ここでしか聴けない話?「お仕事学」1-2 企業と経済 ビジネスモデル
ビジネスモデルの消費期限は意外と短い?
今回の「お仕事学」は、ビジネスモデルについて。
私が実際に経験した、旅行会社、生命保険会社、通信会社、外資IT企業を中心にご紹介しています。
大学では文学部国文学専攻。大学の最後のほうで友人の影響もあり、航空会社のCA(昔はスチュワーデス)を目指し、CAは最終の総合評価でダメだったので、その流れで海外専門旅行会社に。活気がありとても面白い会社だったのですが、出産のため退職。子供が産まれて専業主婦になったものの、生活がどんどん貧乏になるのでなんとかしなくてはと生保の営業インストラクターに。そして、新聞に一面広告がでていたモバイルの通信会社へ。ここで14年近く、公共営業、政府対応という少しニッチな経験をした後、グローバルIT企業へ転職。・・・と、こう書くとなんだか「キャリアアップ」に見えるかもしれません。しかし、これは狙ったものではなく、そもそも、私には、だいそれたキャリア志向もなかったのですが、なぜか、こうなったんです。(だからこそ、それらを「お仕事学」としてまとめているのですが)
結果、非常によかったことは、企業や業界を中から見ることができたこと。これは稀有な体験でした。しかもさらに幸運だったのは、旅行会社、保険会社、通信会社、グローバルIT企業、それぞれ、ほぼ絶好項の時期にお仕事をさせてもらったこと。たまたまだなのですが、私が辞めたあとに、旅行会社は倒産し、生保はモデルが変わり、通信会社、グローバルIT企業も、ある転換期を迎えて会社の統合や分離が行われました。私が在籍していた時は、今思うと、それぞれ、ほんとに「いい時代」だったのです。
そして、ビジネスモデルの「消費期限」は意外と短く、さらに近年、益々、変化が速くなってきています。
こうして体験してきた、企業の栄枯盛衰ともいえる歴史を客観的にみることができるようになったのですが、離れてみてみると、実に感慨深いのです。「予兆」はあった気がします。もちろん、旅行会社以外の会社は、今も健全に運営されており、外からだと問題がないように見えると思います。しかし、時代の変化を受けて、大企業だからこそ素早く対応しきれなかったところがあったり、以前ほど、ワクワクすることが少なくなったことも事実。
大企業が弱小企業に右往左往
私がいた企業ではないですが、大企業であっても、時代の流れの中で、当時は弱者だったAmazonとの競争に右往左往となった例も「アマゾンエフェクト」として紹介しています。逆にいうと、何ももたない弱小企業であっても、知恵と戦略によって、巨人もひっくり返せるってことかもしれません。
本編の「企業と経済 ビジネスモデル」はかなり長い動画になってしまいましたが、お時間あればぜひ聴いてみてください。ここでしか聴けないラインナップとなっています。
2_08_1_2 企業と経済 ビジネスモデル 202206 01
https://youtu.be/H76yz75pQRg
2_09_Plus Amazon エフェクト 202206_1
https://youtu.be/-yxwZ3rsGOc
「お仕事学 基礎編」番組 チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC5V0AMTgfUuO4wVEmn3Z0kQ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?