【2週間】毎日Xに絵を投稿してみた感想と、今年の抱負
結論:絵を描くのが楽しい!
初めまして、そして新年あけましておめでとうございます。
「白角折(おしとり)ゆに」と申します。
私はふだん会社員をしており、絵は趣味で描いたり描かなかったりする人間でしたが、昨年12月16日から毎日絵を描くようになりました。
今回は、そうなったきっかけや、2週間ほど経って気づいたことなどを備忘的に記したいと思います。
よろしければお付き合いください。
毎日描くようになったきっかけ
さいとうなおき先生の「3ヶ月上達法」を知ったのがきっかけです。
詳細は動画をご覧いただくとして、こちらの上達法を雑に要約すると「上手い人(お手本)を研究し、全力で描き、比較して反省する」の手順をひたすら繰り返す方法です。
こちらを視聴したとき、「これはやり甲斐がありそう」と思いました。
自分自身が絵に対してここまでやったことは今までになく、チャレンジしてみたい!と思い、始めてみました。
Xに経過を投稿してみる
始めるにあたって過程をどこかに記録したかったので、全く稼働させていなかったXのアカウントに毎日過程を投稿してみることにしました。
また、3ヶ月上達法だと毎日描くことは必須条件ではないのですが、自分の場合それを条件にしないと続けられない気がしたので投稿も毎日を目標としました。
最初の1週間
6日間かけて描いた最初の1枚がこちらです。
前述の上達法だと、まず最初に「お手本」を決める必要がありますが、私の場合は厚塗りで印象的な可愛い少女を描かれる某絵師さんをお手本にしました。
結局のところ、私はこの絵を描き終えた時点で3ヶ月上達法を挫折(というか中断)しています。それは次の課題に直面したからです。
課題1:本気の1枚を目指すと日数がかかりすぎるため、飽きる
ある程度想定していたことですが、絵を描く時間の確保が難しいため、進捗が少ないとが飽きてしまいます。Xに毎日投稿してもアカウントのメディア欄に変わり映えしない絵ばかり並ぶのが精神的に良くありませんでした。
課題2:完成までの時間が長いと自己流に戻ってしまう
これは自分が色塗りに苦手意識を持っているせいなのですが、色をどう塗るか悩んでいるうちに結局自分の塗り方になってしまいました。
まず基礎的なデジタルの塗り方を学ぶ必要があると感じましたし、一方でお手本を変えるべきかもしれないと気づきました。
課題3:反応がないためモチベーションが続かない
当たり前のようにフォロワーが0人なので、ハッシュタグをつけて投稿しても数人にしか見られません。
もちろん目的は絵の上達であり他人の反応ではないことは承知していましたが、結構な労力を使っているだけに「これ、いつまで続けられるかな?」と心が折れそうなときもありました。
得られたものはたくさんあった
これらの課題が見つかったのも成果のひとつとも言えますし、何より飽き性で三日坊主な自分が6日続けられたのが信じられませんでした。
3ヶ月上達法はまたどこかで挑戦したいのですが、いったん毎日描き続けることを優先することにしました。
最初の絵を完成させた次の日は息抜きにファンアートを描いたのですが、自分の絵は動きがあまりない、コントラストが低く一目見て何を描いてるかわからないという共通点があると気づきました。
つぎの1週間
繁忙期だったこともあり睡眠時間を削って体調を崩したくなかったので、ある程度クオリティを引き換えにしてでも短い時間で絵を仕上げることを目指すようにしました。
また、自分のどんな絵が多くの人に見てもらえるかということを意識して描きました。
この週でやってみたことをいくつか書いてみます。
色塗り
極力時間をかけないことを目指していたので、厚塗りは一旦忘れてアニメ塗りをベースにすることにしました。
こちらの動画を参考にしています。
こちらで紹介されている工程を覚えて実践してから塗ってる最中にあまり悩むことがなくなりました。
着彩の工程にかかる時間がかなり短縮されたと感じます。
今も繰り返し視聴している動画です。
(まだ動画の内容の7割くらいしか身についてないと思っている)
構図を考えてから描く
いつも顔から描いていたのですが、ラフで描きたいもののシルエットなど画面全体を考えてから描くことにしました。
また、描いたあとも見え方を考え思い切ってトリミングするようになりました。(これまでは全身を描いたのに切り取ってしまうのは勿体無いと思っていたので)
私がこの時期描いた初音ミクの絵が一番わかりやすいかと思い、例に出してみます。
この絵、左右反転ダメ絶対!と注記したいくらいデッサンがやばめなのですが、修正すると勢いが死にそうだったのと時間が全然無かったのであえてこのまま突っ走ってなんか色合いがいい感じになったのでそのまま投稿した結果、一番伸びたイラストです。
自分としては未完成の絵だし、見てると恥ずかしい部分が沢山ありますが、色々と学びを得られた絵でもあります。
それだけ初音ミクが人気ジャンルなだけ、ということかもしれませんが。
トーンカーブをいじる
これは「コントラスト低すぎ」対策です。
これでいいか〜と描き終えて投稿する前に、必ず色調補正やトーンカーブで調整するようにしています。
Xに投稿するとなぜか画質がすごく落ちるので、やや強めでもいいような気がしました。
積極的にフォローする
投稿した絵をもつまと見てもらいたいと思い、フォロワーを増やすために積極的に絵描きさんをフォローしてフォロバしてもらう作戦に出ました。
幸いなことに反応をいただけるようになったので、モチベーションが上がりました。
絵描きさんをフォローすることで、どういう投稿の仕方をしているのか参考にさせてもらったりもしています。
成果と新たな課題
動画なども含めイラストレーターさん達から学びを得ることにより、今の画力である程度見栄えのする絵を描けるようになったと思いました。
そのおかげで、絵を描くことが楽しくなりました。
ただ、見られることを意識するために同時に「数字」への執着が強くなってしまったような気がします。
また、イラストを早く仕上げるようにしてから、投稿後に修正したいと思うことが増えました。
これは自分の絵の違和感に気付けるようになったということで、良いことではあるのですが、やはり納得行くまで描き切ることも合わせて行ったほうがいいと感じました。
とりあえず、Xへの投稿はライブ感?を重視し、修正したり加筆したものはPixivへ投稿することで自分を納得させています。
今年の抱負
ひきつづき毎日描く
どこまで続けられるかはわかりませんが、まずは継続をと思っています。
一方で、現状のように悩む前にとにかく机に座る!描く!というところから、なにかテーマを決めて上達を目指す段階に行きたいと思っています。
その先について
そして、今はあまり気にしないようにしていますが、何のために絵を描くのか、上達の先に何があるのか、本気で絵を仕事にするのか…などについても答えを出していきたいな、出していかないとなあ、と考えています。
以上、長くなってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
私の絵に興味を持ってくださった方は、ぜひXやPixivを覗きに来てみてください。
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