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“本命”になりたければ、野球の”OPS”を意識するべし!

こんにちは、コラムニストで恋愛コーチのおおしまりえです。

私はよく、彼氏と恋バナをします。
ノリとしては、仕事のブレスト半分、2人のコミュニケーション半分という感じです。

ちなみに彼氏というのは、聞く限りモテる人生を努力でつかみ取り、しかもいい恋愛を沢山してきて今にいたる感じであり、さらに女友だちが多いので、非常にアドバイスが的確です。
つまり私から見て、生粋の恋愛勝ち組感があります。

そんな中、「最近の恋愛コラムって、とにかく“本命になる”とか“愛されるために”とか多いけど、どうしたら良いんだろうねー」という話しになりました。

私としては、そもそも好きになった相手が誰かと自分を比較検討するような相手だったら、不安すぎて自然と気持ちがしぼむ気がするし、セフレ認定された時点で白黒ハッキリさせた方が効率的と思うタイプです。
そんな性格もあり、今まで恋愛の前段階において、明らかに他の方と比較検討されていると感じるシーンが、あんまり経験がありません。

だからこそ、「相手の本命になる」とか「彼から愛される」という段階に踏み込めない人は、一体何をどうしたら良くなるのかなという話になりました。


■そこで、OPSだと思うんだ!

ボヤキのようなブレストのようなことが始まった際、彼が言いました。

「それはさ、OPS理論で考えてみるべきだよ」

一体なんのこっちゃなので聞いてみると、OPSとは、野球における“良い打者の指標の1つ”なのだそうです。
※ちなみに、書いてる私は野球素人です。誤りがあったら指摘してください。

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<ざっくり解説OPS>
「On-base plus slugging」の略であり、打者(バッター)を評価する1つの指標といわれています。
ちなみにOPSの中身は、出塁率+長打率です。
出塁率+長打率の数値が高いと、打者としてチームの得点増に貢献したと判断され、いい打者と認定されるということです。

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■なぜ、恋愛とOPSが関係あるのか

この良い打者の指標がなぜ恋愛に関係するのかというと、OPSを恋愛に置き換えるとわかりやすいです。
恋愛で大事なこととして、よく言われていることは以下の2つです。

★いい出会いを増やすこと
★相手に好印象を残すこと

これをOPSに置き換えると、いい出会いを増やすことは、打席数を増やすことです。
そして相手に好印象を残すことは、相手に恋愛対象として意識させることであり、出塁率といえます。

そう考えると、ちまたでよく言われる恋愛コンテンツの多くは、打席数を増やすことと出塁率を増やすことばかりが語られています。

実は、得点というゴールをキメるために重要である「長打率」は、意外と語られていないのです。

もう少し具体的に解説しておくと、打席に立つこととは、恋愛市場に自分の身を置くことです。「効率的なマッチングアプリ活用法」とか「出会いが広がる趣味」とかは、それに当たります。

また”良い打席”に立つという意味では、「初対面で相性を素早く確認する方法」とかの情報が該当します。

そして出塁率を上げるとは、恋愛市場で相手から「アリ」「この人いいな」と評価されることです。「初対面で相手に好かれる5つの特徴」とか「男性がグッとくるしぐさ」とはここに入ります。

ちなみに「相手にいい印象を残す」ことは、少しでも楽をして出塁する方法を説いていることであり、なにもヒットを打つことに限りません。ファーボールや犠牲フライといったものも出塁率に関係します。

たとえば、「相手に直球でいい印象を残す(ヒットを打つ)」だけでなく、「とにかく一発やっちゃう(デッドボール)」とか「まわりのアシストをもらって彼に自分を意識させる(犠牲フライ)」とかも、れっきとした出塁になります。

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■恋愛における長打率とは何か

ここまで読むと、一般的な恋愛ノウハウの多くは、実は「愛される」「本命になる」とうたっていても、決定打(野球でいう得点につながるバッティング)をキメるには、ちょっと力不足だったりします。

