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靴試着旅① 1〜39足目

こんにちは。さとうです。

靴の試着100回チャレンジをはじめ、目をつけたハイブランドは一通り試してみることができました。

2日間で履いた靴は、39足。
思ったより数をこなせていました。

ここで一旦、特に印象に残った靴をまとめておきたいと思います。
(商品の画像は公式HPより引用しています。)

試着旅のしおり

本題に入る前に、わたしの試着旅に欠かせないツールをご紹介します。
わたしはとっても忘れやすい人間です。履きたい!と思っていた靴、気になるなと思ったブランドなど、ページを閉じるとすぐに忘れてしまいます。

そこで、スムーズに試着旅を実行すべく、「Google スプレッドシート」を活用することにしました。

販売場所(百貨店)・ブランドごとにまとめています

作成は、パソコンが圧倒的にやりやすいです!
スマホはお店に入る前に「ネットで見てたのどの靴だっけ?」とカンニングする&お店を出てすぐに感想をメモするくらいしかできません。

もちろん、スマホの中に商品ページのスクショがあるのですが、いかんせん量が多過ぎて……。百貨店の廊下で「次どこ?どの靴??」となるのが億劫なことと、試着忘れがないようにできると、すぐに感想のメモができる(あとでどの靴の感想がこれ?とならない)ことで、面倒だけど作ってよかったなと思いました。

さて、そろそろ本題にまいりましょうか。
2日間で39足を試着してみて、特に印象に残った4足と感想を記しておきます。
(表でいうと、全体評価5をつけた靴です)

フェラガモ ottone

上から見るとほんの少し丸みがあり、可愛いのです!

可愛すぎる。この場で買うところだった。足にもしっくりきたし、鏡を見なくてもわかったこのしっくりさ、、
元々靴を専門にやっていたブランドなので、歩きやすい靴には定評がありますとのこと。足がデカく見えず良い。

スプレッドシートのメモ

https://www.ferragamo.com/shop/jpn/ja/women--10/シューズ/モカシン-ドライヴィング・シューズ--10/モカシン-758468--10

試着旅を始めて、8足目でした。
ネットで見ていた時からいいなと思っていましたが、まさかこんなにもしっくりくるとは……!まさに「家から履いてきたみたい」だと感じました。

鏡で全身をチェックするまでもなく、ソファに腰掛けた状態でも「似合っている」ことがビシビシ伝わってきました。

実際に鏡の前に立ってみても、とても自然。わたしが富豪ならこの場でお買い上げしていましたが、なんせ普段はGUの2290円の靴を愛用している(GU大好き、最高です)ので、フェラガモ1足でいま履いているGUは55足買えます

100着にも程遠いですし、まだまだわたしには履かねばならぬ靴があるのだ……!と名刺をいただいてお店を出ました。

(店員さんはさすが関西の方で、ポイントもつきますのでと教えてくださいました。ハイブラでもポイント付くんだ!と驚き。超耳寄り情報ありがたかったです)

TOD'S レザーローファー

ボルドーの色味が絶妙でかわいい!

ボルドー。予定外だけど可愛いすぎる。。。こっちがしっくりきすぎて、オリバンダーシューズ。若干足が痛いけど、馴染んでくるそうです。ローファーならこれがいい!!!!一度、スーツで履いてみるほうがいいかも。

スプレッドシートのメモ

https://www.tods.com/jp-ja/レザー-ローファー/p/XXW59C0IS40SHAR810/

今回は、「毎日履きたい!と思える靴」を探しているので、毎日履く=仕事でも使える、が絶対条件です。スーツで働いていますがそこまでカチカチではないので、若干遊び心のあるデザインでも許される職場です。

とはいえ、持っているスーツが全て黒基調+私服は全て黒のため、今回も「黒の靴」と設定して旅に出ていたのです。

トッズでも同型の黒でと思っていたのですが、店員さんが「黒はあいにく在庫がなく、色違いのボルドーであればサイズ感を見ていただくことはできます」と持ってきてくださった靴が、まさにドンピシャ!!

