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TEAM SHACHI 『10周年記念公演』レポ 〜「君といたいよ ずっと」


過去を振り返るだけでなく、ちゃんと「いま客席にいる人」に向き合い、未来を目指している —— そう感じさせる、熱気あふれる大充実のライブでした!


TEAM SHACHI 【10周年記念公演】

4月9日(土)・4月10日(日)
日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール

(「TOUR 2022 ~猪突!猛進!猛進!猛進!猛進!~」名古屋)

・バンド民
ベース:MIYA  
ドラムス:Tatsuya (Crossfaith) 
ギター:芳賀義彦

・ブラス民


TEAM SHACHI はチームしゃちほことして2012年4月7日に「名古屋城路上デビュー」

問答無用の「アゲ曲」の数々からクセになるヘンテコ曲、かわいらしい爽やかな楽曲にも恵まれ、さらに近年は「鍛え上げられたライブアクト」としてまさに花開いているグループ。(と感じてます)

その足跡のマイルストーンとなる「10周年記念公演」、ボリュームすごくてシャチ痛 (筋肉痛)がなかなか治らない!笑
ステージと客席の熱量が、今も腕と腰に宿って体が火照ってる…… (ポジティブ) 
(二日目の感想を書いてゆきます)


今までの10年間を凝縮した約3時間 ( × 2日間)、「どの曲がくるか?」ワクワクと期待感でずっと胸が高鳴ってた。 イントロが流れるたび 声が出せなくても客席から(どよめきのような) 吐息が漏れる、その感覚。

ライブの構成を便宜的に6つのブロックに分けてみた。(自己流)

① 最初期を今お届け
② 大きく売り出し期
③ これぞシャチ!の熱量!〈1〉
④ これぞシャチ!の熱量!〈2〉メインディッシュ!
⑤ これまでの歩みと最新の姿
⑥ 結成当初 と「君といたいよ ずっと」


大まかな流れを見ながら、一曲ずつ「ここが良かった!」ところに触れてゆきます。


10周年を迎えたTEAM SHACHI 。


① 最初期を今お届け

00. Overture~チームしゃちほこ時代 出囃子~
あまり過去を振り返って懐かしむタイプじゃないので(むしろ厳しく自分に戒めてる) 別に今日は泣きにきたわけではないのだけれど、この出囃子だけはウルッときた… (இдஇ`。) 
楽しい思い出10年分がよみがえるとともに、シャチメンずーっと頑張ってきたんだなぁって。(卒業されたメンバーも同様。)


01. ごぶれい!しゃちほこでらックス
たしかこれが最初のオリジナル曲!  名古屋弁満載の歌詞と手足を放り投げる幼い振り付け、今の四人が踊ってもかわいらしさが際立ってて、初心に帰る気持ちに。


02. そこそこプレミアム
いわゆるアゲ曲。この曲や「勝手にハイブリッド」を武器にして多くのお客さんを巻き込み盛り上げていった2013年。


03. いただきニッポン!~おみそれしましたなごやめし~
ローカル色やご当地グルメなどを題材に、一般の人も目を引くような楽曲。インパクト抜群、帆華ちゃんのセリフもめっかわ♡


**. 自己紹介(チームしゃちほこ時代のlong ver)
これがふたたび聞ける日が来るとは(泣) メンバー中学生の頃からの、超貴重な自己紹介。まだまだ当時は子どもだったね♪ 

10年前。(チームしゃちほこ時代)

04. もーちょっと走れ!!!
愛してやまないこの曲!ももいろクローバー「走れ!」に始まる「スタダの『走れ』シリーズ」のひとつ。切ない曲調としずかな決意が優しく、胸に迫る。ぜひ聴いてほしいし、サビの振り付けもほんと可愛らしいので、これからも演ってくれることを熱望しますっ



② 大きく売り出し期


05. 三部作メドレー(首都移転計画~愛の地球祭~いいくらし)

そうだ、TEAM SHACHI の魅力は「曲繋ぎ」にもあるかも!とあらためて思った。
クセモノのこの三曲を、短めにしながらもオシャレに繋げてるの!
メドレーを嫌がるファンはどのグループにも多いのだけれど(気持ちは分かる)、この作りは文句の付けようがねえ…👍✨
(メドレーじゃなくても) シャチのライブの曲間は、ブラスの演奏だったり音源や照明だったり様々な工夫が施されていて最高だなって常々思います。


