【お城巡り】江戸城|日本100名城 No.21
日本最大の城「江戸城」。
現在は皇居となっているために他城よりも近寄りがたい雰囲気があります。
一方で皇居であるがゆえ開発されずに当時のものが残っている気もします。
首都東京のど真ん中にある江戸城の登城の記録を書いてみたいと思います。
登城日
2015年12月27日(日本100名城スタンプラリーの登城100城目)
2016年1月8日
2023年12月1日
登城方法
地下鉄日比谷駅から徒歩で登城。
登城記
2015年12月27日
通勤で毎日のように近所を通過しているので「いつでも行ける」と後回しにしていたら、日本100名城スタンプラリーで最後の登城となってしまった。
地下鉄日比谷駅で降りて皇居へと向かう前に、日比谷公園の北東の角にある日比谷見附跡を見る。皇居の外側にも江戸城の痕跡は残っているのである。
日比谷公園を出て祝田橋を通って堀を渡り皇居外苑へと歩いていく。
皇居外苑のいちばん北にある和田倉噴水公園にある和田倉休憩所で100名城スタンプを押印。
皇居外苑を出て、大きな櫓門がある大手門から皇居東御苑へと入っていく。
皇居東御苑は公開日・公開時間内であれば無料で入れるのがありがたい。
東御苑の入口付近には同心番所・百人番所・大番所の建物が残っている。
中之門跡をはじめ、門の石垣はいずれもきっちり積まれた切込接で美しい。
本丸跡から大奥跡へと続く芝生を北側に進んで行くと巨大な天守台がある。
これまたきれいに積まれた石垣である。しかも石の一つ一つがでかい。
ここに姫路城の1.5倍もある天守が建てられ今なお残っていたならば、間違いなく観光名所となったはず。
天守台に登って大手町のビジネス街方向を見てみる。
首都東京の中心部なのにこんなに大きく空が見えるのは皇居ならでは。
西側の富士見多聞や松の大廊下跡の前を通り南側へ行くと富士見櫓がある。しかし手前に柵があって近づくことはできない。
大手門から皇居東御苑を出て、堀の外周を反時計回りに歩いていく。
平川門~北桔橋門~半蔵門~桜田門とぐるっと回っていくと、造りの異なる石垣を比較して見ることができる。
皇居の周囲をほぼ一周して桜田門までやって来た。この日はここで終了。
年末の寒い時期なのに皇居の周辺には外国人が特に多かった気がする。
2016年1月8日
皇居参観に参加すると西の丸に入れると分かり、2週間後に再び登城。
受付場所の桔梗門から宮内庁の職員さんの誘導で皇居内へと入っていく。
参加者はいったん窓明館という施設に集められ、参観中の注意事項を聞き、トイレ・お土産購入を済ませてから参観が開始する。
誘導する職員さんの解説を聞きながら、皇居内をゆっくりと歩いていく。
富士見櫓を石垣の下から見ると、東御苑の内側から見るよりも迫力がある。
宮内庁の庁舎の前にある坂下門を皇居側から見る。
宮殿東庭の前を通り、二重橋の正門鉄橋を渡って振り返ると伏見櫓がある。
お城に興味ある人がどの程度いるのか分からないけど、みんな写真を撮る。
二重橋の上から丸の内&大手町のビジネス街を見ることができるのも貴重。
桔梗門まで戻ったところで1時間ほどの皇居参観は終了となり解散。
富士見櫓と伏見櫓を近くで見られるので皇居参観への参加は有意義だった。
2023年12月1日
皇居乾通り一般公開をニュースで知り、急に思い立って8年ぶりに登城。
今回は坂下門から皇居内へと入っていく。平日なのにそこそこ人が多い。
富士見櫓の下は公開範囲外となっていたので、今回は遠目で見るのみ。
乾通りからは局門・富士見多聞・西桔橋門跡などを見ることができた。
乾通りの終点は乾門。坂下門⇒乾門の一方通行なので後戻りはできない。
乾門を出て少し歩くと北桔橋門があり、皇居東御苑へと入ることができる。
乾通りからほとんどの人が東御苑へと流れてくる。入ると正面が天守台。
この日は富士見多聞の内部が公開されており、さきほど歩いてきた乾通りを上から眺めることができた。
本丸跡東側の台所前三重櫓跡の展望台に登り大手町ビジネス街方向を見る。
大手門から皇居東御苑を出てこの日の登城は終わり。
今回は乾通りからしか見ることができない風景が見られたので良かった。
今回は日本最大の城「江戸城」の登城の記録でした
江戸城の痕跡は今回書いた以外にもまだまだ東京都心部に残っているので、また別の機会に巡ってみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?