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丑三つ時に
龍笛を奏すと、
魑魅魍魎の類が姿を表すのか
それとも、
この世のものとは思えないほどの、
絶世の美女が天から舞い降りてくるのか
そんなことを思いながら、
今夜も唱歌のお勉強。
先日、このところ龍笛の稽古場を提供いただくなど、
色々とお世話になっている友人宅(土地の名家)にて、
雅楽器が複数見つかりまして、篳篥をお借りしてきました。
私の龍笛の師匠は、元々は篳篥から雅楽の世界に入ったと言われていたが、
私も、まだまだ龍笛も未熟な身ではあるものの、時々篳篥を奏して、
ただ楽器を演奏する喜びというものの再確認をしてみようかなぁと思います。
そういえば、清少納言は枕草子の中で、
「篳篥の音が嫌い。だってクツワムシのようにうるさくて不快なの」
というようなことを、書かれているのですが、
まぁ、なんとなく言わんとすることがわかります。
今、僕が丑三つ時に、
龍笛ではなく篳篥を奏すならば、
魑魅魍魎や天女の類などではなく、
普通に警察がやってくるでしょう。
いやはや、恐ろしいものです。
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