06. 秘密のセレナーデ (秋本帆華&咲良菜緒)
ほーちゃん&菜緒ちゃんのユニット曲。
愛くるしさに寄せた曲調をじっくり歌い込む。ネコのポーズかわいい(💘)


07. シャンプーハット
グッとシリアスめに、川谷絵音提供の言葉の詰め込まれた楽曲をアーティスティックに披露。歌いこなしながら立ち位置移動するのスマートだったな。


08. 抱きしめてアンセム
言うまでもなく熱狂の「アンセム」。客席全体が左右に激しく動く!メンバーをじっと見ながら(=参考にして) フリコピすると、腰の落とし方のあまりの低さに驚く!(マネしてるから腰が痛い!笑)


09. JUMP MAN
MCでメンバーも触れてたとおり、私も歌詞の「傷つけあったり 憎しみあったり 暗いニュースが未来を曇らせる」のパートが大好きで。。(過去ブログにも書いたかも)。 今だからこそ心に響くし、ここだけペンライトを(歌唱してるほーちゃん色の) 赤にしています。
 菜緒ちゃんを筆頭に、 メンバーみんな二階席にもたくさん視線を送ってたのも素敵。この日いちばん多く「君がJUMP MANだ!」と指をさされてたのは、間違いなく二階席のみなさんだろうな😊


③ これぞシャチ!の熱量!〈1〉


10. ういろう・ザ・チャンピオン

ロック調の、ふたつめ(?)の出囃子。 ワシあんまこれピンときてないのだがバンド民に演奏されたらやっぱり血がたぎった…!


11. ザ・スターダストボウリング
バンド民+ブラス民で混み入ったサウンドのこの曲を再現するの凄すぎる!メンバーの歌声も確実なので、演奏との相乗効果でバッチリ!(振り付けもちょいちょい変化するので楽しいw) 大好きな曲。


12. ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL
強烈な盛り上げ曲、サビはお客さんも全力でヘドバン!
「柚姫の部屋 第143回 【10周年公演 感想戦】」で語られた 「我々は2階から観てたから、1階席のみなさんの背中が全部見える」という言葉は、会場全体を巻き込むこの曲の魅力を十二分に表現してるなと思いました。


13. パレードは夜空を翔ける
背中にブラス民を従え、後方の壇上(かなり高い) にはバンド民。
「♪ 高鳴る鼓動 熱くなるほど」 
まさしく パレード=〝 楽隊〟の熱気を感じた!
(メンバーに匹敵するほどバンド民・ブラス民には音も動きも魅力があって目が忙しい!)

以前のライブ映像あるので貼っときます!


14. colors
チームしゃちほこ〜TEAM SHACHI の歴史上、特別な意味合いがあるこの曲。本公演ではメンバーのアカペラ歌唱で始まる。(成長した時期はそれぞれ異なっていても) 見事な歌声を全員が手に入れた現在だからこそこれが出来たんだろうな、と。
ところどころ「6色」(6人分) の照明が差し込まれた本公演は、全キャリアを確かに照らしてるんだな、とも。


④ これぞシャチ!の熱量!〈2〉メインディッシュ!

**.  バンド民&ブラス民 セッション演奏

メンバーははけているがこのセッションがまた凄いの!ギター、ベース、ドラムスそれぞれのソロまで挿みながら、観客を迫力で圧倒してくる!かっけー!(この音に負けないシャチメンもすげぇ)


15. 恋人はスナイパー
大大大好きなこのデビュー曲!  (思いが強すぎて何も書けねえ……。)
『浅野EP』という作品に "TEAM SHACHI Ver " も収録されてるのでぜひチェック!


16. ROSE FIGHTERS
帆華ちゃん作詞、華やかで挑戦的で、まさにシャチを体現しているような曲とパフォーマンス。薔薇の棘を模した指3本を突き出すあのフリ、好き。


17. 番狂わせてGODDESS
「抱きしめてアンセム」に匹敵するような新たな盛り上げ曲!!フリコピも浸透し、どんどん育ってきてますね😎✨  
雄々しかったり面白かったりする振付の中、「絶対折れやしない 重なり合った魂」など信念の強さを感じさせる歌詞を今あらためて読み返しています。

18. HORIZON
今回いちばん感嘆したのはこれ!
「照明」がとてつもなく素晴らしかった!
メリハリと意志の強さを感じさせるダンスと固い決意が込められた歌詞を、さまざまな色・種類の光を使って演出。 右からのみオレンジで照らし「夕暮れ」を演出など…美しい。
アニメタイアップおよびアルバムリード曲として歌い続け、鍛え上げた歌と踊りの強度をさらに引き上げるステージング、本公演の白眉!


