阿部真央の「おっぱじめ!」を買いました。

阿部真央の6枚目のアルバム「おっぱじめ!」を買いました。その聴いた感想などです。阿部真央についても少し書きます。


□アルバムの感想

今回のアルバムは「おっぱじめ!」という阿部真央節が炸裂したタイトルで、彼女らしいユーモアが溢れている。そのタイトルの意味だが、昨年2014年でデビュー5周年を迎えまた次のスタートを切る、そういった意味だと捉えた。また、今年1月に入籍を発表した事もあり「新しい門出」という意味も込められているかもしれない。


今作は全体的に明るいアルバムだ。というか阿部真央の事をあまり知らない方のために少しまとめると、アルバムにはあるサイクルがある。

・明るいアルバムと暗いアルバムのサイクル

今作は明るいアルバムと書いたが過去の作品を遡ってみると

1枚目 ふりい (少し暗い)

2枚目 ポっぷ (明るい)

3枚目 素。 (暗い)

4枚目 戦いは終わらない (明るい)

5枚目 貴方を好きな私 (少し暗い)

そして今作。その楽曲で比べてみたい。


2枚目「ポっぷ」より

明るいロックナンバーだ。続いて

5枚目「貴方を好きな私」

うむ、暗い。というか重い感じが溢れている。

そして今作より

明るい。正直このシングルを聴いた時「次のアルバムは明るい感じだな、うん」と確信したほどである。


□さらけ出している感じがある(良くも悪くも)

阿部真央の魅力を語る上で楽曲や歌声もさることながら、歌詞に共感する人が多いのではないかと思う。彼女の名前を広めることになったこの曲

歌詞と曲がマッチしていてとても雰囲気がある。切ない歌詞は女子高生の共感を呼んでいるそうだ。僕は今年25になる成人男子なので「あるある!」とはならないのが残念だが。

とにかく「貴方の恋人になりたいのです」のように説得力のあるリアルな歌詞の曲が魅力のひとつなのは間違いないだろう。

また、LIVEでのパフォーマンスも非常に人気がある。

演奏が上手い下手というのはよくわからないが、演奏でミスしたり歌詞を間違えたりすると割と本気でへこむらしい。プロならそんな精神状態で大丈夫か?と心配されたりもするがそれだけ情熱をもってやっているという事なのだろう。弾き語りのツアーもやるほどなので演奏力も申し分ないのだと思う。

LIVEのMCでは、なんというか気のいいおばちゃんのような感じで客をいじったりいじられたり雰囲気がよい。

LIVEでしか披露しない定番曲もあるのでLIVEを非常に大切にしている事が伝わってくる。「母の歌」という弾き語りの曲なのだがいつも熱がこもっていて素晴らしいパフォーマンス。

今年はアルバムツアーを敢行する阿部真央だが、CDを聴いてLIVEに行ってみてはどうだろうか。基本的に若い女性が多いが中には良いトシのおじさんも混ざっているので誰でも遊びにいける楽しいLIVEを観ることができる。

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