若者にもっと手紙を書いてもらうための、キャッチコピー
梅雨で気分が上がりません。
雨が止んだと思ったら、暑くて気分が乗りません。
でも、ここくらいは元気にいきます・・・。
せーのっ!!
こんにちは!!!!「ことばの研究生」のおーしろです!!!!
さて、今回は3ステップライター塾で課題として出された
「若者にもっと手紙を書いてもらうためのキャッチコピー」
を紹介します!
デジタルが進む時代に、あえてアナログな手紙を推奨する・・・
ましてやLINEで事足りるこの時代に、若者に手紙の良さを伝える・・・
むむむ・・・
と頭を悩ます課題でした。
若者に手紙を書いてもらうためののキャッチコピー10選
それでは、実際に書いたキャッチコピーを紹介!
まずは仮想敵であるデジタルとの差別化を意識したコピーです!
データって残らないけど、手紙は残る、というところから発想しています。
読み返すと、またあなたに会える。
【制作意図】
たまたま家に手紙があったので読み返してみたのですが、当時の感情や思い出などがぶわっと蘇って「また会えたみたいだな」という部分から書いてみました。
LINEと違って言葉が流れていかないし、手紙だからこそ蘇る想い出もあると思います。そこを「会える」という形で表現してみました。
会えないあなたの文字が、わたしを支えている。
【制作意図】
これも上のコピーと切り口は同じです。
実は浪人生時代に遠距離恋愛をしていたのですが、受験で挫けそうな時とか彼女からもらった手紙読んで自分を励ましてました 笑
そんな感じで、手紙って読み返して元気をもらったり、慰めてもらったりすることがあるので、その部分を表現してみました。
「好きです」って、口では言えなかったな。
【制作意図】
「口では言うのは恥ずかしいけど、手紙だと素直に書けるよな」というところから着想したものです。手書きで書いてるとなぜか素直になれますよね。
ただ、「今の人はLINEとかで好きって言えるかな?」と思うと、もう少しストレートに「手紙だと素直になれる」というところを表現してもよかったかも、と思います。
消した跡も、涙の跡も。それを含めて「手紙」です。
【制作意図】
手紙って相手を想っているからこそ、何度も書き直しますよね。
もらった方も、消した跡が残ってると「一生懸命書いてくれたんだな」と感じます。なので、時間をかけて想いを伝えよう、ということで表現してみました。
ただ、後半の それを含めて「手紙」です。 という部分をもう少し綺麗な表現にすればよかったなと思います(もしくは前半部分だけでも良かったかも)。
離れ離れになるから、わたしの言葉を持っていって。
【制作意図】
これは遠距離になる人たちを意識して書きました。
はい、自分も渡しましたよ、遠距離になる時・・・。
文字を書くのは本当に苦手だったんですが、どうしても持っていって欲しくて、頑張って書いた記憶があります。
こうやって想いを持っていけるということも、手紙の良さかもしれません。
封筒から、君の匂いがする。
【制作意図】
封筒選びから手紙は始まっている、というところから着想しました。
LINEは便箋などはないので、そことの差別化も狙っています。
また、手紙にすることであなたを伝えれる、というところも表現してみました。
仮想敵はこんな感じです!
ここからは、それ以外の切り口を紹介します!
「汚い字」と彼女は笑った。
【制作意図】
手紙は汚い字でも想って書いてくれた、その行為が嬉しいと思います。
その行為が嬉しい様子を表現してみました。
自分は字がめっちゃ汚いんですが(教育実習の時、小学1年生に練習させられたくらい)、このコピーであれば字が汚い人も頑張って書きたくなるかな?ということも書いてみました。
届け、私の文字。
【制作意図】
若干、青春系の飲料水っぽいコピーになってしまいましたが・・・ 笑
LINEの文字は自分の文字ではない、というところから着想したものです。
ただ勢いはあるけど、手紙を書きたくなるかと言われると「もう少し違う表現がよかった」とも思います。
丸っこい字に惚れそう。
【制作意図】
これも上と同じようなものですが、字にあなたが出るというところから考えたもの。手紙には文字でも惚れさせる力もある、という部分を押し出してみました。
高校生の時に好きな子の文字みて、かわいいなって思って惚れそうだったので、ある意味実話です(男子はそういう経験あるよね!?ね!?)。
記念日には、妻にラブレターを。
【制作意図】
これは若干企画っぽいですが、記念日に奥さんに手紙を書いてみませんか、という提案コピーです。
結婚式とかお嫁さんからお父さんに、という手紙の定番があるのですが、夫から妻にという定番があってもいいかなと思って書いてみました。
倦怠期も・・・ございますよね・・・?笑
そういう方はぜひ!笑
書いてみての感想
以上、「若者にもっと手紙を書いてもらうためのキャッチコピー」でした!
キャッチコピー、やはり難しいですね・・・!
3ラ塾の黒澤先生に指摘いただいたように、もっと多くの切り口や色んな人の目線で書けたらよかったな、と思います。
あと、自分の課題は”表現”だと思います。
ストレートに良さを伝えることも大切ですが、若者が動くにはどのような表現であるべきか。この辺りをもっと勉強すべきだなって思います・・・。
この反省を生かして、また次にいかしていきたいです!