観劇記録:Touching the Voidタッチング・ザ・ヴォイド ~虚空に触れて~
京都劇場での観劇記録、今年最後の正門くんの現場だったので、思い出記録も兼ねた現場記録を残していこうと思います。(あくまで自己満足)
※冒頭の全体概要は、公式サイトより備忘用に引用しております。
全体概要
作品概要
壮絶な遭難事故の回想録、というのも去ることながら、登山を、しかも氷山での話をどうやって板の上で再現するのか?というのが今回の見どころでもあったと思います。
キャスト
あらすじ
作品を通しての感想
・極限状態の追体験
死と隣り合わせの極限状態が劇中を通して続きます。
冒頭、『なぜ山を登るの?』というセーラは、サイモンとの対話の中で、登る、を体感するのですが、この導入がより作品への没入感を生んでいたように思います。
セーラと同じく、なぜそうまでして登るのか?が分かっていない観客が、セーラとともに最初登ることに魅了される。
その感覚を追体験をすることで、自分は登山をしているわけではないにもかかわらず、第一幕と第二幕の間は、どっと疲労が来る感覚がありました。
見ている側がこれだけということは、演じている側の心情・疲れは計り知れないなあと思ったり。
山に登ったことがない人間からすると、
アルピニストがなぜ、山を登るのかは全く理解できていなかったのですが、どこまでも生きていることを、リアルに、より実体を伴って感じていたいからなのかなあと思ったり、
ジョーとサイモンがシウラ・グランデの山頂で交わした「次はどこに登ろうか」というようなセリフに、生きることへの渇きを感じたり、
生と死が鮮明に描かれた印象的な舞台でした。
また、山に登ること、は人生にも似ているようにも感じて、考えさせられるなあと。メッセージ性の強さを感じました。
劇中のセリフの中で言うと、特に、この2つはジョーのセリフの中でも印象的でした。
人生は選択の連続ですが、極限状態においても選択肢はある、というジョーの気質なのか、、強さなのか、、と、生きることへの執着というかこだわりというか…とにかくジョー自身の哲学を感じるセリフだなと思っていました。
・正門くんが、ジョーを演じるという意味合い
渇きを満たすために山に登るジョーの様が、なんとなく正門くん自身と重なって見えた、というのは、おそらく私が正門くんのファンだからな気がしています。
と同時に、同じように感じた正門担も多かったんじゃなかろうかとも思ったり…どうなんだろう。
私は、の話なんですが、
正門くんの、内側に感じる熱やこだわりの強さ、どんな時も曲がらない芯の強い様子、見方次第ではだいぶ頑固にも見えるあの剛さが好きで。
特に普段の様子が穏やかで、あまりそういった側面が見えない分、演技で見せる感情を爆発させた様子が、個人的にはとても好きです。目に見える、分かりやすい熱や感情の爆発を赤とするなら、まさしく正門くんのメンバーカラーみたいな青に近い熱。
これが画面越しではなく、舞台という生である分、よりヒリつく感じがしてとても良くて。『やっぱ舞台って良いなあ』というありきたりな感想ではありますが、今回初めて板の上に立つ正門くんを見て感じた率直な感想はこんな感じです。はい。
また、今回の舞台、ジョーとサイモンとの関係性に、正門くんと小島くんを重ねて見る人も多かったようですね。(私は1回しか見ていないので、もう正門くんと話に集中するのがやっとでした。)
舞台の前に、カラビナを渡されたという小島くんサイドの話もありましたが、舞台を実際に見た後に、あのエピソードを思い出すと、どんな気持ちで正門くんはサイモンとこじけんを重ねたんだろう、と思ったり。
物語の中でのジョーとサイモンは、お互いが命綱となる関係です。
まだグループがなかったあの頃、「自分が辞めたらこじけんはどうなるんや。」と思っていた正門くんにとって、この道を続けようと思った命綱のような存在だったのかなあというは、オタクの勝手な都合の良い想像です。
でも正門くんと小島くんの関係性って独特だなあと毎回思います。
仲間なんだけど、兄弟みたいなんだけど、戦友でもあって、ずっと一緒に走ってきた唯一無二なんだろうなって。(舞台から脱線してしまった。戻ります。)
・キャスト陣の凄さとチームの強さ
とはいえ、正門くん以外もちゃんと見てましたよ、という話なんですが。
