TEAM SHACHI 新曲「光」|クイック・レビュー【音源あり】
2022年10年23日。
TEAM SHACHI の「4周年記念日」(改名を経て始動した記念日) に配信リリース。
新曲 「光」
各サブスク配信🔻
試聴 YT 🔻(自動生成アートトラック)
[作詞:秋本帆華 / 作曲:岩瀬晃二郎 / 編曲:山下洋介]
†
作詞はメンバーの秋本帆華。
(2019年の「ROSE FIGHTERS」に続き2作目)
祝福のように清らかな「鐘の音」が鳴ってる ——
この曲、強くて美しくて、切なくて…… でも未来を見すえてて、すっごく気に入った!
—— 【曲調】ーー
メンバーの綺麗なコーラスで始まり、フェードインで王道のバンドサウンドが加わる。
流麗なピアノと雄弁なベース、〝 細かな星を散りばめたような〟ウィンドチャイム、そして鐘の音。
跳ねるような生き生きとした演奏が、切なくまた爽やかなボーカルの背中を押す。
ベースラインいつも魅力的だなー!(2番冒頭)
ギターの装飾音、晴れやかなピアノ!
そしてあまりに印象的で、詩情あふれる「落ちサビ」に震えた 。
すべての音がやみ、ピアノのみをバッグに歌われる、ひとりの声。
その透明感に心奪われ、なによりこの曲の詞が「伝えたいこと」が響いてくる。
胸がキュッとする。
優しさと力強さの両方を確実に届けてくれる、開かれたアレンジ (編曲)。
…多くの人々に広く受け入れられそうな、普遍的な一曲だな (やったぜ…!) と、心温かくなりました。
(朝昼夕方夜、シチュ変えながらずーっと聴いてる! いつ聴いても沁みて、晴れやかな気持ちに。)
—— 【歌詞】ーー
こーの歌詞、ほんとうに好きー!🥰
プリントアウトして額に入れて部屋に飾って置いときたいぐらい!
(ひいき目かな・・・)って思って「メンバーが作詞してる」って事実を差し引いて聴いてみても、
やっぱり「個性的な表現」と「開かれた伝わりやすさ」が両立してる歌詞だ!って思う。
1番冒頭と2番冒頭、わざと〝 ふつうではない表現〟をしてリスナーの耳を引きつける。 つかみ。
プシュー… (😤)
たしかに鼻息みたいなあの音。
つづく「答え合わせはまだいい」の歌詞など、心の中で自分と対話して前に進む (「開く扉」) 「私」の、周囲の風景描写としてとってもビビッド! (うまく書けねー スマン)
朝かな? 夕方かな?
耳ざわりなはずだけど、心地良く聴こえるんだ??
…ふつうとは逆な感じ方が、むしろ澄み渡った「決意」を感じさせます。
(もっと深く読み込むこともできそう …… ボソッ)
聴きながら「え?今なんて言った?」って
ついつい思ったら、術中にはまってる。
作詞の秋本帆華、マジすげぇ。(正直ビックリ&なんか嬉しい☺️)
(そうだよね。みんなあるよね。) っていう共感を引き出す比喩も、また巧み。
「しおりは挟まない」
ってとこも(漫画だけでなく) 本を読むタイプな帆華ちゃんっぽい!
そしてとりわけ耳をとらえるのはサビの後半の、
の
「ええいままよ」
思わずにっこりしますね!😊
意味は「つべこべ考え込まずに、やってみよう!」って感じ?
ちょっと古めかしくて、でもどこかユーモアがあって。
少年マンガをこよなく愛する帆華ちゃんの「語彙のチョイス」として狂おしいほど好き!
作詞者本人が歌うCメロ、グッときますね。
勝手な空想で申しわけないんだけど、なんだか帆華ちゃんが幼少期に親御さんから実際に言われてそうで ……
「転ぶほど強くなる」
…… (´;ω;`)ブワッ
—— 【まとめ】 ——
そんな詞世界に降り注ぐ、なめらかなピアノと鐘の音。
まさにタイトル通りの「光」。
ほーんと綺麗なの!!
力強いバンドサウンドも「私の物語」( =たぶんみんなの物語でもある) をしっかりと「駆動」して、前に進める。
先日 実際にこの曲のパフォーマンスを見ましたが、前述したとおり落ちサビの透明さも格別。
そして、各メンバーの「高音」、4人全員の「ファルセット」の響きも美しかった!
(さらに表現力も上がってる!)
レコーディングだけじゃないたしかな歌唱力。(本を開くのを模した振り付けも印象的で美しい)
「チームしゃちほこ」時代から数えて「11年目」に入り、着実に積み上げてきたしなやかな魅力。
メンバーの4人が重ねた年月と、努力・技術がつめ込まれた、結晶のようなまばゆい曲だなと、聴くたびに思います。
TEAM SHACHI の新曲 「光」
大切に聴いてゆこう。
P.S.
鐘の音がちょっとだけ「学校のチャイムの音」に聞こえるのは私だけ?
彼女たちの活動は、中高生のころに始まり、いまも続いてく ——
ーーーーーー
【「光」関連リンク集】
【フリーライブツアー (リリイベ) 】
【細かすぎる聴き込みポイント】
などは、下記「アメブロVer」へ ♪ 🔻