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#98 「山菜採りつつドングリFMなるみさんと話す」を聴きながら見てね!

これはポッドキャストおしんこFM #98 「山菜採りつつドングリFMなるみさんと話す」の回に出てくる山菜を音声だけでは伝わらないと思い、写真と共に簡単な解説をしています!

ぜひおしんこFM#98を聴きながら見てみてください。


No. 01 タラの芽 (02:20頃)

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山菜といえばこれ!と思う人も多いのではないでしょうか。
THE山菜ことタラの木の春に出てくる新芽を食す美味しい山菜です。
ガチな山奥よりかは人里近くの里山の方がよく見かける気がします。
アクは少なめで食べやすく、メジャーな食べ方は天ぷらですが普通の野菜の様にお肉と一緒に炒め物にしても美味しいです!
揚げたてのホクホクな天ぷらは山菜ならではの良い香りがする、最高にご飯が進む逸品です。

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左の写真の様に一直線または二股くらいに分かれてスッと伸びた枝の先に芽をつけます。
それを背が届く範囲であれば手でポキッと(トゲがあるので軍手や手袋必須!)もしくは右の写真の高枝切りバサミ等で収穫します。

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全然今回とは関係ないんですけど、こんなところにもタラの木が!?
ちょうどこの写真はまだ芽が出る前ですがここ東京駅出て1分くらいの場所ですが、ツツジの生垣から伸びているの全部タラの木です。
私少し前まで職場がこの近くだったのですが、見つけた時はびっくりしました。いったい誰がこんなところに。。。トゲがない園芸種のタラの木ですね。
https://www.google.co.jp/maps/@35.6838826,139.7693334,3a,75y,198.83h,84.38t/data=!3m6!1e1!3m4!1sBcwhwO0f3IU1s7XeBnT31Q!2e0!7i16384!8i8192?hl=ja


No. 02 ハリギリ (06:00頃)

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少しだけマニア向け山菜のひとつ。
上の写真はなるみさんと話した時のものでまだ小さ過ぎて収穫はしなかったのですが、もう1週間くらいして大きくなってからが食べ頃です。
※良い写真がなかったので興味のある人は検索してみてください。。
幹にはタラの芽より大きな凶悪なトゲがあります。
葉は開くとでかいカエデみたいな形をしています。
かなり大きな樹木になるので運が良ければ大量に収穫可能です!
都内や私の家(横浜)の近くの里山公園などでもよく見かけます。
味はタラの芽や次に出てくるコシアブラと同じウコギ科なので風味があります。少しアクや苦み強めなので食べ方は天ぷらがベストかなと思います。

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ハリギリは若木の時は見ての通り凶悪なトゲだらけ。
大きく育つにつれてトゲはなくなっていきます。


No. 03 コシブラ (07:40頃)

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近年人気が高まってメジャーになってきた山菜。
私の拠点である山小屋の近くには非常に多く生えているのだが
近くの里山公園とかではまだ見つけた事はない。(多分認識できてないだけだと思うが。)
独特の香り(個人的には春菊に似た風味?な気がする)があり、それがとても美味しい。
ハリギリ同様大きめな樹木へと成長する。

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コシアブラも天ぷらがメジャーですが、↑こちらのコシアブラご飯が最高に美味しい。

No. 04 ノビル (12:35頃)

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ネギ好きな私の大好きな野草。
なるみさんも知っていた少し植物に詳しい人であれば一度は収穫したことがある??割とメジャーで公園や河川敷、道路脇の生垣など本当にかなりどこでも見かける野生のネギ。
味は完全にエシャロットなので生のまま味噌をつけて食べても非常に美味しい。

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私は見かけると収穫してよく醤油漬けにしており、ほかほかご飯にのっけて食べると最高に美味しい。
ネギの香り強めなので刻んで薬味として入れても良い。


No. 05 山葵 わさび (14:10頃)

