ」、と


彼もやがて気づくだろう

その波にのまれ消え逝く影と

また別の道を歩もうともがく己の姿に


変わらない日常が良い

でも、面白くもない世ならごめんだ

たとえ世を捨て、散りゆくとしても

志はそう、面白く生きること

いいなと思ったら応援しよう!

押六ダンパ
私の為に注いでくださった想いは、より良い創作活動への源泉とさせていただきます。こうご期待!!