
ジバンシィ、大女優にも愛されたラグジュアリー
こんばんは!
健太です。
今回は、新しいCEOが発表されて話題になったジバンシィを紹介していきます。
フランスの老舗ラグジュアリーブランドであるジバンシィはどのようにしてモードブランドとしてイメージが作られてきたのでしょうか?
■下積み時代の人脈
創業者であるユーベル・ド・ジバンシィはファッションの道を志し、最初に赴いたのはクリストバル・バレンシアガでした。
しかし、バレンシアガのディレクターであるルネーに門前払いをされてしまったジバンシィはその後、ジャック・ファスやロベール・ピゲ、エルザ・スキャパレリのもとで働きました。
そうした下積み時代に築いた人脈を活かし顧客がついたこともあり、立ち上げから成功しました。
若くから成功したジバンシィはどのようなスタイルを世に発信してきたのでしょうか?
■サイズに捕らわれないという概念
ジバンシィの服は着る人が自由に動けるようにシルエットに締め付けるという概念がありませんでした。
どんなフォルムでもウエストはゆったりしていて、衣服を身体に合わせるようなデザインでした。
そうしたゆったりとしたスタイルを象徴しているのがセパレートでした。
上半身と下半身を分けることでウエストのサイズに捕らわれず楽しめるスタイルを生み出したのは、女性を解放するというメッセージも込められていたと言われています。
■おわりに
オードリー・ヘプバーンにも愛されたジバンシィ。
そのラグジュアリーなブランドは、時代を彩り続けたことは間違いありません。それが下積み時代や人脈がきっかけだったことはなんだか面白いですね!
次回はそんなジバンシィの憧れの存在だったバレンシアガを紹介していきます。
それではまた!
服部 健太