では、異性に「この人がいい!」と思わせる、決定打に大きく関わる長打率とは何を指すのでしょう。

それはズバリ「長打率=自分だけのキメワザ」です
たとえば、以下のようなものがあげられます。

・とっしゅつした個性
・ずば抜けたテクニック
・相性のいいタイプへの責め方
・めちゃくちゃかわいい見た目

とかとか。言い方は何でもいいです。
とにかく、汎用的なノウハウやテクニックではなく、「私だから有効ななにか」が、長打率を上げる秘訣と言えます。


かなりフワッとしていますが、そもそも野球で長打率を上げようと思ったら、バッターとして出来ることは沢山あります。

・長打のための肉体改造
・得意球を絞る
・心理戦で強くなる

とかとか。答えは1つじゃないです。だから、恋愛でも必勝パターンは1つじゃないんです。

「この子めっちゃ面白いぞ」と思わせる個性を磨くでもよし。

めちゃくちゃ見た目が可愛くて手放せないと思わせるもよし。

とにかく心を揺さぶるのがうまいでもよし。

自分の個性とか得意を振り返り、「私の勝負はここ」を見極め、そして磨くことが決めてにつながる一手なのです。

■結局、恋愛は“自分”を知った人が強い

ほぼ彼が説いたOPS理論をここまで書いてきました。
私もはじめ何のこっちゃという感じでしたが、最後の長打率の話は、個人的に普段から大事にしている部分であり、コラムでも伝えていたことだったので、今回noteに書きました。

結局、恋愛もマーケティングとある種似ていて、自分の売りポイントを確実に理解し、磨いている人が強い(モテる)んです。

天然のモテ男or女は、こうした”自分が勝負できるトクベツ”を、無意識に持ち、そして日常的に繰り出していることが多いです。
仕方ないなと思わせるほどの甘え上手や、さりげなく思わせぶりな態度を取る人とかいますよね。

あれが、彼らの長打率を高めるキメ技なのです。

■1年後しに自分の決め手を知る

そんな話をしたあと、「でも、私は別に自分らしいキメ技とか意識してないけど」と、出会った当時のフィードバックをしてもらいました。
彼いわく、最初に会ったとき私はこんなことを言ったそうです。

「私は今、人間関係の断捨離をしていて、自分が本当にエネルギーをかけたいと思えない人間関係は整理しているんだよね。友達関係もなんもかんも、コミット出来ない関係は人生に必要ないんだよね」

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それを聞いて
「なんて上から目線なんだ! 斬新!」
と思ったそうです。同時に、

「これは中途半端に手を出しちゃいけないな」
と思ったらしいです。

確かにこのとき、コロナ禍になったことで、自分にとって本当に必要な人や物だけ残そうと、かなり物質的にも精神的にも断捨離をし終わった時期でした。

なんとなくつるんでいた人とか、性にだらしない人とか、困った時ばかり連絡をしてくる人とかは、ご縁をそっと整理させてもらった記憶があります(同時に、自分もこうした行為はしないことを誓った時期です)。

そんなときに出会ったのが彼だったのですが、まさかこの一言が「面白いヤツだ!」と思われ、今の関係につながる一手になっていたとは、自分も驚きです。

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話がそれましたが、もし今「いい人がいない」とか「いい人止まり」とかって恋愛の前段階で悩む人は、「OPSになぞらえると、自分はどこが出来ていて、どこが不足しているか」という視点で見返すと、意外な改善点が見えてくるかもしれません。

そして、究極いえば、自分らしさを知って突き詰めると、人は自ずとモテるし、自然と自己肯定感もアップするのではと思うのでした。

恋愛のキメワザ、で参考になる本
夢をかなえるゾウの著者、水野敬也氏の婚活本。
文体はかなり笑えるのですが、ノウハウは男女のツボを押さえており、有効です。ちなみにLOVE理論は男性向け。スパルタ婚活塾は女性向けです。今回のOPS理論でいうところの「出塁率」に関係する内容が多いので、参考までに。


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