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ヒーローになるとは

こんにちわ ぼりよしです。

 突然ですが、みなさん将来の夢はありますか?

プロ野球選手、アイドル、警察官、お笑い芸人

人それぞれに夢があると思います。

今回は、夢の話をしようと思います。

単刀直入に言います。
僕はヒーローになりたかった。

子供の時から特撮ヒーロー作品が大好きで、自分も誰かの役に立ちたい。世界を少しでもよくしたいと 恥ずかしながら考えていました。

一時期は、そんな自分のヒーロー像に少しでも近づくためにボランティアに明け暮れたり…と

思い返すとちょっと恥ずかしいですね。

ですが、僕も大人になり、色々なことを知り。
日々の生活を忙しなく過ごすなかで、そういったヒーローになりたいという夢も忘れて目の前の課題に立ち向かっていました。

さて、話は変わるのですが、僕は2023年8月19日から8月22日まで、東京に旅行にきてました。 


今回は自分にとって初めて尽くしの旅となり、
自分の作った作品を展示する機会をいただいたり。お酒を飲んで吐いちゃうちょっとした失敗をしたり。 子供のときから行きたかった博物館に初めていったり

また 以前から交流のあったフォロワーさんともお話が出来て、これまでの活動の集大成って感じの旅でした。

ところで、男のひとり旅で困ることといえば、

抜けない ことではないでしょうか?

いいホテルであれば個室になっており、抜くことも可能ですが、私のような貧乏旅人は個室のホテルには泊まれないので安宿を取るのですが、一応壁はあるものの他人のイビキが聞こえるような環境。

そんななかで僕の相棒を労ることは難しく、普段は帰宅まで我慢するのですが…

今回は滞在中にファンザの10円セールが始まってしまい、ついつい30作ほど購入。

寝る前に何作か見てみたところこれがまた…

癖な作品が多いんだなぁ。

 僕は高ぶる相棒の声を無視し、眠りにつく。

しかし相棒の声は日に日に大きく、そして強くなっていく。

「もう抜いちゃえよ」「風呂でならバレないだろうよ」「ていうか日中なら回りの奴らはみんな出払ってるだろうし行けるだろ」

相棒の声は初日とは比べ物にならないくらい

荒く、そして野蛮に暴れだす。

よせ、理性を失って欲の赴くままに発散するのは獣と同じだ!!相棒、僕たちはこれまで、何度も何度も困難を乗り越えてきたじゃないか。僕と相棒ならきっと耐えられるさ

僕は相棒の理性に訴えかけ、なんとか相棒を抑えた。

滞在三日目東京 新宿

僕は魔境にきたことを後悔した

新宿歌舞伎町 この町は欲望ときらめき。そして男と女の香りをまとい、あるものは夜の闇にあるものは女の園へ、そしてあるものは男の体に女の魂を宿すものたちのもとへと消えていく。

訳ありこの町に降り立った僕と相棒は、その熱気にやられていた。

なぜ、そんなに短いスカートを履いているんだ。なぜ、そんなに胸を開けるんだ。

なぜ…どうして、こんなにも美しいものたちが集うのか…

歌舞伎町、そこは夢と欲望の町

相棒は 限界だった。

宿に戻ると相棒は僕に告げる

「限界だ」

僕も同じ気持ちだ もう限界がきている。

しかし、宿の人に迷惑をかけるわけにはいかない。

だが、今の僕にはわかる

相棒はもうとっくに限界を超えている。
もういつ暴れだしてもおかしくない。
いっそのことどこかの公衆トイレででも…

ダメだ 社会常識上そんなことをしていいわけがない。

どうすれば…

そう悩みながらシャワーを浴びている僕は
ある人の言葉を思い出した。

「HとEROどちらともひとつではただの獣だ。だが、この二つが組み合わされることによりHEROとなる。」

そうだ、僕は ヒーローになりたかったんだ。  

そして今がその時だ!

最終日 東京上野

僕は再び上野へと降り立った。

理由はいうまでもないだろう。

4日間溜め込んだこの呪縛を解き放つために

そして、僕がヒーローになるために…

上野駅から徒歩で五分ほど歩いたところにある怪しげな雑居ビル。

怖くないといえば嘘になる。

なぜなら僕の相棒は他人に触られたことがないから。

だけどヒーローはどんなときも逆境を跳ね返してきた、僕はこんなところで止まるわけにはいかない。

「いらっしゃい」
スーツを身にまとった老人が現れた。

老人は僕を待合室と呼ばれる空間へと誘った。
待合室には既に3人ほどの人がいる。
全員が修羅場を潜ってきた戦士の目をしている。

ピリッとした空気が待合室を包む。

そうか、彼らも譲れない何かのためにこの戦いに挑んでいるのか。

そうこうしていると老人が僕を呼びにきた。

僕は老人から説明を受けて、とある一室に入る。

僕は絶句した

既にAVがついているではないか。

それも僕がすきなジャンル。
相棒も喜んでいる。

僕は相棒のボルテージをあげるため、そっと右手を添える。

相棒はそれに応えるように姿を変えた。

「「erection」」

相棒は戦闘態勢に入った。

しばらくして個室のドアがノックされる
ドアを開けるとそこには、
黒い服を身にまとった女性が立っていた。
誰に似ているとも言いがたい容姿ではあるが、

強いていうならかわいい声優って感じの雰囲気。

彼女の名前を仮にあさひとしよう。
「こんにちわあさひです。こういう店は初めてですか?」
 
「はい…実はあんまり利用したことがなくて」

「ルールとかはわかる?」 

「はい…サイトで見てきました」

「そっかそっか! そういえば今回はオプションをひとつ無料でつけれるんだけど、何がつけたい?」

「それじゃあお尻触ってもいいですか?」

「いいよ😊」

こうして戦闘が始まる。

ベッドに横たわる僕の隣に彼女が座り、相棒に触れる。
触りかたも雑な触りかたではなく、まるでか弱い生き物を撫でるかのようなソフトタッチ。

伝わる… 相棒が…喜んでいる。
4日間の封印に苦しめられた相棒からは邪気が抜けるかのように彼女の手が触れる度スゥーと軽くなり、そして快楽が溢れる。

「せっかくだしローション使ってみる?」

「お願いします。」
今回のお店にはローションが無料オプションとして組み込まれている。 

4日間の呪縛後に流されるローションはさながら砂漠のオアシス。

冷たく、そして滑らかに、相棒を包み込む
もしも天国が存在するなら、ここが一番近いかもしれない。そう本気で思った。

彼女の動きは素晴らしく。優しくも力強い
相手を思いやれるヒーローの資質を感じ取れる。

そして僕は彼女の手によって。

果てた




いつぶりだろう。空がこんなに綺麗に見えたのは…

こうして僕は 遠く離れた大地で ヒーローになった。

ちなみに流れていたAVは途中で別のものに切り替わり、腹ダルダル胸部アーマーびよびよのババアになっていた。抜けるかボケ

ちなみに今回心残りなのは、時間内であれば無制限で発射可能なのだが、今回は我慢しすぎて一度の戦闘で満足してしまい、 その後はトークで時間を潰したことである。

普通にもう一発いけそうだったので、もう一発いけばよかった。

こうして僕の東京旅行は幕を閉じた。

次東京に来ることがあれば、また利用したい。

次はヒーローとして。

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