19. START
拳を突き上げ、何度でも始めよう。


20. プロフェッショナル思春期
5周年の時の「VICTORY YEAR」(複数公演) を象徴する大切な一曲。
オルゴールの音色の穏やかさから、大きく羽ばたく成長の物語。
歌詞の「5年分の輝きは  君に届いているでしょう?」からさらに5年経って、今も聴くことのできるありがたさ、そして深み。

⑤ これまでの歩みと最新の姿

**.  映像「10周年のメッセージ」
幼い初期のポートレートとともに、メンバー自身の直筆と声で綴られるメッセージ。
「悔しいことも…」など今まで以上に心の底で思っていることを伝えてくれた気がします。
色々想像してじーんとするし、客席のこちらから見たあれこれも思い出されるし、これからの展開についても期待がふくらんできます。


21. Rainbow
最新アルバムのラストを飾るこの曲、メンバーにとってもお客さんにとっても大切な曲になってく気がする🤔 この純な真っ直ぐさ!
(柚姫の部屋でも大黒さん "グッときた曲 " として選んでた →「なぜ温めてきたか言わなくてもわかってもらえたのでは」)
本編ラスト、じっくり歌詞と向きあって聴いていこうと思います。


⑥ 結成当初と「君といたいよ ずっと」


<アンコール>

22. 最強パレパレード
ももしゃちたこと連綿と続く練習生(?)曲、キタ━(゚∀゚)━!  (「ハルヒ」の曲 cover)
駆け出しの頃は持ち曲が少ないのでリリースイベントでは何度も披露。昔を知ってる人は、久々でも踊れたのでは?
他に「ダイビング」「Chocolate Burning」「また明日」が来るかも…? と囁かれてたかな? 初々しさ☺️


23. でらディスコ

当初は「インスト音源」のみ先に公開、終演時に流されてその楽しい雰囲気と裏腹な切なさで好評となった記憶(あいまい)。
名古屋から(「でら」) 熱狂(「ディスコ」) をお届けする心根と、その時間(ライブ)がすでに終わろうとする寂しさ……だからラストの曲に選ばれたのかな。

「終わらないで ディスコ」
「君といたいよ ずっと」
「みんなで 始めるストーリー」


みんなで 始めるストーリー。 

☺️


【まとめ】

細かく書きすぎた ごめんよぅ
記憶に残ったこと、思い出したことを書きつけておくと後から助かるから…(自分が)

思い入れが強くても、逆にフラッと行ってみようかでも、どちらでも満足できるのが今のTEAM SHACHI なのでは、と思います。

「楽しませてやる」精神と、入念なコンサートの組み立て、高い次元でキープし続けるパフォーマンスの実力。

それに加えてこの「10周年記念公演」の成功によりメンバーはもちろん、演出の方々もこの記念公演で10年の持ち曲すべてを「手中に収めた」ような気がします。(選曲会議などもやってたみたい)

さらに環境の変化で、新たな魅力を放つ機会も多そう!

「実力派グループ」で終わらない、そこからはみ出した「何か」がもし見られたら、こんな楽しいことはないよね♪ 

今いるタフ民と、「これからシャチのことを好きになってくれる方々」も巻き込んで、11年目も猪突猛進で!


〝 まだまだ満足できない 番狂わせてGODDESS 〟


ライブチケット🔻

4/23 (土)  中野サンプラザ  (先着)
eplus.jp/teamshachi2022/

7/10 (日)大阪城野外音楽堂  (ファンクラブ先行)
teamshachi.nagoya/news/#news15914



同内容の「アメブロ版」の末尾には
メンバーブログ&インスタ、 #柚姫の部屋 感想戦リンク付きです

ぜひチェック!🔻
https://ameblo.jp/oshiete23z/entry-12737078375.html
🔺  🔺  🔺


動画【かっこいい系】


動画【かわいい系】


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