男性看護師のメリット・デメリット3つ
男性看護師のメリット
1.女性看護師に頼られる(主に力仕事)
2.怖い女性看護師に優しくされやすい
3.男性看護師の団結力が高い
男性看護師のデメリット
1.女性患者さんの対応時の気まずさ
2.男性看護師の少なさ
3.男性患者さんのガッカリ感の表情
男性看護師のメリット
1つ目:女性看護師に頼られる(主に力仕事)
男性看護師は増えてきているとはいえ,まだまだ少ないため1つの部署に1〜4名程度しか配置されていないことが多いです。そのため,力仕事やセクハラを行う患者,暴力を振う患者さん,ADLの低い患者の場合に男性看護師がいる場合には担当することが多いです。正直対応するのは大変ではあり,時にはその対応で残業することもありますが,頼られることは嬉しいことではありますし,上の方々への高評価にもつながるので自分はメリットとして感じています。
2つ目:怖い女性看護師に優しくされやすい
看護師は女性社会のため女性看護師の先輩方が多くいますが,入職始めは同期の女性看護師より声をかけていただくことが多く,休憩中など話を振られることがあります。その際に,怖い女性看護師と話すことで,こちらの緊張もほぐれますし,少しは業務中でも優しく教えていただくことが多いです。その分注目もされやすく,業務以外でも何かやらかすとすぐに広がるので,一概には優しくされやすいとはいえないため注意が必要です。
3つ目:男性看護師の団結力が高い
男性看護師は病棟に1〜4人と少なく女性社会のため,女性を敵に回すと病棟にいれなくなるので,歯向かうことなく過ごす必要があります。肩身は狭いですが男性看護師は人数が少ない分,病棟内の女性派閥に属することなくお互いに助けあったり,男性同士の会話をしたりして,団結力を高まります。病棟の男子会なども定期的に行う部署もあるなど,男性同士は基本仲が良い印象があります。
すごく癖が強いか,性格が悪くない限りは男性同士助け合えると思います。
男性看護師のデメリット
1つ目:女性患者さんの対応時の気まずさ
当たり前ではありますが清潔ケアや排泄介助等の介助時は羞恥心があるため,女性患者さんを対応する前には男性看護師でも対応して良いか確認する必要があります。緊急時などは別ですが,集中治療室(ICU)でも男子看護師がケアを行い,後々になってご指摘があったと聞いたこともあります。今働いる病棟は比較的に年齢層は高めではありますが,60歳前後をボーダーラインとしてそれよりも上は比較的に男性看護師でもケアに入っても大丈夫だと感じられます。しかし,時には80歳台でも男性看護師に対してケアはして欲しくないという方もいるため,高齢な方でも最初は確認することが大切です。
2つ目:男性看護師の少なさ
これまで伝えたように男性看護師は病棟に1〜4人程度しかおらず,看護師は不定休であり日勤・夜勤の勤務だけでなく,日勤常勤・夜勤専従の場合もあるため,同じ勤務にならないことがあります。仲がよい女性看護師がいたとしても,やはり気軽に話せる男性がいた方が精神的に楽であり,男性同士にしかできない会話もすることができます。また,男性でも癖の強い方や性格が悪い方,話が合わない方もいるので,相性次第では逆にストレスを感じることもあります。
3つ目:男性患者さんのガッカリ感の表情
これはそこまでデメリットではありませんが,男性たるもの看護師は白衣の天使など女性看護師を想像すると思います。そこに,病室に訪室して挨拶すると,一瞬顔がガッカリするのがわかります。自分も担当の看護師が男性の場合は少しガッカリするかもしれません。しかし,ガッカリした表情は一瞬で,逆にケアの際には男性看護師の方が気を使わなくていいという患者さんもいるので,最初だけかもしれません。
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