USJのウィザーディング・ワールド・オブ・ハリーポッター内にあるオリバンダーの杖で、ピッタリの杖を持った瞬間''テテ-ンテレ-テ-テレ-テ-♪''とメインテーマが流れてぶわっと自身が輝く、あの感覚です。

わたしにとってこれが、オリバンダーシューズだ!!と感じました。

予想外の感覚にワナワナしている私に、店員さんは何度も「とてもお似合いです!」と声をかけてくださり、快く写真も撮ってくださりました。

オリバンダーの笑顔が浮かび「もうこの靴でいいかも……」という気持ちになりましたが、「このすぐ下に構えているGUCCIを履かずしては決められない」と強い気持ちでお店を後にしました。

またいつでも履きにきてくださいね、というお言葉に甘えて、こちらも今度はスーツで来店しようと思います。

余談ですが、名前の登録をする際に、わたしのイニシャルに「T」が入っていることに触れ「トッズのTでもありますので、イニシャルがTのお客さまであえてTモチーフが大きく入っているデザインを選ばれる方もいらっしゃいますよ」と教えていただきました。イニシャルで持ち物を選ぶ、ということはわたしにはなかった発想でしたので、いい勉強になりました。

GUCCI ヨルダーン

美しい・・・

足に馴染むが、正直フェラガモとの違いがわからない。一日立ち仕事で、立ちしゃがみを繰り返してもしんどくないらしい。若干横に広がるのが気になった。見た目がやはり美しい。この靴って指差した瞬間、お姉さんの瞳が輝いたのを見逃さなかったよ

スプレッドシートのメモ

https://www.gucci.com/jp/ja/pr/women/shoes-for-women/mocassins-for-women/flat-loafers-for-women/womens-gucci-jordaan-loafer-p-786016AADCW1000

1日目の夕方、この日最後に履いたのがヨルダーンでした。
トッズのオリバンダーシューズの次だったことと、この時点で20足くらい履いていた+慣れないハイブランド巡りで疲弊していたこともあり、試着直後のメモには「正直フェラガモとの違いがわからない」と書いてありました。

このnoteを書いている今(2日目終了時点)では、いやいや違うから!と思えますが、残っているメモからは疲労が伺えますね……笑

あとから写真を見返してもそれはそれは美しく、長い間、多くの人に愛されてきた理由が分かります。そんな靴にわたしが足を通しているなんて……
しかも、合わない靴を履いた時の「靴にわたしという物体が刺さっている」感じは微塵もなく、自然に、なんでもないことかのように、ヨルダーンはそこにいました。

そして、靴と同様にとても印象的だったのは、接客してくださった店員さんもまたヨルダーンを履いていらして、とてもGUCCI愛に溢れていたことです。商品の説明をしてくださっている間、店員さんの目はきらきらと輝いていて「GUCCIが好き!」と顔に書いてありました。
2日間で39足を履いてなお、この店員さんの弾む声や仕草、音楽やエアコンの空気がわたしの身に残っています。そのくらい、素敵で印象深かったです。

ちょうど京セラ美術館でGUCCI展が開かれていることも教えてくださりました。ぜひ行ってみようと思います。

DIOR Miss dior パンプス

上品で美しくて、可憐で素敵!

親指がちょっと当たる。入れていた足が緊張でキュッとなっていた。みためほどヒールも高く感じず、一日中履けそう。ゴールドのラインがとても可愛い、脱ぎたくないと思った。家から履いてきたみたいに似合ってる。とても自然。泣きそうだった。
わたしのサイズは国内に3足しか在庫がなく、クリスマスシーズンで購入希望の人が多いため、本当に欲しいなら早めに連絡をと。

スプレッドシートのメモ

https://www.dior.com/ja_jp/fashion/products/KDV268VNI_S900

わたしはDiorの世界観がとても好きで、Diorの作る「美しさ」をとても美しい、と感じます。
ブランドに疎いわたしでもずっと知っていて、憧れだったDior。
少し前から「大きな仕事が片付いたら、新しいDiorのお化粧品を買うぞ」と決めて仕事を頑張れる。そんなブランドです。

当然、バッグやお財布も前々からチェックしていたのですが、到底ポンと払える金額ではなく……。人生で一度くらい手にしてみたいなとぼんやり考えていました。

そんな時に出会った自問自答ファッション。

これだけの工程を踏むと「ここまで真剣に考えて行動した」と言う充実感が生まれます。時間をかけるだけ確実に「自分は選び抜いた」と実感が持てるのです。(中略)「そうなの、ついに巡り合ったの!GUCCIとPRADAも履いてみたんだけど結局一番しっくりきたのがファビオルスコーニでさぁ」と聞かれてもいないことをノリノリで話し出してしまうでしょう。

あきやさんの記事 https://note.com/jimon_jitou/n/n31eee3a59465

例え購入には至らなかったとしても「MISS DIORも履いてみたんだけど〜」と、自分が選び抜いた最高の靴に巡り合うための道程として、履いていいんだ……!

