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ロケ地巡りの効能。

れいちゃん、受験生が自習室で「推し」を見つける話、ライバル視するのではなく、ともに頑張るマインドなんですね。素敵。

さて、「ロケ地巡り」は、推しが訪れた場所に行くことですが、推し活の中でも、メジャーですね。

私の推しのHey! Say! JUMPや髙木雄也さんでは、バラエティ番組、雑誌の撮影、本人のブログやラジオのエピソードの場所が「ロケ地」になります。

聖地巡礼というほど、特別感はなく、ご飯食べるならそこ行ってみよう、近くに行くから寄ってみよう、くらいの軽いイメージです。
推しが、日々活動していれば、ロケ地はどんどん増えていきますからね。

私は、最初はロケ地巡りにあまり関心を持てなかったんです。
だって、もう本人はいませんし、行ってきたよと本人に伝えられるわけでもないし。
でも、やってみると、意外に楽しいし、充実感がありました。
日常的な行動に、推しが行った場所というプラスαの価値がつくことで、目的意識が持てて、やる気が出てくるからでしょうか。

ロケ地を意識するようになって、まず場所に対するアンテナの感度がよくなりました。
素敵な場所は、ネット上にたくさんあふれているけれど、髙木さんというフィルターを通すことで、
美味しいと言ってたものを食べてみたいとか、
気持ちがよいと言ってた景色を見てみたいとか、
その場所への関心が高まり、行動する意欲がわいてきます。

でも、悲しいかな。
記憶力が心もとない中高年。
私は、Googleマップに「ロケ地」リストを作って、その場所を保存しておきます。
いつの、何の、ロケ地だったかをメモしておくと、後で便利。
マップに保存するのは、「ついでに」行く場所として探しやすいからです。

ロケの様子は、その媒体をスクショしてスマホに残していることが多いので、メモの日付が、そのスクショを探すのに役立ちます。
それを見て、行く前に復習ですね。せっかく行ったのに、食べそびれた、見そびれたことがあったら、残念です。

現地では、同じメニューを頼んだり、同じ構図で写真を撮ったり。
中でも写真が重要です、活動の記録ですから。
写真を撮るには、推しをモデルにしたぬいぐるみ(ぬい)を本物の高木さんが立ってた場所に立たせたり。
ぬい雄也くんが写ると、私が実際に行った証になり、SNSに上げるときも目印になって分かりやすい。
それに、綺麗な景色の中で、ぬいは一段と凛々しく見えて。私の推し、ぬいになってさえ、写真写りがいいんです。笑。

そして、友人のロケ地巡りの達人は、推しの写真と同じ構図にしようと、目印となる橋や建物を見つけようとしていました。
どこまで再現できるか楽しみながら、その景色をじっくりと味わえたような気がしました。

推し活全般そうですが、ロケ地巡りも自己満足の世界なので、そのハードルを上げるのは、自分です。でも、それが、ロケ地巡りをよりエキサイティングにさせている気もします。
突然ですが、フォトロゲイニングという競技を知っていますか。
いくつもあるポイントを効率よく回り、その数とタイムを競うもので、ポイントでは、見本と同じように写真を撮ります。
効率よく、場所を回って、それを写真に収めるということをゲーム感覚に楽しんでいるのがロケ地巡りも似ているなあと。

そこまで、ハードに捉えなくても。
いつもの散歩コースやレストランではなく、少し足を延ばして、ロケ地に行ってみるのは、ちょっとした特別な時間になりますね。
今年の夏は、湘南の海に行くなど、夫とのお出かけにも変化がでました。
また、友人と会う場所を決めるのも、ロケ地を参考にできるので、お店を探すのが苦ではなくなりました。

こうして、行動範囲が広がり、お出かけの頻度が増えるだけでも、特に我々中高年にとっては、いいことですよね。
体を動かし、新しいことに触れ、気分もリフレッシュされます。
これも、また髙木さんを推すことの副産物だなと思っています。

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