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イブキちゃんの聖書入門

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クリスチャン女子大生、イブキちゃんを取り巻く日常のお話です。 また聖書の内容について解説していますので、漫画、聖書にご興味のある方は是非ご一読ください!
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2023年12月の記事一覧

イブキちゃんの聖書入門#79 「一年の終わりに」

イブキちゃんの聖書入門#79 「一年の終わりに」

☆2023年が間もなく終わろうとしています。

今年一年間、私はほぼ毎週、この『イブキちゃんの聖書入門』をnoteにアップして来ましたが、根気のない私がそのように続けて来られているのも全て、応援してくださっておられる読者様の応援の賜物であり、何よりもイエス・キリストの父なる神様の恵みです。

私事ではありますが、振り返れば、この2023年は個人事業主として測量事務所を立ち上げ、仕事環境、生活環境が

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イブキちゃんの聖書入門#78 「本当のクリスマス(後編)」

イブキちゃんの聖書入門#78 「本当のクリスマス(後編)」

※前回(#77「本当のクリスマス(前編)」)の続きです。

☆クリスマスシーズンになると、いわゆる「キリスト教国」ではない日本でも、当たり前のように街中がクリスマスムードに染まります。

ショッピングモールに行けば、『ジングルベル』や『あわてんぼうのサンタクロース』などのクリスマスソングが館内に響き渡り、クリスマスらしい電飾で人々を包み込みます。

私はクリスチャンではない時から、見える世界がクリ

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イブキちゃんの聖書入門#77 「本当のクリスマス(前編)」

イブキちゃんの聖書入門#77 「本当のクリスマス(前編)」

☆クリスチャンになってまだ間もなかった頃、アメリカ人宣教師のお宅のクリスマス会に呼ばれて『A Charlie Brown Christmas(邦題:スヌーピーのメリークリスマス)』というアニメを鑑賞したことがあります。

詳細はうろ覚えですが、仲間たちがクリスマスをただのパーティとして捉えていて、「それは違うだろ」と憂鬱な気分になっていたチャーリー・ブラウンが、クリスマスの本当の意味を考える、とい

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イブキちゃんの聖書入門#76 「安らぎの詩篇(後後編)」

イブキちゃんの聖書入門#76 「安らぎの詩篇(後後編)」

※前回(#75「安らぎの詩篇(後前編)」)の続きです。

☆前回は敵に囲まれた戦場の只中においても、神は平和と平安の体現とも言える「和解の食卓」を用意して下さることを説明しました。

(この「和解の食卓」には、第一義的には「神と罪人との和解」の意味が込められています)。

今回はこの「安らぎの詩篇 第23篇」シリーズの最後ということで、作者であるダビデが残した「第23篇の結論」を見て行きたいと思い

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イブキちゃんの聖書入門#75 「安らぎの詩篇(後前編)」

イブキちゃんの聖書入門#75 「安らぎの詩篇(後前編)」

※前回(#74「安らぎの詩篇(中後編)」)の続きです。

☆前回までは、この詩篇の作者であるダビデは神(ヤハウェ)を「羊飼い」に、そして自分自身はその「羊」に見立て、例え「緑の牧場」でも、また「死の陰の谷」であっても、そこには圧倒的な平安と祝福があることを解説致しました。

今回はそこから場面は一気に変わり、戦い(戦場)の真っ只中にダビデは自身を配置しています。

☆ダビデは初代イスラエルの王であ

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