履いて、いいんだ……!

実は、普段はGUかユニクロで全ての服を揃えているわたし。
ZARAやGAPに行くのも勇気がいるくらいなので、ハイブランドのお店に足を踏み入れるのはわたしにとってかなりのビッグイベントでした。

それでも「試着旅のスタートは絶対Diorがいい!」と、MISS DIORパンプスの画像を手に勇気を出してお店へ行ってみたのですが、

「申し訳ございません、当店には在庫がなく……(隣県)でしたらご用意があるのですが……」

わーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

そのままDiorで他に気になっていた靴を試着させていただき、「近々(隣県)に行く機会があるので、その時に寄らせていただきます」と伝えて退店したのでした。

そして翌日、満を辞して教えていただいた店舗に向かいます。
昨日いただいたメールにMISS DIORパンプスのことも載せていただいていたので、メールの画面を入り口の店員さんに見せ「試着がしたいのですが」と伝えると、店内に案内してくださりました。

「持って参りますね」から待つこと体感10分ほど。
再度現れた店員さんが一言「申し訳ございません。お客さまのサイズは先ほど売れてしまいまして……ひとつ下のサイズならございますが、ご試着なさいますか」

なんと間の悪いことかと思いましたが、「この靴を履かずして、新しい靴を買うわけにはいかない」と思い、少し小さめのもので試させていただきました。

すると、たしかに親指が当たる感覚があるのでサイズは合っていないものの「これはわたしの靴だ!」と自然と気分が上がり、何度も鏡の前でくるくるしてしまいました。脱ぎたくない、このまま履いて帰りたい。

ヒールは見た目ほど高く感じませんでしたし、ゴールドのラインが上品でとってもかわいい!ストラップも太めなので着脱時に引っかかりすぎることもなく、見た目も自然。足が大きく見えることもありません。

ただ、仕事用と思うとちょっと華美すぎるかも。仕事着でもう一度履きたい。
店員さんにそう告げると、少し苦い顔をされたあとに「これからクリスマスシーズンに入り、お求めになる方が増えます。お客さまのサイズは国内に3足しか在庫がごさいませんので、お早めにご連絡いただいた方が良いかと思います」と教えてくださいました。

12月末に大きな仕事が終わるので、そのご褒美に買おうと思っていた自己評価靴でしたが、クリスマスのことを完全に失念していました。(これは本当に大きな学びだと思います。店員さんありがとう……!!)
きっと他のブランドも同じだと思うので、購入時期を考え直さなければならないかもしれません。

わたしの求める「最高の靴」

ここで、わたしが靴に求める条件を見直してみようと思います。

・色は黒(もしくは深い色)
・スーツにも合わせられる
・ヒールはないか、低め
・たくさん歩ける(その靴で一日ユニバにいけるか?)

試着旅1・2日目を終えて、追加で条件にいれたいこと。
・着脱が容易
仕事でサッと着脱しなければならない場面が考えられるので(いうて月1〜2程度ですが、その時は突然くるのです)、着脱が容易であることも候補にいれなければならないなと思いました。
そのため、ストラップ付きは(見た目は可愛いけど)今回は外します。

・金具がついている
私服がいつも全身ブラックコーデなので、アクセントが欲しいなと感じています。実際目がいくのも金具が付いているものばかり。
必須条件ではないですが、加えてみました。

・足が大きく見えない
24.5〜25cmの靴を履いていて、靴にボリュームがあると足がものすごく大きく見えてしまうのが悩みです。
全身のバランスを見て、足だけが大きすぎるように見えてしまうものは省いてしこうかなと思っています。

さて次は、もう少し価格帯を下げて色々履いてみることにします。

それでは、また!


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