序盤、琴音ちゃんがステージサイドのセットを登っていくところはもう圧巻でした。アレで引き込まれた気がする。
古川琴音ちゃんの正門くんとの共演はNHKドラマ『アイドル』の時でしたけど、最近の琴音ちゃんで印象的だったのは、アクマゲームのSNS。
番宣でプランクしながら30秒番宣読み上げてたけど、その時の軸と体幹のブレなさ、華奢なのに凄いなあと思って見た記憶。
しっかし舞台セットとしてその直前まで使ってたテーブルをそのままクライミングのセットに固定していくところは、サイモンとリチャードが動いてしていましたが、置いて、器具の固定をしてって…たしかに演者さんの段取りが多いかも、と思ったりしながら見てました。
今回の舞台、主要キャストは4名、ほか3名のデッドクライマーによって劇は進んでいきます。
デッドクライマーのお三方の活躍については、劇中ではストーリーテラーでもあったリチャード役の浅利さんが、発信してくださっていました。
(この辺はあとでもうちょい追記したい…。)
浅利さんのこの「ダベアサ」も拝聴しましたが、
中で、正門くんのことを「良規」って呼んでるのがなんかちょっと嬉しかった〜全然私のことじゃないのに、私のことのように嬉しかったなあ。
稽古はパンフレットも併せて読んでいただくと、とーても感じますが、日本の演劇の稽古とはまた違う、なんていうんだろうなあ、演技指導だけじゃない感じを勝手に感じ取っています。
ちょっと演劇のワークショップみたいな感じするなあとも思いつつ、みておりました。
・印象的だった舞台シーンの数々
さて、いよいよ本題。
舞台の内容自体は先にパンフレットを友人に買ってきてもらってたのもあり、何となく予習してる感じで挑みました。
大変というのは聞いていたものの、実際に目の前で見ると、想像以上すぎて。演者さんすごい、を思わされる舞台でした。
確かに平面な板の上に山を、そして標高約6,400メートルをどう表現するんだろう、という感じでしたが、鉄骨で組まれた山のセット。
通称アンディ、でしたかね。
ビニール?か紙が貼ってるんだと思うんだけど、足かけて登っていくときの『ピシッ、ミシッ』って音がリアルで。重力って当たり前に下にいくものなのを考えると、あの鉄骨を登ることでかかる身体への負担も大きそうで。
これは本当に正門くん鍛えたんだろうなぁと思わされました。
途中なんか逆さまになってたりしてるのも、「まーじで?」と思いながら見ていました。
正門くんって私の中では結構高所恐怖症なイメージだったんだけど、逆さまになったり、宙吊りから落下のシーンなんて見ていた感じ、ジョーの時の正門くんは怖くないのか・・・?と思ったりしました。
正門くんの登場シーン、表情とか眼光の鋭さがすごかった。山に取り憑かれたような表情が印象的。
終盤にかけてやっぱり痛々しいシーンも多かったけど、その痛々しい声がリアルで。見ている側も苦しかった。
でも、第一幕の中では、キラキラした顔でサイモンと登山ルートを考える場面や、美味しそうにビール飲む場面もあり。
ところどころで見せる笑顔はジョーなんだけど、いつもの正門くんで、そう言った表情も見れた、というのは最高でした。
あと思いっきりビールを乾杯するシーン。
手に結構かかってる感じで、男友達同士というか、ジョーとサイモンだからっていうか、ジョーの性格が出ているなあと感じました。
でも頭の端では、うっすら一瞬正門くんの乾杯のことを思い出して(笑)
正門くんって山賊みたいな、うっすいグラスだったら割れそうな乾杯をするって話を、以前どこかで読んだか聞いたかした気がしているのですが、多分こんな感じなのかなって思ったり。
(もちろん劇中は演技で、素の普段の乾杯とは違ったと思うけど。)
舞台とはいえ、何回も死に際を見ることに正門くんはどう思いながら演じているのか、楽しい、舞台が癒しって言ってたりするけど、改めて正門くんの人間としての凄みを感じる舞台でした。
それでいうと、初めて正門くんの舞台見て、存在感すごいなあとか思ってみたり、正門くんの高いとこ大丈夫なんや、みたいな新しい一面を見れたし、これを楽しんでいる正門くん、というのを、生を感じられたのはおもしろかったなあ〜
あと舞台の機構自体も面白かったです。機構って表現で合ってるのかな。
セットは勿論でしたが、舞台の奥が谷底になっているのが興味深かったですね。落ちていく演出では、裏にスーーッて正門くんが引っ張られていって、闇に消えるんだよね。
