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SAKANAMONの「na」を聴きました。

SAKANAMONは日本のバンドだ。

タイトルの「na」は2012年発売の1stアルバム。


□デビュー

↑ミュージックプランクトンを含むミニアルバムで初全国流通


ぶっちゃけ最初に見たときはサカナク…サカナモン?と皆なったに違いない。僕もそれに漏れずそうなった。ミュージックプランクトンを初めてYouTubeで聴いた時「曲もしっかりしてるしボーカルの声も特徴的だなあ」と感じてこれが初全国流通音源だと知り驚いたことも覚えている。


□若さを感じない音楽

初流通音源だと驚いたのには理由があり「若い人がやってるのか?」と思ったからだ。演奏もさながら、にじみでるオーラや歌詞などからベテラン感が漂っていたからだ。(シュノーケルっぽいなあとも思った)


しかし、それは間違いだとこの「na」を聴いて判明したのだった。


□「イケてない奴」の音楽

↑マジックアワー


アルバムの1曲目。導入部分としてもっとも大事でありPVも作成されている自信のある曲だ。打ち込みも入りキャッチーでサビもなにやらラブソングっぽい…と最後まで聴くと「愛してるよビール」で締めくくられる。


そんな曲を歌う奴がイケてる訳がない。


とまあそこまで言うとただの暴言だが、SAKANAMONの個性はその「イケてなさ」クラスの中でも目立たない奴らの音楽。個人的にも共感できる感情はあるし、孤独や無情は誰にでも共感できるのではないだろうか。まあ少し皮肉や卑屈っぽすぎる箇所はあるが。

聴けば聴くほどハマるスルメ曲がたくさんあるのもこのバンドの特徴だと思う。言葉選びにもセンスが感じられる。やはり1stアルバムは完成度が高いものが多いなあ。


↑カタハマリズム

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