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言わずと知れた日本人は皆大好きなメジャー薬味。
春になると白い花をつけ、茎や葉と共に醤油漬けで食べると非常に美味しい。
この際茹ですぎると辛味がすぐに飛んでなくなってしまうので茹で過ぎ厳禁。(しかし個人的には辛すぎも嫌なので数日して気持ち辛味が抜けた方が好き)
もちろん根をおろしてお刺身やお肉に乗っけて食べても最高です。
ちなみに辛味は根より茎の方が強いので根の部分だけおろしたものだと辛味がかなりマイルドでどっさり乗っけても普通に食べられる。
市販のチューブは辛味を増すために根と共に茎も入ってるらしい。

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No. 06 ニリンソウ (16:15頃)

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マイナー山菜のニリンソウ。
その名の通り2輪の白い可憐な花を咲かせます。
猛毒で有名なトリカブトに葉の形が非常に似ており、誤食での死亡例もあるので気をつけなくてはいけない山菜です。
というかニリンソウ自体かるく毒あるらしいです。茹でて水にさらすと毒が抜けるだけであって。。
漫画 ゴールデンカムイではアシリパさんがプクサキナ(ニリンソウのアイヌ語)として紹介されており「肉の味を何倍にもし、自身も美味しくなる」のだそう。
味的には強い風味がある訳ではなく無難な味なので個人的にはリスクを冒して食べるほどではないのかなと。。

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No. 07 ノカンゾウ (18:25頃)

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はやと一押しの野草。
若葉を茹でて醤油をかけるだけでクセもなくほのかな甘味があり非常に美味しい。
夏になるとオレンジ色のユリに似た花を咲かせるのだが、これがまた美味しい。中華料理屋さんや居酒屋などで金針菜という名で炒め物や串料理として出てくる。
こちらもそこら辺の土手や公園などに普通に生えており、知っていれば見つけるのは割と簡単です。

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カンゾウいっぱい。
食べられるのを知っているけど、簡単に大量に採れすぎて逆に食べてないという人も多い。

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おひたしにするだけで旨い。

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夏に咲く花の蕾がこれまた美味しい!

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No. 08 ギョウジャニンニク (19:45頃)

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収録内では滑り込みで紹介したギョウジャニンニク。
強めのニンニク臭のする葉っぱです。
漢字で書くと『行者葫』山にこもる修験道の行者が食べていたらしい。
山にはこれに似たような葉っぱの植物がいっぱいあるので、見た目のみで判断するのはかなり困難だと思います。
見分け方はニンニク臭がするかどうかです。
山菜は独自の香りのするものが多いと思うので、一度判断のできる人と一緒に獲りに行って香りを覚えるというのも良い判断方法かなと。
よくニラと間違えてスイセンを誤食して中毒したという話を聞きますが、ニラも匂いが強くスイセンは匂いがしないのでそれさえ確認すれば間違わないのにな。。と思ったりします。
むしろ匂いのしないニラを食べても美味しくなさそう。。



以上の7種の山菜、野草達を30分間のドングリFMなるみさんとの1on1にて紹介させてもらいました。

今回なるみさんと1on1で話せるという機会を貰えるという事で
何かしら出来ないかと思いつきでやってみましたが、山菜をあまり詳しくないのにいきなり画面内で見せられても、
どの山菜もそこら辺の葉っぱと同じに見えてしまう為、
一緒に山に行って見て、嗅いで、採って、食べてないと面白さや美味しさ全く伝わらないなと思いました 笑

そりゃそうだ。

次回はおさむ同様一緒に収穫に行きたいな!!

山菜、野草についての食レポは引き続きポッドキャストおしんこFM内でアップさせて頂きつつ、補足説明をおしんこnoteでしていくスタイルはアリだなと思ったので今度も紹介して行こうと思います。

では、おしんこFM はやと、えいか、おさむ を引き続きよろしくお願いします〜


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