消えたと思ったら上から吊られてたりして。
裏側がどうなってるんだろうなあというのも気になったり。
普段よく舞台見るわけじゃなくて、劇団四季ぐらいしか見たことなかったけど面白かったな〜
でもキャストさんの段取りの多さでいうと、髙木くんの東京輪舞もなかなか舞台装置の転換が多くて面白かったなあというのを思い出しました。
このときは衣装チェンジも大変そうだなと思って見た記憶。
ただただ、今回の観劇を通して、正門くんにはもっと舞台やってほしいなあと。映像作品もたくさん見たいんだけど、舞台ももっとやってほしい。
年に1回、難しくてもコンスタントに舞台に立っているのを見たいなあ〜というのを、今回改めて思いました。
正門くんのどこが好きなの?って聞かれる時、私毎回どんな状況でも変わらない安定感ある情緒と、その安定感あるメンタルに隠れてる爆発的な何か、と答えています。
さらに挙げるのであれば、地道に、見えないところでの努力が続けられるところって答える場合がほとんどです。
(もちろんビジュも、顔の造形も骨格も強靭な肝臓も好きだよ)
これが、舞台だと余すところなく見れる、この生感が本当に良かったです。
そんな深みのある正門くんの全てが詰まっている、終始圧倒される舞台でした。見れて良かった。
【旅の思い出・回想録】
〜前日譚〜
正門くんのファンとして、板の上に立つ姿、というのは1度は見てみたかったのですが、どうにもチケットがなく。
そもそも正門くんを好きになった2022年にも、舞台『ヴィンセント・イン・ブリクストン』で、正門くんはゴッホになっていたのですが、まだ正門くんへの熱量も、舞台への熱量もそこまでなく。
「へえ~ゴッホになるんだ~」程度でした。今となってはめっちゃ後悔しています。もちろん、初舞台だった舞台『染、色』なんて、そもそも正門くんの存在を知らなかったので…今回の舞台は、何としてでも見たかった。
とはいえ、FC先行も、主催者先行も、一般販売も全滅だった&仕事がどうにもならず、日程的にもいける日が結構限定されていたので、
「今回の舞台は見送るしかないかなあ」
というのが正直なところでした。デビュー魂は7公演行ったし…みたいな。我慢しようと思っていたんですが。
やっぱりSNSにあふれる感想を見ていると、正門担としてやはり生で見ておきたい、友人に買ってきてもらったパンフレットを読んでいても、見ておきたい気持ちがかなり強くなり。
『今年最後の現場が全国ツアーだった、でいいの?自分』とか思ったが最後、京都公演のキャンセル待ちに賭けることに。
ただ、キャンセル待ちの券自体も即完売で、秒で売り切れてしまうので、一瞬の勝負。そして唯一行けそうだった15日の昼夜のうち、なんと15日夜公演分が取れました。(ほぼ奇跡)
勿論、キャンセル待ちなので、行っても入れるか定かではなく、検索したところは入れなかった人もちらほら。でも、土日に並ぶより、平日の方がまだ可能性がある気もしてて。
先にキャンセル待ちで入れた友人にもたくさん相談したうえで、弾丸京都行きを決めました。
あの時、背中押してくれなかったら、もう舞台は諦めてた気がするので、友人には感謝してもしきれないです。
そして、急に「明日、休みます」と言ったにもかかわらず、快く休ませてくれた会社にも感謝してます。
〜当日〜
迎えた15日。
朝、『もし、入れなくても京都自体を、この束の間の休息を楽しもう』という気持ちで新幹線に。
ここんとこ死ぬほど仕事しかしていなかったのもあり、新幹線での長距離移動が、良い意味でリフレッシュになった気もしていました。
13時。駅について、まずは京都劇場の下見。
ちょうど昼公演が始まったくらいに現地についたので、結構人もまばらで写真が撮りやすかったです。
ちょうど記事ヘッダーに据えてみましたが、いい感じでした。
『夜、ここにまた来れますように』と祈るように思いながら、新幹線で立てていた旅程をこなすべく、車折神社へ出発。
・車折神社
実は今回の目的地でもありました、車折神社。
去年もイナズマロックフェスのために京都に宿泊してて…その時は行けたら行こうと思いつつたどり着かなかった、車折神社。
タワーレコードさんで売ってる車折神社のお守りをずっと持っていたのですが、本物にお参りするのは初でした。
有名な玉垣も見てみたくて、正門くんの名前を探しに。
