THEラブ人間のメケメケを聴きました。
ぼくはTHEラブ人間が好きだ。
2011年に邂逅してからもう今年で5年になる。初めて聴いた曲はTVから流れてきた「大人と子共(初夏のテーマ)」だった。
初めて聴いた時はTVで流れていて名前も見ていなかったけど、サビが頭に残ってたからそれで検索したのを覚えている。
それからシングル「砂男/東京」を買ってすぐ札幌moleにLIVEを観に行ったのだった。
このUstを見たのも覚えてる。震災直後だったんだよな。
□今のTHEラブ人間
THEラブ人間は恋愛至上主義を掲げているバンドだ。Vo金田さんの書く歌詞は日常性に溢れながらとても詩的だ。聴き始めたころは青春の焦げ臭い感じに銀杏BOYZを感じてたっけなあ。で、今のラブ人間は
女の子が可愛い。
のは、さておきポップさは元より歌詞も少し年をとったというか、30代を目前としてターニングポイントを迎えたようなものになっている。
「はてさて?今までどんな風に誰かを愛してきたのか全部忘れた」
今回のアルバム「メケメケ」は20代から30代へと変わっていくその瞬間のアルバム。別れや色んな決意が歌われている。
セカオザことスピードワゴン小沢さんがMVに出てるのは意外な感じがするけれども、別れの歌なのに曲調が明るい。別れとは悲しさばかりではないという事なのか。それとも今までの恋愛をコントだと思いたい情けない男の歌なのか。最後に「コントじゃねえんだなあ」で締めくくられているから、男の悲しみを歌ったものなのかもなあ。
女の子は「天使」だと思うし「宗教」だとも思う。でも「そんなこと言えるわけないけど」という男心。
「恋の終わり」=「幸せのゴミ箱」
『やわらかくても気持ちは刃物』『ささやかだけど役に立つなら/孤独は宝物』やさしい歌詞だ。恋人と別れたあとに気付くささやかな幸せ。
今回のアルバムはミニアルバムを総括するような内容で、前作のSONGSとは内容がずいぶんポップになった(SONGSはコンセプトアルバムみたいな内容だったけど)
メンバーも脱退・追加と気分も心機一転という感じなのかな。バンドの雰囲気もガチッと固まってきた気がする。5人のときは荒削りな感じでよかったけどね。とにかく6人になったTHEラブ人間のLIVEが観たいなあ。
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