日記0327

【春休み58日目】
せっかく8時ごろに目が覚めるも、2時間くらい布団の中でうだうだしていた。やっぱり予定がないとどうしても怠けることの方が優ってしまって、本当にダメだ。30分おきに鳴らす何回ものアラームよりも1件の予定の方が起床を促すことを知ってしまったので、これからは無理にでも用事を作るべきだろう。

11時くらいに犬2匹のシャンプーをして、それでめちゃくちゃに疲れてしまった。一日分のエネルギーを使い果たしてしまったので今日はもうおしまいです。体力と引き換えにうちのお犬様たちがめちゃくちゃいい匂いになった。これだけひとつ、やりきったという達成感があった。

夕方までにかけてもYouTubeとゲームとピクシブとSSの見直し書き足しとかでゴロゴロ過ごして、そこそこに家のことをやっていたら一日が終わりかけていた。昨日が(当社比)活動的だった分、休日これでいいのかと思ったが、よく考えなくてもいつもこんなもんだった。これはあまりにも…あまりにもな気がする。これを「いつも」にするのは、なんというかまだ早いだろう。若いうちにやれることはやっておいた方がいい、気がする、多分。

お風呂などを済ませた後、太宰治の『葉桜と魔笛』を読んだ。お供にはピーチのフレーバーティー。どこかで聞いたことがあるタイトルで、多分教科書か何かに載っていたんだけど、読んだ記憶はなかったし実際読んでも記憶が呼び起こされることはなかった。
余命宣告を受け床に臥している妹と彼女が心配でお嫁に行けない姉が静かに狂っていく話。互いを想う姉妹があまり哀れで、そして美しかった。めちゃくちゃ好きなやつでした。姉妹愛……。

あとは文章のテンポが良くてスラスラ読めた。句点が少なくて読点で長々と繋いであるが、言葉選びがくどさを感じさせない。口語の流れるような美しさ。声に出して読み上げたい、朗読してみたいと思わせるような文章だった。

今日は引きこもりの日だったので927歩とかそんなもんでした。
昨日は風が強くて、今日は曇り空だったけど、気温的には決して寒くはなくて、過ごしやすい気候になりつつあることに春の訪れを感じる。桜って今くらいがピークなのかな。でも散々吹いた風でもう散ってしまっているのではないか。桜に限らず、今の時期に見れる花を見に行くのもいいかな、なんて思った。

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