電車で付近まで到着し、歩いて神社へ。修学旅行生のお嬢さん方が入って行かれたあと、鳥居をくぐりました。
神社って1つの敷地の中にいろんな神様が祀ってありますよね。
ひとまずお参りして、正門くんの舞台が怪我なく終わるように祈って、お守りとか買ったり、玉垣探したり。
正門くんの玉垣、とっても目立つところに置いてあって、そして隣が樹くんだったのもテンション上がりました。(ただの樹担)
今回、ツアー期間中に持ち歩いていた、タワレコの推し活お守りを京都にも持って行っていたので、せっかくだし、と思って古い方は神社に納めて、新しいものをいただいてきました。
で、もう1か所くらいお参り行こうかな、お守りが可愛い下賀茂神社とか…って考えていたりもしたのですが、時間もギリギリ着きたくないし、お腹が空いてたのもあって急遽行先を変更。ご飯を食べることにしました。
・運命の出会い、たまごサンド
京都の雰囲気を感じられるような、良い感じの喫茶店ないかな〜って調べてて、めっちゃくちゃ雰囲気のいいお店に出会いました。
最高に美味しいたまごサンドにも。
店の雰囲気も相まって、空間の全てが素敵で。
曇り空、時々雨なーんて天気でしたが、それすらもこの雰囲気に合わせてくれていたのかなと思いました。
時間帯が良かったのか、ちょうど空いていたのもラッキー。
にしても、みたことない分厚さの卵焼きだったなあ。
かぶりつくの、結構難しくて、でも2種類のソースをいっぺんに味わいたい気もしたりして。半分に割って食べてみたり、一気に食べてみたり。
持ち帰りもできますよって言われたのも納得のボリューム。
ナポリタンも食べたかったなあ、1人だったので今回は断念。
しっかしお店の雰囲気が本当に良すぎて。
なんか忙殺されて無くしてしまっていた人間の心を取り返せる旅でした。
ここまでで割と来て良かったなあ〜って気持ち。
主な目的は舞台だったはずなんだけど、リフレッシュ旅として大満足。
お腹も心も満たされました。
舞台前のソワソワ
お腹と心が満たされたところで、旅の主目的。
ドキドキしながら京都劇場へ。
京都タワーと写真撮ったり、ちょうど楽屋からも見えるみたいですね。
17時ごろに着いて、たくさんの人が写真撮っているのを眺めながら。
「ここにいるみんなはチケット持ってるんだよなあ」という当たり前ながら、ちょっとした寂しさを感じつつ、友人に励まされながら、いざ入場待機列へ。
先行で当たってた人が入っていって、当日券持ってる人、立ち見の人が呼ばれて行って、キャンセル待ちの招集が始まりました。
番号を呼ばれて、順番に並んでいく。そして気づきました。
私がその回の最後尾ということに。
確かに結構ギリギリな番号な気はしていた。
でも番号とったけど来ない人もきっといる、と思って向かった現地。
実際欠番が結構いて、実質15番目とかそんくらいだったけど、でも自分が1番最後という事実に驚愕。
そして入れない可能性もある、と思ってもう心臓はバックバク。
あまり緊張しない性格なんですが、ここ何年かで1番緊張した瞬間でした。
キャンセル待ちの案内がはじまる。
この時点でもう開演15分前は切ってた気がする。
前の人から順番に呼ばれていく。最後、私だけになる。
開演8分前、「身分証出して待っててくださいね、一応、ちょっと待ってね」って言われて祈るように窓口の前で待機。
「ご用意できました」の声。もう泣くかと思いました。
つい、案内してくださってたスタッフさんに、『福岡から、一か八かで来たんです…入れるんですか…』って言ってしまいました。
今思えば結構ダルいやつに映っただろうなあとも思うのですが、そんな顔せず、「結構いい席ご用意できたと思いますんで、楽しんでくださいね」って送り出してもらいました。
席位置とか全く予習しないまま、何なら立ち見だと思って、ずっと立ちっぱなしでもいいような格好をしていきましたが、ど真ん中に席をご用意いただき、世界中に感謝しました。
舞台自体の感想については、前半で書いていますので割愛します。
とにかく本当に良い作品だったのは間違いない。
舞台が終わって~京都旅を通して感じたこと~
京都って町の不思議さは、同じく正門くんの出演作、ドラマ『京都のお引越し』でも触れられていました。
ドラマ『京都のお引越し』では俊也が美大出身ながら就いている仕事にモヤモヤしつつ、みたいな描写があって。
