「面倒くさい」ことが出来るか。

お年玉付き年賀状の当選結果が発表されましたね。
https://www.post.japanpost.jp/event/otoshidama2021/

年末年始に派手に体調を崩したこともあり、年賀状は殆ど出していません。体調を崩してなくても、たいして送っていなかっただろうけど。

全体の傾向はどうなんだろうと思って調べると、年賀状の発行枚数は2003年をピークに確実に減少していて、2003年が約44.5億枚、2020年が約21.3億枚の発行とのこと。

LINEやMessengerなどコミュニケーションツールの普及、InstagramやFacebook, Twitterでの情報発信の当たり前になったことが理由ですかね。

そんな中、わざわざ年賀状を書くのは、費用的にも、時間的にも

「面倒くさい」

ことですよね。

正確に言えば、他の方法が手軽すぎて、面倒に感じるようになってしまった。だからこそ、手間がかかる年賀状を送ること・受け取ることの価値は高まっているように感じます。

先日、研修をした会社さんが大事にしていることの中に、DMを送付する時には手書きのメッセージを添えて送る。というものがあった。その会社は売り上げの80%がリピート顧客。

効率さが主流になっている時だからこそ、手間をかけて、1人の人間として接することが大切なのかもしれないですね。

他の人がやらない、やりたくないこと。
やっとほうがいいと思うけどやっていないこと。

どれだけ自分が「面倒くさい」と思うことを実行出来るかが価値になっていくのだと思う。

はっきり言って、私はかなりの面倒くさがり屋だ。

このnoteを書くのも正直に「面倒くさい」。やってもやらなくても、短期的なメリットはほぼない。書くのも時間かかる。「時間はかかっても、書くのはめちゃくちゃ楽しいぜ!」ということもない。

でも、「面倒くさい」を続けると、どうなるかは気になる。

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中野修二/株式会社NOWMO 代表取締役/一般社団法人Good Try JAPAN 代表理事
キャリアを広い意味で「生き方」だと捉えて、どうやったら充実して生きていけるかをまとめる。Good Try JAPAN代表。キャリアコンサルタント。