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千歳の発酵と麹料理研究家〜日々醸キッチンすやりさちこさん
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日々醸Kitchen(ひびかもキッチン) @hibikamo
すやりさちこさん
2020年12月から北海道千歳市で発酵と麹料理教室を開業。
どんな方に向けて、どんなサービスを?ー
健康と食についてご興味のある方向けに
「発酵と麹の料理教室」と「麹の調味料販売」をしています。
「身体にも優しくて、美味しいものを選びたい」と思い始めた、40代、50代の方、子育て中の方も、子育てが終わって落ち着いたけれど、老後に向けて考えると、このままで食生活いいのか?と考える方が多いです。
オンラインでのお教室は、まだやっていなくて、リアル開催を続けています。発酵って匂いとか微妙な味とかがありますし、直接お会いして、お話しして、その人の雰囲気を感じ取るのが好きなんですよね。
現在販売しているのは、しょうゆ麹、塩糀、甘糀、甘糀キムチの素。
製麹と言って、麹を作るところからやっています。麹調味料は、現在教室の生徒さん中心に販売をしています。
料理教室の方は基本のメニューはありますが、季節的にこの発酵がいいかなというもので若干変えています。
例えば暖かくなったら自然の力をかりて「フルーツ発酵シロップ」というものを作ります。濃縮フルーツエキスみたいなもので、割って飲んだり、お料理の甘み付けに使ったりするんですよ。バレンタインになったら「美腸チョコレート」をやったり。季節を変えていろいろやっていますね。
料理教室を始めた理由は「好き」から「伝えたい」にー
もともとは私が好きで「麹」を取り入れていました。
実際に食卓に取り入れていて、健康につながる変化があって、「良いな」と思うことが沢山あった。そして思った以上に簡単。
「麹を使うって、難しいことしてるんでしょ?」って思われがちだけれど、手軽にできるということを知ってもらえたら良いなと思って始めました。
「この調味料って体に良いわけじゃないけど、楽チンだからやめられない」という方が多い。
でも、その調味料がなくても「麹」で簡単に代用できるんです。
ドレッシング、出汁つゆ、鶏ガラなど、「麹を使った調味料で代用」出来ちゃうので、自分の冷蔵庫からなくなりました。
麹は、和洋中すべての料理に使えます!麹調味料は組み合わせで種類が豊富になりますし、麹の酵素が、素材の良さを引っ張り出してくれるので、味が単一にはならないんです。
麹調味料の販売を始めたきっかけはお客様の声ー
「作るのは面倒だけど、調味料として買いたい」という声を聞いたんです。自分では当たり前に作っていたけど「作るんじゃなくて買いたい」という方もいることがわかりました。問い合わせていただいた方や周りの方に気づかさせてもらっています。ありがたいですね。
やりがいは「お客様の声」
「こんな簡単にできるんですね!」とか、「リピートしてます!」とか、そういう反応を聞くと、レシピ作るの大変だけどやってよかったなって思います。人の反応をダイレクトに感じるのが好きですね。対面教室では、愉しみながら学んでいただける雰囲気を大切にしています。
出来るだけ「ゆるく」「やさしく」表現しようと思っています。
料理って、やり方がしっかり決まっているものもあるけれどそうじゃないものもある。人にがちがちに言われると嫌だと思うんです。
最初は塩糀、しょうゆ麹、甘糀を取り入れることをオススメしています。
自分と自分の家族の為のお料理のはずだから、自分の出来る範囲から、「麹」を取り入れてみると、良い反応があるかもよ、というところを少し伝えられれば。
今後チャレンジしてみたいことは?
麹調味料の販売を本格的にやりたいですね。
ネット販売や、全国販売。千歳のふるさと納税の返礼品にしたいです。
米粉のパンやお菓子も教室に取り入れたり、販売もいつかやってみたい。
すやりさんのつくったものじゃないと、と言ってもらえるようになったらいいなと思います。
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すやりさんのお話からは麹愛が溢れていました。素材にこだわり麹を愛するすやりさんだからこそ、生まれるレシピや商品があるのだなと感じました。
すやりさん、ありがとうございました!
事業者情報
日々醸キッチン(ひびかもキッチン)
https://lit.link/hibikamo
じもじょき.netちとせは
千歳市と千歳市オリジナルキャリア支援団体おしごと部ちとせとの協働事業です。