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今更5人時代の東方神起ハマるのは、悪か

(上は、5人時代の東方神起にハマった経緯を綴ったnote)

※以下、メンバーの名前を記述する際の順序は、立ち位置に基づきます

5人時代の東方神起
左から、ジュンス、ユチョン、ジェジュン、チャンミン、ユンホ
現在の東方神起
左から、チャンミン、ユンホ
JYJ(脱退した3人)
左から、ジュンス、ジェジュン、ユチョン


東方神起の分裂について思うこと

ネットは怖い。

今更5人時代の東方神起にハマった者として、もちろん東方神起が分裂した件についても一通り調べはしたが、真実らしき情報が見つかれば、すぐにそれを塗り替える新たな情報が見つかり、それの繰り返し。
結局、真実はよくわからない。

そもそもネット記事自体に信憑性があるとはいえないので、もし「この記事を読めば真実がわかる」と言われたとしても、じゃあその記事はなぜ正しいと言えるのか、という疑問が生まれる。

また、東方神起は韓国のグループであり、分裂のきっかけになったとされる訴訟も韓国で行われたもので、つまり、事務所の契約も、契約に関わる法律も、判決文も、全て韓国語ということだ。だから日本人のファンはネットに転がった訳文や、日本での報道から真相を読み解こうとしている。それで真実が分かるわけはないと思う。

私自身も、今更ながら東方神起の分裂について調べるにあたって、日本語の記事や、日本人のファンが日本語で書いたブログ等を読んだ。
しかし、言語の壁の向こう側にある情報に人の主観がプラスされたものを読んだところで、真実がわかるはずはなかった。だから私は、真実を探るのをやめた。 
(それ以前に、そもそも真実は本人たちのみぞ知ることではあるが……)

しかし、真実はどうであれ、ジュンス、ジェジュン、ユチョンの3人が事務所を辞めなければ、5人組グループとして東方神起は継続されていたであろうと、一応は推測できる。だから、2022年には存在していない"5人組グループ東方神起"のファンに今更なってしまった私からすれば、JYJのせいで私は今亡霊オタクなんだぞ!という文句も出てきそうではある。

ただそれでも、2022年2月現在、5人時代の東方神起に私は魅了されているのだ。

個々とグループ

現在私は、とある日本のアイドルグループのオタクをしているが、推しメンは一人だとしても、グループのメンバーは全員、誰一人として欠けてはならない存在だという考え方を持っている。全員が必ず役割を持っていて、だからこそグループは成り立つのだと思うからだ。

5人時代の東方神起の映像を見漁っても、同じことを思った。ジュンス、ユチョン、ジェジュン、チャンミン、ユンホ、この5人が集まったからこそ、かつて東方神起は大人気グループになったのだと。誰一人として不必要な存在はいなかったのだと。

前のnoteに書いた通り、私がこの2022年に5人時代の東方神起に辿り着いた理由は、この2022年に突然ユチョンの魅力を知ってしまったがために、昔の彼の姿を見たいと思ったからである。しかし、5人時代の東方神起を見て、"個々の力"を知り、"グループとしての魅力"を知ってしまったのだ。

⑴キャラクター

5人時代の東方神起を見て、それぞれが個性豊かなキャラクターであることがわかった。
ピュアでいつも明るく、お調子者なところが可愛いジュンス。感受性豊かで天真爛漫、だけど色っぽいギャップが素敵なユチョン。面倒見がよく情に厚い、絶対センターのジェジュン。末っ子(マンネ)ながらしっかり者で、秀才なチャンミン。真面目で誠実で、みんなに愛される温厚なリーダー、ユンホ
そんな個性豊かな5人の掛け合いがとても愉快で、だからこそ日本のバラエティ番組でウケたのだとすぐにわかった。

⑵歌唱力

歌に関しては、全員がリードボーカルを務められると各所で紹介されていた。5人それぞれが力を持っていながらも、その5人が集まり1つの作品を作り上げることで、最高のグループとして存在していた。MV等を拝見し、そう強く感じた。
もちろん実力に個人差はあると思うし、素人からしてもこのメンバーは抜けているなと思うことはあった。ただ、グループであるからこそ、5人それぞれが自分の良さを発揮できていて、それが味になっていて、欠点を感じることはほとんどなかった。

⑶ダンス力

ダンスに関しては、かなり無知であるため多くは語れないが、複数人のダンスが揃っている姿は問答無用でカッコイイと言えるし、フォーメーション移動もグループならではのダンスであり魅力の一つだと思う。
一つ曲をあげると、MIROTICのダンスを見た時は、上手く言語化できないが、心臓に重い衝撃が落ちた。


総じて、サッカーや野球にポジションというものがあるのと同じだと思う。それぞれが自分のポジションで役割を果たすことで、彼等は最高のパフォーマンスをしていた。

現在の東方神起と、消えたJYJ

5人時代の東方神起について、5人それぞれが己の役割を果たし、魅力的なグループとして存在していたと語ってきたが、だからといって、現在の東方神起が魅力的では無いと言っているわけではないし、JYJの末路をバカにしているわけでもない。

5人は元々、それぞれが強い力を持っていた。そして、東方神起というグループで、その力をさらに高めたのだろう。
チャンミンもユンホも、それぞれが最強のメンバーであったからこそ、2人が力を合わせ、新たに最強の東方神起が誕生した。
ジュンス、ジェジュン、ユチョンの3人も、それぞれが力を持っていたからこそ、皆違う場所で今も活動を続けていると言える。

私は、分裂騒動を踏まえて、どちら側の肩を持つわけでもないし、かといって、その問題を軽視しているわけでもない。
ただ、ジュンス、ユチョン、ジェジュン、チャンミン、ユンホ、この5人が10年以上前、美しいハーモニーという名の"東方神起"を奏でていたのだと、そう感じたまでである。

結果として私は、今という時間には存在していないものを好きになってしまったわけだが、復活を望んでいるわけではない。
時を超えても尚、色褪せていなかった魅力に惹き込まれた。それが、あの頃の東方神起の力であるということだ。

自分でつけたタイトル「今更5人時代の東方神起にハマるのは、悪か」の答えは、正直わからない。チャンミン、ユンホをずっと応援してきた方からすれば、悪かもしれない。5人時代に東方神起のファンだった方で、彼らを懐かしむ方からすれば、悪ではないかもしれない。


でも私は、心の底から思います。今更だとしても、出会えてよかったです。

※こちらのnoteは事実ではなく、私個人が感じた感想により作成しています。

投稿日:2022年2月11日

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