同担が苦手だったオタクが同担のオフ会に参加したら楽しかった。というお話
タイトルの通りです。
自分は同担拒否程ではないが、基本的に同好の者と何か話すことはしなかった。
理由は単純で、あんまり同好のオタクにいい思い出がなかったからだ。
とあるアイドルアニメが好きなオタク同士とはよく話すし飲みに行ったりもする。メンバーがいっぱいいるので推しがかぶることもそこまでないし、各々のファンと話すと違った視点での感想やそのキャラやキャストのエピソードが聞けて楽しいからだ。グッズの交換がとてもスムーズなのもいい。
しかし、同好のオタクと話そうとするとそうはいかない。同じ推しである以上その推しについての話ならどこまででも突き進むのは良い事だ。ただ、グッズに関しては交換することもほとんどなくどことなくマウント合戦のオーラが出ていることをよく見るので個人的にはあまり良い印象を持たない。トップオタのマナーが悪いところを見てしまうところがあり、ファンの通称(ガノタみたいなの)を自分から名乗らないのもそういった理由がある。
そんな自分が同好の集いに参加することになった。先日とある推しのイベントで一緒に会うことになってコミュニケーションをとることになり、近々その推しの誕生日を祝う会を開催するのでと誘われたからだ。
前の自分なら断ってただろう。ただ、せっかく誘ってくれた方にも失礼だし、多分楽しめるんじゃないかという期待もあったので行くことにした。
そしてタイトルの通り、自分はとても楽しむことができた。
名札をつけ忘れてた自分も自分であったが、オフ会に参加していた方々できさくな方が声をかけてくれたのもあり、なんとか存在をアピールしてオフ会後フォローしていただけたのも嬉しかった。
そこまで推しの話はしていなかったが、各々推しの素敵な写真をアピールするでは、古参の方々が紹介する知らない推しの姿や、同じぐらいのタイミングでハマった方々のプレゼンを知るのはオタクの「癖」を感じるいい機会でとても面白く、久方ぶりにオタ活をしているなと感じるぐらい熱のあるものだった。
おなじグッズが並ぶ姿も面白いし、主催の方が体を張って茶番名演技をしていたのもお酒が入っていた自分はゲラゲラ笑うぐらいには楽しんでいたのも大きかった。
かつてオフ会やそういったイベントを開催する側だった自分は難癖をつけられたり参加者同士のトラブルを解決できずにいたこともあり、どこかで失敗や悲しみを背負うことを恐れていたのかもしれない。
また開催されるならば、参加したいしいつかはまた同じように盛り上げられる側にもなってもいいかもしれないなと感じた。
久しく感じていなかったオタ活をできた喜びを噛み締めつつ、今は推しの誕生日を祝福したい。
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