欲しい服ちゃんと買えよ

秋は物欲が無限であります。
そもそもこの世の全てが欲しい欲深の人間なので常に物欲はあるのですが、最近ものすごく欲しいと思った服があったので記事に。

服がっていうか、概念なんですよね
この服を着た自分のイメージに対して物欲を感じるんですよ
そのイメージそのものが「ほしい」わけです。

なにかと入り用だったりで、優先度の高いものに出費、出資の必要があったので服を買うのを我慢してましたが、それらを着た自分のイメージが欲しすぎて買いました。本当は一気に全部揃えたかったんですが、かなり…するので、そう簡単には手に入らず…。。

でもだからこそ良い。理想への道のりは着実であるべきです。
「こういう自分が見たい」と思うその姿になれる服、それが欲しい服なのであれば、それを買えよ。と自分に対して強く思ったので、自戒を込めて記事にしました。

もう何年も前になりますけど、ずっと昔からすごく好きなブランドがあって（今回買った服もそこの服です。）、そのとき百貨店で見かけた、からし色のカーディガンとストールの組み合わせが、本当にものすごく素敵だったんです。

でもその時はそれを躊躇して買わなかったんです。買えなくはないけど、一回でぽんと出せる値段じゃなくて…。

で、結局今の今になっても、「あの時あれを買っていたら、今でもずっと着ていただろうな」と思うんです。それを着た自分はきっととても素敵だったろうと思うんです。

もちろん、買って後悔することもたくさんあります。大枚叩いて買って使ってみたら案外重い鞄とか、歩きやすそうに見えて微妙に足に合わない靴とか、何にでも着回せると思って買ったのに微妙に持ってる服と色合いやテイストが合わないコートとか。買い物へたですね。
でもそれは仕方ないと割り切ってるところもあります。
その時その時、なりたい自分のイメージに魅せられて決断しているので、クローゼットの中の整合性とか実際に使ってみてどうかなんて知ったこっちゃないんですよね。その時その時でなりたい自分なんて変わって当たり前なんだからしょうがないじゃないですか。

世の中には自分の中で自分自身のイメージが全然重要じゃない人もいて、そういう人からしたら私のようなタイプって全然理解できないと思うのですが、
私は自分自身のイメージが自分にとってとても重要だから、それを常に守り、強化し、心の底に持っておくというのを無意識にやってるんだろうなと思います。

「概念コーデ」っていうのありますよね。既存のキャラクターの、コスプレをするのではなく、モチーフやテーマカラーなどのイメージを元にコーデを遊ぶあれです。

私は自分自身に対して、常にこの「概念コーデ」をやってるんだろうなぁと思います。ちょこちょこ失敗しますが。

osajiのコスメが好きなのもここからきてますね。osajiのリップカラーやアイカラーが番号だけだったら買ってないです。
「任せて」「峠」「逆説」「砂嵐」「頁」
全部自分のイメージを補強するための道具です。

なりたい自分になれる道具がそこにあるのなら、迷わずにそれを手に入れ、一刻も早く、イメージを強めてビカビカの自分になりなさい。と、自分に対して思ったので、書いておきます。

そういうのがなくても全然生きれる人は、それがいいです。私はこういう生き方なので、こうやって生きてくのです。