何故そんなにベトナムが好きなのか
ベトナムで会う人の中に、とにかくベトナムが好きな人がいる。
ここに来て、人生観が変わったとまで言う人がいる。
今回は、そんなとにかくベトナムが好きだという人のお話。
彼に出会った時、彼はホーチミンでの就職を求め、日々面接へと出掛けていた。 ベトナム語の家庭教師まで付けての力の入れようだった。
面接でいくつかの会社の採用の話もあったみたいなのだが、高学歴であった彼には納得がいかなかったようで、日本からのベトナム駐在を狙う為、日本に帰っていった。
数年後、彼は本当にベトナムへ駐在員として戻ってきた。 とても、珍しいパターンかと思う。
"ベトナムに住む"
を中心に仕事を探し、生活を成り立てていく。 仕事は未経験の職種だった。 何がそんなに彼にベトナムの魅力を感じさせたのであろうか。
本当に余計なお世話なのだが、勝手に自分なりの考察をさせて貰った。
彼は30代の若者で高学歴。
一見、人当たりが良さそうに見えるが友達が多いタイプではない。 決してハンサムと言う訳では無いが、プライドは高そう。
とにかく、日本ではエリート層になれるハズだった彼は商社に就職はしたものの、思った程成果が出せず、会社での居心地が悪くなった。 プライドの高い彼は日本でのステータスが低く見られる事に耐えられないので、海外就職の道を選ぶも、英語力に自信が無く非英語圏であるベトナムを選択。
ベトナムでは、少々のブサイクでもカタコトのベトナム語でも話せれば、日本語学習者の若いベトナム人の女のコがチヤホヤしてくれる。
たいして、仕事の内容が濃くなくとも駐在員としてベトナムで暮せば、少々裕福そうな生活が出来る。
本当によけいなお世話な考察だが、一部の人からは共感頂けると感じております。
そんなどうでもいい事を考える暇がある国ベトナムです。