でも京都の従姉のもとを訪ねて、京都の街を歩く中で自分を見つけていってるのが印象的だったのですが、どことなく京都という街にはそういうパワーというか、自分を在るべき状態に調律してくれる空気を感じて。
なんかやっぱ自分の面白い、見たい、会いたい、に忠実に生きていたいなあと思ったし、自分のほしい、は自分で手に入れるしかないなあと。
今回の舞台も、まず行動を起こすか否かで自分の運命は変わっていたわけでう。そう思うと、結局動くか、動かないか。
そして「いつだって選択肢はある」し、それを決めるのはいつだって自分次第なんだな、と思ったりしました。(たかだか舞台見にいくだけで壮大すぎる)
舞台が終わって~番外編~大阪・福島区でハシゴ旅
京都劇場が駅直結なので、帰ろうと思えばその日の終電で帰って来れたのですが、せっかく関西まで来たんだし、ということで。
同期卍会が大阪でハシゴ酒をしていたお店に行ってみたい!と思い立ち、Xのフォロワーさんにお声がけしてみました。
お仕事とかあるよなあなんて思ってましたが、なんとフットワーク軽く出てきてくださり、念願の大阪・福島区でハシゴ酒の旅を開始。
土地勘もある人と動けたのが大助かりでした。感謝しかない。
スタート地点はやっぱり行きたい!そして立ち飲みって言ってもどんぐらい飲めるんやろ!と思いながらハシゴ酒スタートさせました。
(今思えば交差点逆サイドやな…まあいいや)
そしてもう1軒、今度は海鮮を頂きましたがこちらも非常に美味でした。
ハシゴ酒のステッカーと旗を見つけて思わず写真を撮りましたが、時間が閉店間際だったのもあり、お客さんいないから、とお店の方のご厚意で3人が座っていた席で、写真も撮らせていただきました。
閉店間際に面倒なオタクにお付き合いいただき、福島の暖かさを実感…。
急にお声がけしたFFさんも、めっちゃ付き合ってくれて、一緒に楽しんでくれて。最後、梅田近辺で解散したのが深夜2時半でした。まあ9時ごろ京都でて、落ち合ったのが22時とかで開始も遅かったですが、サシのみで4時間弱はオタクってすごい。
私のフッ軽さ(キャンセル待ちにかけて京都に飛ぶ行動力)に引いてましたが、正門くんの舞台を日帰りで見に行ってる同志でした。
オタクってどこまでもフッ軽だし、推しが絡むと途端に友達増えるなあ。
今振り返って思えば、Aぇのハイタッチ会で横並びだったのも運命だったと勝手に思っています(ダル重発言)
改めて本当にありがとうございましたー!!
終わりに〜鬼長いnoteを読んでくださったあなたへ〜
そんなこんなで、舞台を見たい、そんな気持ちから思い立って飛んだ関西。
急に、仕事もまあまあ押している中で決断していっただけの意味がある、 良い空気を感じて、良い舞台見て、良いお酒飲んで、良い出会いもあって。
良い時間を過ごしました。
と、同時に感じるのは、『推し』という原動力の大きさ。
「好き」の気持ちだけで、賭けのように3万払って大阪に行ける自分がいるなんて。
正直、彼氏に「会いたい」って言われても、九州から大阪までこんな無茶して行きません。(私の性格なら「そっちが来いよ」ってきっと言う。)
でも、舞台を見たい、現場に行きたい、ライブが見たい、その気持ちが私を仕事へ奮い立たせてくれていると思いました。
何より、推しの、正門くんの、Aぇ! groupの仕事に対する向き合い方が、同じ社会人として励みになっているなと常々感じます。
本当にいつも輝いていてくれて、アイドルでいてくれてありがとう。
今回、そんな感謝の気持ちも記録として残しておきたい、正門くん、あなたのおかげで素敵な京都旅ができて、素敵な出会いがあったし、あなたのおかげで出来た思い出がたくさんあります、というのを改めて言葉にして残したくて、このnoteを書きました。
全ては自己満足です。
驚くことに、前半のあらすじ等を含んで1万字を超える、謎の超大作noteになりました。
でも、楽しかった、面白かった、の言葉だけではなく、たくさんのものを見て、感じて、吸収できた。
そんな良い旅へのきっかけをもたらしてくれた正門くんへ、この感謝が少しでも届きますように。
そしてこんなに長い、自己満足の、私の葛藤(?)みたいな私情も詰め込んだ思い出日記を、最後まで読んでくれた画面の前のあなたにも大きな感謝を。
勢いで書き上げて、UP深夜になってしまったのも良い思い出ですなあ。