横浜でみらい体験YOXOフェスティバル2023レポート~身近なIOT ifLink編~
企業、団体、学校、個人のロボティクス、AI、ヘルスケア、モビリティなどあらゆるジャンルの展示、デモ等70を超えるブースが横浜に集結するイベント「YOXOフェスティバル2023」に行ってまいりました。
未来をイノベーションする様々な技術を、実際に見たり、触れたり、開発に携わる方からお話を聞けたりと、とにかく「面白い」「楽しい」「ためになる」このフェスティバル。
一度にnoteに書ききれないので、何回かにわたってレポートをお届けいたします。
第7回は「IOTを身近に、を実現する」ifLinkオープンコミュニティIOT名カーズ部さんのブースレポートです。
ifLinkオープンコミュニティって何?と思った方のために、ブースで頂いたパンフレットからコミュニティの紹介文を引用しておきますね。
ブースに並んでいた展示品は、
厳島神社の実際の水位と連動した模型や、
離れた場所のボタンを自動で押す装置 (工場などで作業中すぐ止めたくても機械の裏側に回らないと停止ボタンが押せない、といった問題はしばしばあるのだそう)、
サインの出るメガネ、
くるくる回る赤ちゃん用メリーなどユニークでバラエティに富んでいました。
そんな中、一番印象に残ったのが、棚に並んだ物品の中から必要なものがすぐに見つけられるシステムです。
まず必要な物品のリストをQRコードに変換。QRコードを読み取り機にかざすと、棚に並んだ物品の中でリストにあるものの棚板のライトだけが点灯し、必要な物がどこにあるかが一目でわかる。というシステム。
これはピックアップ業界(という名称があるかはわかりませんが)に革新をもたらす発明だ!と感動しました。
物流などだけでなく、薬剤師さんが処方箋にそって薬をピックアップする際にも活用できるとのことでした。
コミュニティという形をとって、「こんなことができたらいいな」「もっとこうしたいな」を企業や職種の枠を超えたつながりで自由に実現化していく。そんな取組みをされているifLINKさんのようなスタイルこそ、これからの社会に求められるITソリューションの在り方なのかもしれませんね。