自宅を神殿化してゆく試み
今ではハンドルネームで呼ぶ人の方が少なくなっていそうな、みんてぃあさんこと新田祐士さん。
彼の有料講座のひとつに『NextDimension』というのがあって、僕は春から夏にかけてそれを受講していた。
【エネルギーを高める】
というコンセプトに基づいて150日間コンテンツが送られる大ボリュームの講座、ついつい学ぶのを後回しにしてしまって半分以上は読んですらいないので、なんとか時間を作って学びつつ、その智恵を生活に取り入れ、このnoteでネタにしていきたい。
気づけばクソくだらない自分語りばかりしているので忘れそうになるけれど、このnoteは実践記であるので。
さて、ネクディメで興味深いと思ったことのうちの1つが、【自宅を神殿化する】という試み。
……神殿でよかったかな。神社だったかな。
とにかく。
・神社はエネルギーの高い場所である。
・自宅を神殿に『見立てる』ことで、自宅をエネルギーの高い場所に変えていける。
・自宅がエネルギースポットになれば、エネルギー高い生き方がしやすくなる。
と、こういう理論だった。
僕の理解はものすごく大雑把だし、多分捉え違いをおおいに含んでいるので将来この記事を見返したら「何言ってんだ俺」と頭を抱えてしまうかもしれないが、とにかく僕はそのように理解した。
そして、おおいに得心がいったのだった。
話は変わるが、僕の妻はわりと信心深い。本棚の上のスペースを利用して神棚を作り、榊や供え物を用意し、「毎朝お祈りしなきゃダメだよ!」と口うるさく言ってくる。
一方で、僕は神の存在をまったく信じていなくて、「神に祈る、という行為で心身の深いリラックスが得られるならそうしたらいいんじゃないか?俺は別の方法でいいと思うけど」みたいな感覚を持っていた。妻がしつこいので、妻を不機嫌にしないために祈るようなものだった(そして3日に1回くらいしか祈らなかった。いつも忘れるので)。
でも、新田さんの講座を読んでわかったんですよね。僕が間違っていた。
神の実在を信じるか信じないか、というのはどうでもよくて、『神』を見立て、『神の在る場』を見立て、整える、するとそこにいる人間の心身も整い、余計な気を散らさなくなり、ストレスが減る。
人間は、『神』を見立てることでエネルギーの高い状態になれる。
であれば―――それは神が“い”る、というのと何ら変わりはない。
妻を含む信心深い人達は、とっくに知っていたのだろう。
そんなわけで最近の僕は、毎朝出かける前に神棚の水を取り替え、祈りを捧げてから出るようにしている。
また、前は散らかってても「また今度でいいや」と放置していた机回りを、なるべく整った状態を保つよう心がけている。
それはあたかも、神官が神に祈りを捧げるように。巫女が境内を掃き清めるように。
自宅を神殿に見立て、場を整え、祈る。
少しずつ、自分の日々の生活に感じる充実感が増している感覚があるのは、きっと気のせいじゃないはずだ。
僕の中で、続けていきたい習慣、考え方のひとつとなっている。