日記0330

【春休み61日目】
11時過ぎに起床。また起床時間が遅くなっていってしまっている。なんとか午前中は死守したい。もう朝は寒くもないから気温的な問題で布団から出るのはそこまで難しいことではないはずなのだけど、やっぱり私にとっての一番の安息の地は多分ここで、寝起きの朦朧とした意識の中スマホをいじる時間が幸せだから離れ難いのだと思う。書いていて、人間としてかなり底辺だなと思った。でもこれ以上の幸せってあるのかな。手軽で、身近で、安楽なやつ。

昼過ぎからエージェントと面接対策の面談を組んでもらった。今回は事前に書いてきたやつをもとに添削する形式で、やっぱり第三者に見てもらうと違うなと思った。軸の話とか志望動機とか自己PRの話になるとどうしても人生観というか(そんな大層なものは持ち合わせていないけど)、自分の根底となっているところを掘り下げることになるのでなんとなく気が重い。けど、たぶん味方であろう大人に見てもらえるのは安心する。なんというか大人と人生とか価値観について喋れるのは面白い。向こうは仕事だしこっちのことなんてガキだな〜甘いな〜としか思ってないかもしれないけど。人と話すことに飢えているのかもしれない。気軽に話せる友達なんていなくて、普段家族以外と話すことがないから。こうやって人と話す機会が著しく不足しているから面接でもそういう「何か」を察知されてしまうんだろうなと思う。私は早くバイトを探した方がいい。

夕方は家のことやって一件適性検査を受けて、疲れて少し休んだらもう夕飯だった。諸々済ませた後、明日の面接に向けて志望動機とか練り直して、書き出したらもう日付が変わっていた。これもこんなに時間をかけることではなかったと思う。嫌だ嫌だという気持ちが進みを遅らせてダラダラと準備をする振りだけをしていたが、そういうところが時間の無駄なのだと思う。今日は本当に自分の駄目なところにしか目がつかない。最悪だ。でも面接はアピールの場だから、わざわざネガティブなことを言う必要はないし、これを言おう!よりこれを言ってはいけないを避けた方がいい(つまり余計なこと言って墓穴掘るな)と普通に考えたら当たり前のことをアドバイスされてしまったので、意識して頑張らないと。寝て起きたら切り替えられるだろうか。
健全に自己肯定感が育っている人間は就活において最強だと思う。自分は親から人格否定されて育ったとかではなく、普通に真っ当に育ててもらったはずなのに、当の私はどうしてこんなにも駄目で卑屈で厭らしい人間なのだろう。本当に何もかもが空虚でしょうもなくてどうしようもない。こうやってネガティブな言葉で画面を埋めているのだって、自ら悲嘆に暮れて憐れむことで自分を可愛がっているのかもしれない。本当に気持ち悪い。醜い。それもこれも全部就活のせいだから、早く内定もらって楽になりたい。でも私だったらこんな日記書いてる人間に内定は出さない。
【終 著作・提供 〇〇〇】

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