具だくさん子だくさん、武勇デンデンデデンデン

料理の話です。

私は巣立ってからというもの、自分で料理を作り始めるようになりました。やっぱりインスタントやレンチンのものとは味が違いますね。

中でもカレーとかスープ類などは、具がこんもり盛モリしてるのが好きなので色んな具材を丸々一個入れちゃうんですけど、一瞬、

"これで使いきっちゃうのはもったいないんじゃないか"

という葛藤があります。
使う量を半分にしておけば、別の料理ができるんじゃないか、鍋に入りきらないんじゃないか、沢山作って明日も食べて飽きるんじゃないか、残りの半分の具材でおいしいパスタが作れるんじゃないか、そんなことを考えるんです。

でも自炊生活をするにあたって、禁忌があります。そう。それは、

食材を腐らすこと──────。


鮮度は永遠じゃないだろって、これはお前が始めた物語だろって、俺の中のエレン・クルーガーが言ってくるんです。


それでも私とて何度も大葉を腐らせましたし、じゃがいもは気付いたら緑になってましたし、スイートコーンもネチョネチョにしました。そうして数々の腐らせてしまった食材たちを見て、食材は永遠じゃないんだって、その度に気付かされました。

というわけで、食べ物はどんどん使っていこう
というお話でした。


敬具

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